まゆみに脱がされることに気を取られていて、斉藤に呼ばれた立川と並木が教室を出ていった事に気づかなかった智子だったが、彼らが椅子を一脚持って教室に入ってきたのを見て、これから自分に何をしようとしているのかが何となくわかった。 
その椅子は木製の背の低い椅子だった。 前脚が座面の上の方にまで伸びていて、曲がりながら肘掛け部分につながっている。 そして肘掛けが斜め上方向に背もたれ部分にまでつながっている。
要するに一本の木の棒が前脚から肘掛け、背もたれになっていて、それが反対側にまでグルッと回って反対側の前脚になっているのである。

「ま、まさか....それで私を!」
「さて、どうしましょうかねぇ....ご希望通りのことをしてあげましょうか?」
その時、二の腕をつかんでいた手が突然離れ、手首からブラウスとブラジャーを一瞬にして抜き取った。
「あっ!」
虚をつかれた智子は反応することができず、またも逃げるチャンスを逸してしまった。
脱がされたブラジャーとブラウスは生徒達の手に渡り、智子から一番遠い床の上に放り投げられた。
「もしなんとか逃げ出せたとしてもパンツ一枚の格好で逃げ出すことになりますけど、その方がいいですか?」
「あ、当たり前でしょ!」
「オッパイを見られても大丈夫かもしれないけど、素っ裸で逃げ出せますか? まゆみ、パンツを降ろすのよ!」
智子はまゆみの顔を凝視していた。
最後の一枚だけは降ろされたくない。 その気持ちをまゆみに伝えたくてまゆみの顔を見ていたが、涙で濡れたまゆみの顔は智子の顔を見ようともしなかった。
背後で手首に冷たいものが触れたのに気づき、そちらに目を転じた時に腰の薄布にまゆみの手がかけられた。
手をつかんでいる生徒にいつの間にか手錠が渡されていて、智子が顔をそちらに向けた時に右手首に手錠がはめられたところだった。

ガチャッ! ギギギギッ.....

「やめて! 手錠なんか.....はっ!」
パンティが降ろされる気配に顔を前に向けると、まゆみが中腰になってパンティを降ろそうとしているところだった。
「まゆみちゃん! それだけは! お願いよ!」
前に気を取られていると、今度は背後で左手が右手側に寄せられ、左手にも手錠がかけられてしまった。
前後で別々に行われる行為に智子はまったく対処できず、ただされるままに後ろ手に手錠をはめられ、助けるべき女子生徒にパンティを降ろされてしまっている。
絶対絶命であった。 手錠をはめられた時点で逃げる術を失ったといっても過言ではない。
ハイレグのパンティはひっかかっていた腰骨から外され、ゆっくりと降ろされていく。

手錠で両手の自由を奪ってしまったので、一人は智子の両の二の腕をつかんで上半身が動かないようにするだけで事足りる。 智子の手を押さえていたもう一人の生徒が教卓をつかんで窓際に運び始めた。

本来であれば若草が茂っている恥丘がついに顔をだした。 後少しで恥ずべき肉割れが生徒達の視線に曝されてしまう。
「イヤよ! もう止めて! みんな、お願いよ!」
「先生、もう諦めなさいよ。 どんなにあがいたってこの学園からは逃げられないんだから」
教卓のあったところに立川が持ってきた椅子を置く。
「さて、お披露目のステージは整ったみたいね」
「!」
まゆみが智子のパンティを太股の半分ぐらいまで一気に降ろすと、しゃがみ込みながら膝の所まで降ろし手を放した。
「イヤーッ!」
「おおぉ~っ!」
教室がどよめいた。
一糸まとわぬ全裸にされた智子は顔を背け、屈辱と恥辱に耐えるしかなかった。
椅子が智子の真後ろに運ばれ、両肩をつかんでいた生徒が智子の肩を後ろに引っ張った。
「キャアッ!」
智子はよろけ、両脚を前に投げ出すようにして椅子の座面に尻餅をついた。
まゆみの隣にいた美帆が、智子の足にまとわりついていたスカートとパンティを奪い取ると床に投げ捨てる。
そして両脚を押さえていた生徒と並木が智子の足首をつかむと思い切り左右に引っ張った。
「ダメェッ!」
脚を開かされまいとして智子は内腿に力を入れて踏ん張った。
内腿はピッタリくっついたままだったが、膝から足首までは左右に開かされてしまっている。
男子生徒は完全なる開脚を目指し、足首を更に左右に引っ張っていく。
ゆっくりと、徐々に内腿が離れていく。
「お願い! やめてぇ....」
息を止めて身体中の力を振り絞って内腿を引き絞る。 生徒達の情け容赦のない仕打ちに、内腿の肉が筋肉の緊張でブルブルと震え始めた。
「ダメッ....ダメェッ!」
ピッタリと閉じ合わされていた太股が5度、10度というようにゆっくりと開いていく。
智子の目の前の席に座っている女子生徒の目に智子の肉裂が少しずつ見え始めた。
息が苦しくなり素早く息を吐き出した時の、力が抜けたほんの一瞬、膝頭がガクンッという感じで大きく開いてしまった。
「イヤァ~~ッ!」
智子の絶叫が教室に響き渡った。
「先生、もっと見えるようにしてやるよ」
並木は開いた智子の脚を更に大きく開くように力を入れて引っ張ると、肘掛けに太股部分を載せてしまった。
「だめ~ッ!」
低い椅子に倒れるようにして座ったために、かなり浅く腰掛けた状態で両脚を肘掛けに載せられると股間を思い切り前に出した状態になってしまう。 媚肉どころか裏門までが丸見えだった。
「は、離して! イヤーッ!」
「おい、これ使え!」
智子の両手の手錠も斉藤が用意していたものだったのだが、今度はロープを美帆に手渡した。
「お披露目中に先生が逃げないように椅子に縛っちゃいましょうね」
美帆は太股のちょうど真ん中辺りにロープを巻き付けると肘掛けに頑丈にくくりつけた。 そして反対側の脚もくくりつけてしまう。

