「だめ・・・よ・・・隆史くん・・・わたし・・・」
 ようやく隆史の腕の中から解放された葉琉奈は、さっと背を向けるように後ろを向いてしまう。
「俺は本気なんだ。それとも、葉琉奈ちゃんにはもう誰か好きな人が?」
「ううん・・・でも、こんな恥ずかしい格好まで見せてるのに・・・こうして隆史くんの前にいるだけで情けない・・・」
「そんなことないよ。今の葉琉奈ちゃん、とっても魅力的だよ・・・首筋だってこんなにすべすべしていて・・・」
 
 隆史は耳元にささやいて、葉琉奈の白いうなじに舌をはわせる。先ほどまでの行為で敏感になっていた葉琉奈は、そんな軽い刺激にも甘い吐息をもらす。
「あ、あん・・・そ、そんなこと・・・あうっ!」
「葉琉奈ちゃん、嫌なの?・・・それなら止めるけど。」
 
(隆史君って、こんなにまで真剣なんだ。私は・・・)
 自分を真っ直ぐに見つめる隆史の瞳、そして体全体を支配する熱情に、葉琉奈はゆっくり首を横に振る。彼女の同意に勇気づけられた隆史の左手が、少女の胸元に滑りこむ。堅くしこった乳首をいじり回す指の動きに、葉琉奈の口からかすかな喘ぎ声がもれる。
 
 そんな葉琉奈の体が、突然ぴくんっと弓ぞるように反り返った。隆史の右手がするりと内股の間に入り込み、愛液にししどに濡れた割れ目に侵入してきたのだ。胸とアソコの二段攻撃に、葉琉奈は肩まで伸ばした長い髪をばさばさと左右に振り乱して悶える。
 
「もう、服脱がしちゃうね。」
 隆史はそうささやいたかと思うと、さっと葉琉奈の衣と袴をはぎ取ってしまう。ブラジャーとパンティだけの姿を見られている、そんな恥ずかしさで葉琉奈の頬がみるみる真っ赤に染まっていく。彼女のそういう反応を楽しむように、後ろから少女の体を抱え込んだ隆史の両腕が、まだふくらみきれない胸に指をはわせる。
 体をまさぐる指は、だんだん下半身へと降りていく。ぴくぴくと震えるお腹を滑りおりた指先が、薄く産毛の生えたデルタゾーン、そしてピンクに色づいた秘所に到達した。尖りかけの肉芽を薄い包皮から剥きだし、くりくりとつまみ上げる。女の子にとって最も感じやすい性感体から発する快感・・・それに耐えられなくなった葉琉奈は、前のめりに倒れ込んで荒い息をつく。
 
「・・・はぁ、はぁ・・・あ・・・こ、こんな格好、恥ずかしいぃ・・・」
 四つん這いになった格好で喘ぎ声をもらす葉琉奈を背後から見つめる隆史・・・興奮に桜色に色づいた背中には、葉琉奈がいつも自慢していた長く細い絹のような黒髪が汗で張りついている。そんななまめかしいコントラストにも、隆史の心は高ぶっていく。
 
(と、とうとう・・・これが葉琉奈ちゃんのアソコ・・・)
 たまらなくなった隆史は、もう愛蜜でぐっしょり濡れたパンティに手をかけると、一気に引き下ろした。その瞬間、隆史の目の前に、外気に触れてぴくぴく蠢く葉琉奈のアソコがさらけだされる。興奮に左右に広がり始めた大陰唇の間から覗く処女穴・・・止めどなく流れ出す愛蜜の泉に、隆史はたまらず飲み干すように吸い付いていく。
「はんっ・・・な、なんか入ってくるの・・・」
 隆史の舌が胎内に侵入してくるのを感じとった葉琉奈は、お尻を左右に振って身悶える。柔らかな舌の感触は、まだ異物に慣れていない未成熟な膣壁を優しく刺激し、少女の体に未知の快感を引き出していく。
 
(あんっ・・・こんなとこ舐められてるのに・・・で、でも、気持ちいいようっ)
 更なる快感を求めて、葉琉奈の腰がアソコを強く押しつけるように自然と動く。そんな彼女の淫らな動作に、隆史の行為はますますエスカレートする。舌を引き抜いた隆史の目が、スリットの上の小さなすぼまりに引きつけられた。ぴくぴく収縮している菫色のアヌスを、じっとりと愛液で濡れた指先で揉みほぐす。今まで体験したことのない感覚・・・嫌悪感とそしてムズ痒いような快感に混乱した葉琉奈の下半身が小さく痙攣してるのがわかる。
 
「そ、そんなとこ・・・汚いよっ・・・だめっ・・・あん!」
「ううん、全然汚くなんかない・・・それに、葉琉奈ちゃんだってこんなに欲しがってるよ」
 隆史の指が、とうとう葉琉奈の腸内にずぶずぶと侵入してくる。菊の花びらにも似た肛門が指を食べてしまったような眺めに刺激され、隆史は奥まで挿入した指をぐりぐりかきまわす。排泄器官を縫われる、そんな予想もしなかった出来事に、葉琉奈の口から苦しげな吐息がもれる。
 