智子は生徒達の手で全裸に剥かれ、両手を背後で拘束され、ついには両脚を大きく広げた姿で椅子にくくりつけられてしまったのだった。
太股の部分を椅子の肘掛け部分に固定してしまうと自然と脚が大きく左右に広がってしまい、更に股間が前に突き出されてしまう。
智子の股間は広角のV字型で肘掛けに固定され、恥ずべき肉の裂け目が完全に丸見えになり、ついに生徒達の前で女の道具が完全に剥き出しになってしまった。
「み、見ないで! 見ちゃイヤァッ!」
頭をうち振って屈辱に耐える智子を尻目に齋藤と美帆は大きく開いた智子の股間をのぞき込んだ。
「斉藤先生! 吉田先生がオマンコの毛を剃ってません!」
「うん? どれどれ.....おっ! 本当だ!」
「これはお仕置きですね!」
「もちろんだ! 吉田先生、これでお仕置きは2つですよ」
逃げ出すどころか動かすことが出来るのは頭と膝から先だけだった。
「お仕置き.....」
お仕置きといわれて昨日のまゆみの姿が脳裏をよぎった。
生徒達に弄ばれていたまゆみの姿が目を閉じた瞼の裏の自分の姿と重なったとき、美帆の細くて長い指が智子の肉ビラを開き、サーモンピンクの中身を剥き出しにした。

教室に入ってきた斉藤は後ろ手にドアを閉めると満面の笑みを浮かべた。
「離して! 許さないわよ!」
つかまれた腕をふりほどこうとしても運動で鍛えた大柄な男子生徒の力に小柄な智子がかなうはずもなかった。
つかまれる前であれば、得意な空手で生徒を倒すことも可能であるが複数の男性に両腕をつかまれてしまった今となってはどうしようもない。 しかも生徒に暴力を振るってしまえば潜入の目的が達せられない可能性が高くなってしまう。
(どうすれば....どうすればいいの?)
「おい井口、これを持ってろ」
斉藤は手にしていたデジカメを92kgの巨体の井口に手渡した。
「さて、それじゃあまずは吉田先生にヌードを見せてもらうことにしよう」
「やめて! みんな目をさまして!」
智子の左右に寄り添うように立った二人の生徒が智子の二の腕と手首を大きな手でガッシリとつかみ、もう一人が智子の背後でかがんで両足首をつかんでいる。
足首をつかんでいる生徒はかがんだ姿勢で力が入らないのか、両手ほど強く足首をつかんでいなかった。
(私を脱がそうとしたら、蹴っ飛ばしてやるから)
智子はこのぐらいの力でつかまれているのであれば、前に立った相手に蹴りを食らわせるぐらい出来ると思った。
「それじゃあお披露目を始めましょう! 吉田先生のお披露目のエスコート役は誰にしようかしら....」
美帆の言葉に反応して男子生徒達が一斉に大声を上げた。
「俺、俺!」
「木島、オレにやらせろよ!」
「美帆! 頼むぜ!」
「そうねえ....それじゃあエスコート役はまゆみにお願いするわ!」
全員の目が岬まゆみに向けられた。
「.....」
自分が指名されたことにまゆみは気づいていなかった。
「おい、岬! おまえが吉田先生を裸にするんだってよ!」
「まゆみはいつも脱がされてばっかりいるから、今日は脱がす役をさせてあげるわ」
「で、出来ません....そんなこと...」
智子は両手をつかんでいる手をふりほどこうと、両手を振り回そうとしたがビクともしない。
「待って! 岬さんにそんなことさせないで!」
「まゆみ! 早くしなさい! やらないとあんたを脱がしちゃうわよ!」
まゆみはハッとして美帆の顔を見た。
「裸にされたくなかったら早く吉田先生を脱がすのよ」
「で、でも.....」
まゆみは教卓の前で身動きできない状態で立ちつくしている智子の方に顔を向けた。
<みどりさん.....私どうしたらいいの....>
「福本君、まゆみを先生のところに連れていってあげてくれる?」
「おう!」
まゆみの隣の席に座っていた生徒は立ち上がるとまゆみの背中を小突いた。
「ほら、行くんだよ。 それともオレに脱がしてほしいのか?」
「イヤです....そんなんじゃありません....」
「ほら、早くしろよ!」
まゆみは背中を押され、よろけながら智子の目の前に連れてこられた。
脱がそうとする相手を蹴ってやろうと思った智子の目論みは呆気なく崩れ去ってしまった。
一矢を報いるどころかターゲットのまゆみに大人しく脱がされなくてはならない羽目になってしまった智子は絶望で目の前が真っ暗になった。
「まゆみ、3数えるうちにやらなかったらあんたが一番嫌いなアレをやるからね!」
「イヤッ! それだけは....吉田先生...ごめんなさい...」
まゆみは涙を流しながら智子のブラウスのボタンに手をかけた。
「岬さん、ダメ! そんなことしないで!」
「私だってこんなことしたくないんです! でも....やらないと私
が.....ごめんなさい....」
ブラウスのボタンがまゆみの手で一つずつ外されていく。
オフホワイトのブラジャーがブラウスから顔を見せた時に美帆がまゆみの側に近づいた。
そして智子のブラウスの脇をつかむと、スカートから引き抜いた。
「イヤァッ!」
「ボタンが外しやすいようにしてあげたわよ、まゆみ! パンツまでちゃんと脱がすんだからね!」
そう言うと一歩下がって、側にいた齋藤に何事か囁いた。
「お仕置きは何をするつもりなんですか?」
「え? ああ....これを使おうと思ってるんだが、おまえどう思う?」
そう言って齋藤がポケットから取りだしたのは細身のバイブレーターだった。
「これ....アナルバイブですか? 面白そう.....」
「前用のバイブも持ってきてるから、面白い見せ物が見られるかもよ」
「でも、お仕置きは1つしか出来ないですけど....」
「なぁに、すぐにもう一つ追加されるよ。 いつもの事だ」
すでにブラウスのボタンは全て外され、Aカップのブラジャーが生徒達に丸見えだった。
「先生、さっきと違うブラしてますね。 私たちが勉強している間に着替えなんかしてるなんて私たちに失礼だと思わないんですか?」
「そうだよな! 給料泥棒だぜ!」
「どう思いますか、斉藤先生」
「う~ん...みんなの言うとおりだな....これは吉田先生にはサボった分、お披露目に力を入れてもらわないとイカンな。 オイ、立川! 並木!」
「はい!」
「ちょっとこっち来い!」
「何ですか?」
「ちょっと耳貸せ..........」
斉藤が二人の生徒に指示をしている時に、まゆみの指がスカートから離れた。
バサッ!
「ダメッ!」
智子の白いブラウスは生徒につかまれている両手首のところにまとわりついていて、上半身はブラジャーだけの状態になっていた。 そして今度はスカートまでも重力に負けて、生徒につかまれている足首にまとわりついている。
「吉田先生ったらパンツまで着替えてる。 誰に見せるために新しい下着にしたんですか?」
「あ、汗を....汗をかいたから着替えたのよ!」
「私たちなんか汗をかいたって着替えなんかできないんですよ。 もう少し生徒のことも考えてください!」
「そうだよな! そんなに汗をかいてパンツが汚れるのが嫌だったら着なけりゃいいんだよな!」
「そうよ!」
「まゆみ! ブラはどうしたの!」
「....はい....」
オフホワイトの3/4カップのブラジャーのフロントホックにまゆみの指がかかった。
「まって! 岬さん!」
「先生、ごめんなさい!」
まゆみの言葉が終わるか終わらないかという時に智子のブラジャーは真ん中から真っ二つに割れ、左右に広がった。
中からは桜色の乳輪と乳首を可愛くあしらった小振りな乳房が顔をだした。
「だめ! 見ちゃダメェッ!!」
「ほほぉ~っ...何度見ても可愛いオッパイですなあ、吉田先生。 私の手だったらすっぽり隠れてしまいそうですよ」
「あ、あなた達! 手を! 手を放しなさい!」
自分の身体を身動きできないようにしている生徒に向かって強く言っても彼らはなんともないような顔をして、握る力を更に強めた。
「何を言っても無駄ですよ、吉田先生。 みんな先生のお披露目を楽しみにしてるんですから」
美帆が智子のブラジャーの肩紐部分を肩から外すと、ブラジャーは両腕の滑らかな肌の上を滑り落ち、ブラウス同様手首のところで垂れ下がった。
上半身は完全に裸にされ、ついに智子の身体を覆っているものはオフホワイトのビキニのパンティだけになってしまった。