(くふっ・・・こんな恥ずかしいところで感じちゃうなんて・・・私、どうかしちゃってる・・・で、でも、がまんできないようぅ)
 アヌスを弄ばれて感じている・・・そんな淫らな姿は見られたくない。そう思った葉琉奈は、血が滲むほど唇を噛みしめて、もれそうな喘ぎ声を必死にこらえる。
 
 でも、それは無駄な努力だった。アヌスをほじくりまわす指に加えて、濡れそぼったヴァギナにも指が侵入してきたのだ。ぐしゅぐしゅという音を立てて、隆史の指が葉琉奈の大事な部分を犯していく。肛門と膣口・・・二つのヴァージンホールを同時に奥まで抉られる感触は、あっさりと葉琉奈の理性を吹き飛ばした。
 
「きゃふっ・・・それっ・・・と、とっても気持ちいいよう・・・ああぁんっ!」
 ひときわ甲高い声が室内に響いたかと思うと、跳ね上がった葉琉奈の体がぐったりと床に崩れ落ちてしまう。顔をつっぷしたまま肩で息をしている少女。そう、神に仕える巫女の淫らな姿態に、隆史の心臓の鼓動が一段と跳ね上がる。
(そうだ、葉琉奈ちゃんって巫女なんだ。だけど、もう止められないよっ)
 神聖なはずの存在を、清らかな神社の中で汚す・・・そんな罪の思いさえ、今の隆史にはアクセルにしかならない。
 
「ねえ・・・いいかな?」
(・・・とうとう、この時なんだわ・・・でも、後悔はしない・・・)
 ささやくような言葉に隆史の本意を感じとった葉琉奈は、苦しげな瞳を向けてうなずいた。隆史の両手が、葉琉奈のきゅっと締まったお尻をつかんで高く持ち上げる。隆史の目が、湯気がたちそうなほど濡れそぼったクレバス、そしてその中心、待ちわびるようにぴくぴく蠢いている膣口に引きつけられる。
 くちゅっという湿った音とともに、乙女の部分に自分の肉棒を押しつける。きれいなサーモンピンクの柔肉が包み込むように、隆史の亀頭を飲み込んでいく。
 
(あ・・・入ってくる、入ってくるよ・・・)
 隆史自身を胎内に感じたのと同時に、ぴきっという響きと激痛が葉琉奈の体を駆け巡った。純潔のあかし、処女膜が引き裂かれた時の想像以上の衝撃に、半開きになった葉琉奈の口からはか細い声がもれる。
 
「あふっ・・・あああぁ・・・」
 苦痛に必死に耐えている葉琉奈の瞳から、再びきらめく涙が流れ落ちた。そんな彼女の様子を気遣ってか、隆史はいたわるようにゆっくりと自分のモノを出し入れする。
 
 ぐしゅ・・・ぐしゅ・・・
 
 稚拙な、しかし優しさのこもった隆史の動きが、傷ついた葉琉奈の膣壁に徐々に快感をもたらしていく。アソコから浸透してくる熱い奔流に、悲痛だった葉琉奈の声がだんだんとつやっぽいものに変化していく。
「あん・・・いいようっ・・・なんで、こんな・・・でも・・・い、いっちゃう!」
「お、俺も、一緒に・・・・」
 ひときわ高い喘ぎ声ともに、葉琉奈は体全体をぴくぴく痙攣させて悶える。その瞬間、彼女のアソコがぎゅっと締めつける感触に、隆史も自分の全てを彼女の中にそそぎ込んでいた・・・

 騒がしい月曜日の教室。週末の出来事を伝え合うクラスメートを横目で見ながら、葉琉奈は、昨日のことに思いをはせていた。
 
 隆史の正気を奪っていた鏡の破片・・・帰宅した祖父に見せた時の驚きの顔が思い出される。祖父の話によれば、どうやら古代に作られた呪いの鏡らしい。持ち主の中にひそむ欲望を増大させ、何が何でも自分の願いを実現させようとする・・・そんな呪力が込められていたそうだ。
 
(なんで隆史くんがあんなものを・・・でも、呪いの鏡が縁結びしたってわけね。なんだか複雑な気分かも。)
 
 隆史との行為を思い出した葉琉奈が、少し恥ずかしげに苦笑いを浮かべる。そんな彼女に、隣でかしましくおしゃべりしていた友人達が声をかけてくる。
「ねえ、ねえ。葉琉奈のところの神社のお守りって、本当ににばっちりの効き目なの? 最近ちょっと噂聞いたんだけど。」
(そうだ! そういえば隆史くんもあのお守りを買っていったんだ・・・)
 友人の言葉に、葉琉奈はくすくす笑いをもらしながら答えていた。
「ふふふ。それはもう、ばっちりの効き目なんだから・・・私が保証するわよ!」