授業が始まる数分前には3階のフロアーについた智子だったが、廊下には誰もいなかった。
2年1組は階段の目の前なのでチャイムが鳴ってからでも十分に間にあう。
智子は中の様子を伺おうと後のドアに耳をつけたが、中はシーンとしていて誰もいないような感じだった。
ドアの上の小窓から中を覗こうとしても小柄な智子では、背が届かない。
(おかしいわね....誰もいないのかしら?)
ドアを細めに開けようとしたときに6時限目の始業のチャイムが鳴り出した。
智子は小走りに教卓側のドアの方に歩いていくと、大きく息を吸って力強く吐き出すとドアを開けて教室の中に入った。
生徒達は神妙な顔をして席に着いていた。 全員が智子の事をジッと見つめている。
(何なの、一体....)
「起立! 礼! 着席!」
席を立つ音と座るときの音がガタガタと教室中に響き渡る。 
智子は教卓の所に来ると生徒達を教壇の上から見回した。
「それでは6時限目を始めます。 教頭先生から国語の授業ではなくホームルームをするようにと指示がありました。 まず最初に自己紹介をしたいと思います。
 最初は私から....」
「待ってください!」
クラス委員の木島美帆が立ち上がって智子を制した。
「どうしたの、木島さん?」
「目上の先生が先ではなく、私たちが先に自己紹介するのが普通だと思います。 ですから、先生は私たちの後にお願いします」
「そ、そう...? 私はどちらでもいいけど....」
「それでは出席番号順に自己紹介してください」
男子生徒が待ってましたとばかりに勢いよく立ち上がった。
「相田健一です! 部活動はバスケ部に所属しています。 身長186cmです、以上!」
「葵直道です。 部活動はバレー部で、身長182cmです。 好きな女性のタイプは吉田先生みたいに小さい人です」
生徒達から笑い声があがった。
「ありがとう。 でも、そんなに大きかったらいつも上を向いていなくちゃいけないから、首が曲がっちゃうわね」
「井口栄です。 部活動には入っていません。 体重92kgです」
男子生徒が元気よく自己紹介をしていく。
「松尾孝です。 部活動はしていません。 身長は167cmです、以上」
(よく見ると松尾先生に似ているのね。 線が細い感じがするし、なんだか女の子みたい)
男子生徒達の自己紹介が続いていく。 男尊女卑の学校だけあって、出席番号は男子が先で女子が後になっていた。
「浅沼香です。 チアリーディング部に所属してます。 身長158cm バスト84 ウェスト60 ヒップ85です」
「ちょ、ちょっと! 身体のサイズなんて言わなくていいのよ」
「いえ、これは学園の決まりなんです。 女子は自己紹介する時はスリーサイズを言わないといけないんです」
「それも校則なの?」
「はい、校則です」
「続けます! 石崎さゆりです。 バレー部です。 身長168cm バスト83 ウェスト59 ヒップ87です」
「.............」
この学園に来てから2日だが、不条理を通り越して犯罪行為に近いものをたくさん見てきた。
女子生徒が自分のスリーサイズを大きな声で、当たり前のように言っているのは智子には理解できなかった。
女子生徒としてはスリーサイズぐらいでお仕置きをされてしまっては仕方がないということで言っているのだろうが、それにしてもあまりに普通すぎた。
「木島美帆です。 2年1組のクラス委員をやっています。 部活は拷問研究部の副部長をしています。 身長163cm バスト85 ウェスト58 ヒップ85です」
(拷問研究部....この娘が副部長?)
女子生徒の自己紹介が続いていく。
「岬まゆみです......部活動は拷問研究部です.....身長は164cm バスト84 ウェスト58 ヒップ85です....」
まゆみは他の女子生徒達と比べて極端に小さな声で自己紹介をした。
「山本真喜子です。 部活はバスケ部です 身長165cm バスト81 ウェスト61 ヒップ85です」
「吉田先生、以上です!」
「はい、ありがとう.....人の名前を覚えるのが苦手なんだけど、早いうちにみんなの名前と顔が一致するように頑張ります」
女子生徒は首にピンクのリボンを付けている。 ピンクのリボンは2年生の印なのであろう。
「それでは、吉田先生の自己紹介をお願いします」
「それでは改めまして、吉田智子です。 以前は東京の学校で体育を教えていました。 そのときは女子バスケの顧問をやっていたんですけど、学生の時は背が伸びるようにってバレー部に入っていました。 背が小さかったのでセッターしかやらせてもらえなかったですけど」
生徒達は一言も喋らずに真面目に智子の話を聞いている。
(へんな校則が無ければ普通なのよね.....)
「年齢はあんまり言いたくないんだけど、27歳です。 背が小さいからなのか童顔のせいなのかわかりませんが、年相応には見られたことは一度もありません。
 こんなところかしら....」
「先生、身長とスリーサイズを教えてください」
「え? 私も言わなくてはいけないの?」
「先生でも校則は守らないといけないんですよ。 先生も女性なんですから、ちゃんとスリーサイズを言ってください」
「校則だったわね....わかったわ....身長152cm バスト な、79 ウェスト57 ヒップ83 .....です」
「それでは一通り簡単な自己紹介が終わったので、吉田先生の事を更に詳しく聞きたいと思います」
「更に詳しく? どういう意味なの?」
「聞くというと語弊がありますね。 聞くんじゃなくて、見せてもらうんです」
「見せて....まさか...それって....」
「この学園には生徒用と教師用のデータベースのデータがあるのは吉田先生もすでに知っていると思いますが、この学園にいる全ての人たちは男性であれば顔と性器の写真、女性であれば顔と胸と性器の写真を寸法入りで登録しないといけない決まりになっているんです」
「まさか....それを今やろうというの....?」
「そのまさかです。 今までは教師の場合は直接の先輩か上司が撮影することになっていたんですが、今年から校則が若干変わって、着任してから1週間以内に担任するクラスがない場合は校長先生が、クラスがある場合はクラスの生徒達が学内システムのDBに登録する画像データの取得と細部の実寸値を計らなければならなくなったんです」
「イ...イヤよ....そんなの...」
「私たちはお披露目って言ってるんですけど、吉田先生にも私たちにお披露目をしてもらいます」
「わざわざ斉藤先生の許可を取ってまで6時限目の授業をなくしたはこのためだったの!」
「そうですよ。 でもこれは教頭先生の指示なんです。 吉田先生だって授業を始める前に教頭先生の指示でホームルームをやるって言ったじゃないですか。 ということは吉田先生もお披露目を受けることを教頭先生に指示されていたって事ですし、納得しているという事ですよね?」
「わ、私は教頭先生にそんな指示をうけていないわ!」
「それじゃあどういう指示を受けたんですか?」
「だって木島さん、あなたが....! も、もしかしたら、そういう意味だったって言うの?」
「もちろんですよ。 生徒達と仲良くなるようにって言ったじゃないですか。 
そして自己紹介をしなさいって。 裸になって全てを曝すことがこの学園でクラス担任になった先生の自己紹介であり、第一歩なんです!」
美帆の一言で大きな音を立てて運動部に所属している体格のいい男子生徒が数人立ち上がった。
「ま...待って...だめよ...そんなこと...」
智子はホワイトボードの方に後じさりしながら、ドアの方を横目で見る。
(ここで駆け出せば逃げ出せるわ)
今の智子にはこの場を逃げ出すことしか頭になかった。
すでに局部を写真に撮られ見られていたとしても、直接見られたのはさゆりと岡本だけである。
生徒達に見られることだけは避けたかった。 なんといっても同性の女子生徒にだけは惨めな姿を見られたくない。
智子は立ち上がった生徒の中で廊下側の生徒が前に出てくるのが若干遅いのを見て取ると、ドアに向かって駆けだした。
生徒達は智子が逃げ出すとは思っていなかったようで、生徒達の虚をついた智子はあっさりとドアにたどり着くことができた。
智子はドアを開け、廊下に飛び出した。
「キャアッ!」
廊下に飛び出したはずの智子が教室の中に転がり込んできた。
小柄な身体は床の上を転がり、結局智子は周りを男子生徒達に取り囲まれてしまった。
開いたドアの向こうには国語教師の斉藤が立っていて、まくれ上がった智子のスカートの中を見つめている。
智子は廊下に出たときにドアの外にいた斉藤に突き飛ばされたのだった。
男子生徒達は智子の腕をつかむと教卓の方に引きずっていく。
「や、やめて! 離して!」
「校則を破って逃げ出すなんて教師のすることじゃありませんよ、吉田先生。これはお仕置きですね」

智子が教官室に戻るとさゆりはプールの授業でいなかったので、智子はPCに電源を入れて松尾のデータを参照することにした。
ログインして松尾という名前で検索すると表示されたデータを見て智子はビックリした。
「松尾先生の弟なの? 信じられない...松尾孝っていうのね...」
教師の松尾美佳がこの学園に来たのは弟の孝が入学する半年前である。本来であれば美佳は1年が経っているのでこの学園から解放されるはずなのに、そのままこの学園に居続けている。
(弟さんのことが心配で学園に残ったのね.....)
実の弟があれだけお仕置きに対して反対していれば、教師である姉の松尾美佳に対して何らかの罰則が科せられそうである。
「....彼はお仕置きは一度も受けていないみたいね....それじゃあ松尾先生も孝君のせいでお仕置きを受けたりはしてないのかもしれない.....」
智子は松尾孝のデータから、クラブには入っていない事と体育の授業は全て見学しているという事だけしか情報を得ることが出来なかった。
(さっき助けてもらったし、夕方にでも彼の所にお礼を言いに行こうかしら....)
「部屋は男子学生棟の621号室ね.....2年生と3年生の男子が個室で1年の男子と女子は相部屋なのね....こんなところでも女子を差別してるんだわ....」
その時に智子は、生徒の人数のことが気になった。
「たしか講堂で見たときには生徒は300人ぐらいしかいなかったわ....女子が6割ぐらいで....2年1組は30人ぐらいしか生徒がいなかったから.....1学年3クラスぐらいしかないの?」
智子はクラスの少なさに初めて気が付いた。
「いくらなんでも、それじゃあ教師の数が多すぎるんじゃないの?
智子は潜入する前に読んだ学園の資料の内容を思い出した。
「確かもう少し生徒の数が多かったわよね....とすると、全員が講堂に来てなかったという事なのかしら」
智子は教室に行ったのが2年1組が最初であり、それも遅刻しないように走って行ったので教室の数にまで気が回らなかったのである。
(とにかくおかしなところが多すぎるわ....脱出の際の障害になる可能性のあるものは的確につかんでおかなくては....もっと調べないといけないわね)
智子は今日はもう授業が無かったので、コンピューターで色々と調べてみようと思った。
部活に関しては部員名や活動報告などはデータとして存在していなかったが、予算と収支報告だけは探し出すことができた。
自分が部活巡りをすることになった6つの部を見ていると、1つの部だけ桁が他の部と2桁違う予算が計上されている。
「拷問研究部に何でこんなに予算が必要なの? それに予算が足りなくて追加で予算が組まれてるわ....どういうことなの、一体?」
それ以上の事は権限がなかったり、データ自体が見つからなかったりで、智子は20分近く使ったにも関わらずほとんど情報が得られなかった。
(やっぱり自分の足で調べるしかないのね....)

壁に掛かっている時計を見ると6時限目が終わるまで20分ほどの時間があった。
「どうせ授業がないんだから部屋に戻ってシャワーを浴びようかしら....下着も汚れちゃってるし....」
智子は岡本に怪しいクリームを塗られ、犯されたことを思い出してしまった。
「イヤな事を思い出しちゃったわ....早く部屋に戻ってシャワーを浴びなくちゃ」
智子はPCの電源を落とすと自分の部屋に戻り、シャワーを浴びた。
髪を洗い終え、身体を洗っている時に昨日剃った翳りの黒い先端がポツポツと毛穴から飛び出ている事に気がついた。
(ちょうど丸一日経ったぐらいね.....)
「そうだ、明日の朝.....私の部屋に来るんだわ.....」
明日の朝から今日の午前中の授業の時のお仕置きが開始されるのだった。 3年の男子生徒が毎日智子の下腹部を綺麗に剃りにくるのである。
(本当に毎日来るのかしら.....毎朝屈辱に耐えないといけないのね....でもまゆみちゃんと私自身のためにも我慢しなければ.....)
身体を隅々まで綺麗にすると下着を取り替え、改めて化粧をした。
授業中に教師が着替えているのが生徒達に知られるのはまずいと思い、ブラウスとスカートはそのままにして教官室に向かった。

教官室に入った直後に2年1組の木島が教官室に入ってきた。
「吉田先生!」
「何? あ、あなた!」
その時に初めて木島の顔を間近で見て、この生徒が教室で自分のブラジャーを外した生徒だということに気づいた。
「私は、木島美帆って言います。 さっき吉田先生に言われて教頭室に言ってきました」
「そ、そう....あなたが木島さんね....ねえ...まだ授業は終わってないでしょ、どうしたの?」
「教頭先生に吉田先生を呼んで来なさいって言われたんです」
「教頭先生が?」
「はい。 6時限目は斉藤先生の国語の授業なんですけど、変更するからって」
「変更? どういうことなの?」
「1組の担任が決まったので、急遽ホームルームにするそうです。 吉田先生と私たちが一日も早く仲良くなれるようにっておっしゃってました」
「そうなの.....でも斉藤先生は何て言ってるの?」
「私が教頭室に言ったら斉藤先生もいらっしゃったんですけど、それでいいっておっしゃってました」
「それで何をしなさいとか言ってたの?」
「いえ、全員の自己紹介ぐらいしか言われてないです」
「わかりました。 それじゃあ6時限目に教室に行くようにします」
「それでは、宜しくお願いします」
木島はペコリと頭を下げると、校舎に向かって走っていった。
担任になったクラスの生徒達と仲良くなるのは必要なことであるが、話が急であることと教頭が言い出した事が智子には気になって仕方がなかった。
(あの教頭の事だから、何か企んでいるかもしれないわ....気をつけないと...)
時計を見ると5時限目の授業が終わるまで、あと2分ほどだった。
「遅刻しないように早く行かないと....」
智子は4時限目の保健の授業の時に2年1組の出席簿を使わなかったことに気づき、教室に行く前に職員室に寄ることにした。
校庭の1/3ぐらいのところで5時限目終了のチャイムが校庭中に鳴り響いた。

職員室に行くとかなりの数の教師が仕事もせずにおしゃべりをしていた。
女性教師は普段は職員室には誰もおらず、男性教師だけの職員室は智子にとって危険な場所の一つになっていた。
そして今も女性教師は一人もいない。
智子には女性教師に仕事をさせて男性教師は遊んでいるようにしか見えなかった。
入り口の側にいる教師が智子に声をかけてきた。
「吉田先生、どうしました?」
「あのぅ....出席簿の場所をまだ聞いてなかったもので....普段はどこに置いてあるのでしょうか?」
「出席簿ですか? ドアの横にありますよ」
振り返るとドアの横に棚があり、クラス名が貼られていた。
(1学年4クラスしかないわ....1クラス30人としても360人しか生徒がいないことになる....なんでこんなに生徒が少ないの?)
「あっ! ここにあったんですか。 ありがとうございます」
ドアが開き、授業を終えた教師達が職員室に入ってきた。
2年1組の授業を終えた数学の西川の姿もその中にあった。西川は2年1組の出席簿を棚に入れようとして、側にいる智子に気がついた。
「吉田先生、2年1組の出席簿です。 4時限目の出席は取らなかったんですか?」
「は、はい....実は生徒の間でお仕置きがあったものですから、それどころではなくて....」
「そうだったんですか。 私はまた、吉田先生が遅刻しそうになって出席簿を忘れたのかと思いました」
智子は痛いところを突かれて、ギクッとした。 智子が言ったことも西川が言ったことも間違ってはいない。
出席を取らなかった事でお仕置きされるのではないかと内心ヒヤヒヤしている智子を尻目に、西川は出席簿を智子に手渡すと自分の席に着いてしまった。
そしてタバコを取り出すと美味そうに煙を吐き出し、隣の席の物理の鎌田とおしゃべりを始めた。
智子はチャンスとばかりに職員室から抜け出すと、2年1組のある3階を目指してゆっくりと階段を上っていった。

教官室に戻るとさゆりが戻っていた。
「吉田先生、教頭先生がお呼びです。 教頭室に来るようにおっしゃってました」
「は、はい....わかりました。 何の用事か、言ってました?」
「特に何もおっしゃっていませんでしたけど、たぶんクラス担任と部活動の顧問の話だと思います:
「私、担任になるクラスを決めました....というか、無理矢理クラス担任にならされたんですけど....」
「それって、もしかしたら2年1組ですか?」
「ええ、さっきの授業の時に....」
さゆりの顔色が曇っていく。
「先生、あのクラスは一番たちが悪いクラスなんです。 それに学園内で一番お仕置きを受けている生徒と女子生徒を守ろうとしている男子生徒がいるし....先生にとばっちりが来ることは間違いないですよ」
(やっぱり....まゆみちゃんの言ってたことは本当みたいね...)
「でも....もう生徒達の前で言ってしまったんです....担任になるって....」
「それじゃあ仕方ないですね...十分注意してくださいね、吉田先生」
「はい、ありがとうございます....それじゃあ私...」
「あっ、そうでしたね。 ごめんなさい、引き留めちゃって...」
智子は教官室を出ると校庭を突っ切って校舎を目指した。
たった数日のうちに何度この部屋に来たのだろうか、智子は変態教頭の部屋の前でため息をついた。
コン、コン 
「どうぞ」
「失礼します」
ドアを開けると、そこには教頭と齋藤がソファーに腰をかけていた」
「忙しいところすまないですね...まあ、腰をかけてください」
教頭と齋藤は向かい合って座っていたので、智子は仕方なく齋藤から出来るだけはなれて隣に腰をかけた。
「どうですか、授業の方は?」
「え、ええ....校則がよくわからないので困っています....」
「まあ、あと数日すれば覚えますよ」
(それって、身をもってっていう意味でしょ、このスケベ男!)
「先生をお呼びしたのは、クラスの担任と部活動の顧問のことなんです」
「その件なんですが、もうすでに2年1組のクラス担任になってしまったんです。
 それから部活の方も保健体育研究クラブの顧問になってまして....」
「ほう、2年1組ですか...それは、それは...」
齋藤がニタニタしながら、智子の方を振り向いた。
「2年1組なら問題ないでしょう。 それではそのように登録しておきますから....それから部活動の方ですが、教員の数が足らないので複数の顧問になっていただく必要があるんです。ですから保健体育研究クラブ以外の部の顧問にもなってもらいます」
「は、はぁ....」
「それで、明日なんですが一日かけて部活巡りをして欲しいんです」
「部活巡りですか?」
智子はキョトンとした顔で訪ねた。
「吉田先生を部活の顧問に希望している部活が結構ありまして、明日は吉田先生にその部を回ってもらってテストを受けてもらいたいんです」
「テストですか?」
「そうです。 顧問の教師は生徒が決定する事になっていますのでテストをパスしないと顧問にはなれませんから、頑張ってくださいね。 でも、パスしたとしても生徒達が必要ないと言ってくるかもしれません」
「全部駄目だった場合はやらなくてもいいんですか?」
「一つも決まらなかった場合には罰を受けて頂きます。 もっと頑張って欲しいという意味を込めてですけども」
「罰ですか? 生徒達が選ぶのに...」
「まあ吉田先生だったら大丈夫だと思いますけど...」
「何をテストするのかわからないですけど、一つぐらいなら.....」
「そうですよ、活発で頭のいい吉田先生だったら問題ありませんよ。沢山あるうちの1つに合格すればいいんですから」
「でもテストの内容によると思いますけど...」
「たいしたテストじゃないから大丈夫だと思いますよ。ただ、この学園は生徒に対して教師が見本を見せなければなりませんから、運動部にしろ文化部にしろ生徒をある程度指導できないと駄目です。それを生徒達が確認するだけです。ただし生徒達のテストに合格しない場合、生徒達の期待を裏切る事になりますから生徒達から罰ゲームが言い渡されます」
(また、罰! 信じられない....)
「それでは、一つでも合格しなかったらそれら全部の部から罰があって、一つも合格しなかったという事でまたも罰をうけなければならないんですか?」
「そういう事になりますかな....」
「.......わかりました」
(全部合格すればいいんでしょ....やってやるわよ)
「そうですよ、大丈夫ですよ。 吉田先生」
「ところでどの部に行けばいいのですか?」
「現在顧問を募集している部は6つです。 ただ、部の存続が危うい程人数の少ない部がありますから、そこを除外します」
「6つですか!」
「今言ったとおり、全部ではありません。 そのうちの半分の3つを回っていただきます。ここに地図が書いてありますから番号の順番に行ってください」
「ということは....最初はバレー部ですね。 き、教頭先生、この拷問研究部というのは...?」
「確か、東洋、西洋の拷問について研究している部です」
(拷問研究部の顧問になるテスト? 合格しなかったら罰ゲーム...脱出不可能な監獄...いえ、姦獄ね...)
「こんな部がある学校なんて始めて聞きました」
「他にはコスプレ研究部なんていうのもあるんですよ。部に関していえば大学並みかもしれませんね」
智子は、一刻も早くこの場所から逃げ出したかった。
「ああ、そうそう....明日の吉田先生の授業は無しになりましたから、一日かけてテストを受けて下さい。 1つの部につき2時限が与えられていますから、テストと罰ゲームの両方で十分でしょう」
まるで、全部の部のテストが不合格になるような斉藤の言い草だった。
「ちょっと待って下さい。 顧問を募集している部の生徒は授業を受けないんですか?」
「明日は特別な日ですから、いいんです。 吉田先生は気にしないでくださ
い....あ! でも朝と授業終了時のホームルームは必ず出て下さい、いいですね」
「はい...わかりました」
「それからクラス委員の木島さんに、今すぐ私の所に来るように言って下さい。
もう授業が始まってますが、私の指示ですから吉田先生は気になさらないで下さい」
「木島さんですね、わかりました。 それでは失礼します」
智子が部屋から出てドアを閉め終わるか終わらないかという時に部屋の中から教頭と斉藤の不気味な薄笑いがドアの隙間から流れてきた。
その声を聞いて智子の背中からうなじにかけての産毛が総毛立った。
(早く....早く逃げ出さなければ.....)

教官室に戻る前に智子は教頭に頼まれた用事を済ますために2年1組に立ち寄った。
もう授業が始まっていたのだが、教卓側のドアをノックしてドアを小さく開けた。
「なんですか、吉田先生? もう授業中ですよ」
授業をしていたのは数学の西川だった。
「授業中申し訳ありません。 クラス委員の木島さんに至急教頭室に行くように言ってもらえませんか?」
「木島に....教頭室ですか?」
「はい、教頭先生が今すぐ来るようにと....」
「そうですか.....」
その時に西川はピンときたようで、アバタででこぼこになった顔を嬉しそうに歪ませて振り返った。
「おい、木島!」
「はい!」
「今すぐ教頭室に行って来い! 教頭先生がお呼びだ」
「....はい! わかりました」
「それじゃあ宜しくお願いします。 授業を邪魔して申し訳ありませんでした」
「ええ、全然構いませんから。 それじゃあ、もういいですね」
「はい、ありがとうございます」
智子がドアを閉めて階段の方に向かって歩いていくと2年1組のドアから木島が出てきた。
振り返って見ていると、前のドアから西川が出てきて木島に何事か話しかけている。
西川と木島が自分の方を見ながら嬉しそうな顔をしているのが妙に気になって仕方がなかった。

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