88cmの胸を見下ろしながら、こんもりと丸く盛り上がった右乳房の上で尖っ
ている桜色の乳首を右手の親指と人差し指でつまんでみた。
「んっ!」
思わず口から声が出てしまう。
つまんだ肉の蕾から発せられる電撃のような快感が雅の脳を痺れさせた。
(ひ、左は....どうなのかしら....)
左手も右手同様に左の桜色のエッチな蕾をつまんで転がしてみた。
「くぅっ!」
身体が勝手にピクッと反応してしまう。
両乳首は自分自身の指で丸い乳房の上で円を描くように転がされ、引っ張られて
いく。
まるで初めて手に入れたオモチャを楽しむように、雅は身体を快感に震わせなが
ら乳首を弄んだ。
その動きに完全にシンクロして、ビリビリと乳房の先端から身体に甘い痺れが広
がっていく。
雅は右手で乳房をガシッと鷲掴みにすると、指の間から飛び出た乳首を指の間で
挟み込んで乳房全体をゆっくりと揉みながら乳首を刺激した。
「はあぁぁぁ....」
さっきのビデオの女性のような声が小さな唇からこぼれ出た。
(これじゃあ、さっきの人と同じじゃない....ダメよ....早くやめない
と....)
しかし、すでに今の雅には止めることは叶わなかった。
左手も乳房をつかんで真ん中に寄せるように、上下に、そして回すようにして自
らの乳房を愛撫していった。
指の間から乳房があふれ、白い素肌が赤く染まっていく。
それでなくても白い肌を透かして見えていた静脈ががさらに目立って見えた。
「あぁぁぁん....くうぅっ!」
雅は目を閉じて、頭をうち振るった。 
(こんな...これが、気持ちいいっていう感覚なの?)
乳房から広がる甘い調べに酔っていて気づかなかったが、雅はオシッコが漏れる
ような、内腿をすりあわせてしまうような、やるせない未知の感覚に気づいた。
(なに...?)
股間がキューッというような、引きつるというか妙な感覚がする。
スウェットのパンツの上から股間を触った時に乳房と同等の、いや、それ以上の
官能が雅を襲った。
「はうぅっ!」
雅の白い喉がのけ反った。
(な....なに?)
汚い所、洗うとき以外は触ってはいけない所というように雅が思ってきた場所が、
震えるほどの快感を脳に送り込んできた。
雅の頭からは先ほどのビデオの映像は一時的に完全に消え失せていた。 雅の慎
み深い奥手な心が、自分の身体の反応に驚き、好奇心と快感の誘惑に負けようと
していた。
恐る恐る、もう一度股間を触ってみる。
身体がピクンッと引きつる。 もう止まらなかった。 ブラジャーを外して直接
乳首を触ったように、直接触ってみようと思い、ベッドの上でスウェットのパン
ツを脱いで床に放り投げた。
大人し目の白いショーツが腰にピッタリと貼り付いている。
雅は腰のゴムに手をかけてショーツを脱ごうとしたが、手が震えてしまう。
(ダメよ....そんな事したら...)
ショーツを脱いで直接股間を触るまでは怖くて出来ない雅は、ショーツの上から
股間を触ってみた。
中指が媚肉の中心にあてがわれた。
「あぁぁんっ!」
乳房や乳首の比ではなかった。 背骨を高圧電流が流れたように身体が引きつり、
震えた。
(す、すごい....こんな...こんな事してちゃ...ダメ....)
しかし中指は心を裏切るかのように、肉溝を前後にさすっていく。
すでにショーツのクロッチは雅の吐き出した甘い蜜でしとどに潤い、雅の中指の
腹を濡らしていった。
雅の中指にじわじわと力が加えられ、ゆっくりとそして確実にクロッチに深い溝
が刻まれていく。
「はあぁぁぁっ.....くぅん....」
切ない甘ったるい喘ぎが雅の可愛らしい唇から漏れ出る。
(ダメ....は、早く...やめないと......でも...あとちょっと
だけなら....)
雅は今度はためらうことなくショーツのゴムを下げると、ついにベッドの上で全
裸になってしまった。
壁際においてあるベッドの上で全裸になった雅は上半身を壁にあずけ、脚を開い
て右手を股間に這わせた。
濃い繊毛をかき分けると、潤った肉唇が指にからみついてきた。
「ほぉうっ!」
雅は皮を被ったままのクリトリスを中指で思いもかけず触ってしまい、あまりの
衝撃に腰が飛び上がってしまった。
雅が全裸になって股間に手を這わせていた頃、雅隆は2階のソファーの上で雅に
どう謝ったらいいのかと頭を悩ませていた。
「どうしようかな....いっそのこと、深雪姉ちゃんに相談してみようか
な....」
そんなことを考えている雅隆の事など、今の雅の頭の中からは完全に忘れ去られ
ていた。
雅隆の寝転がっているソファーのちょうど真下は雅の部屋になっていて、そこで
は、当の雅が未知の快感に打ち震えている最中であった。
「はあぁぁん....だ、だめぇ....も、もう....やめないと...ん
あぁぁっ!」
初めて味わう快感の渦に巻き込まれ、心ではやめようと思っても指は妖しく蠢き、
自ら濡れ開いた肉裂は激しく蜜を吐き出した。
クチョッ クチュッ クチョッ
雅の激しい指の動きに合わせて濡れた肉唇が指にからみつき、淫らな濡れ音を奏
でるのだった。


雅はあっけなく達してしまった。
知らないうちに皮を脱いでいたエッチなクリトリスを濡れた指でさすっただけで腰がビク
ビクと震え、背中を仰け反らせて2階の雅隆に聞こえてしまうのではないかとい
うぐらい大きな声を発して絶頂を味わった。
身体中を吹き荒れた嵐が去っても、雅はベッドの上で身体を振るわせて荒い息を
していた。
(今のがイクっていうことなの....? 止められなかった....で
も....気持ちよかった.....)
性に奥手な雅の初めてのオナニーであった。
しかし、快感が去っていき身体の芯が冷めていくと自分のした行為があまりにも
恥ずかしい行為であり、弟の雅隆と変わらないと自分を責めた。
(これじゃあ私、雅隆を叱る資格なんてないわ...だって、雅隆と同じことを
したんだもの....)
気持ちいいことが終わった後の反動か、次第に虚しさと後悔が雅を襲いはじめた。
 
オナニーに夢中になって頭の中から消えていた、先ほどのエロビデオの映像がまたも
蘇ってきた。
そして自らの恥ずべき行為がさっきのエロビデオの女性と重なった。
(私もあんな顔をしていたのかしら....あんな恥ずかしい声を出し
て....)
雅はシャワーを浴びようと思い、局部が濡れたままの状態でエロショーツを穿くとブ
ラジャーをせずにスエットを着て1階の一番奥にある風呂場に入っていった。
深雪からの電話を雅が受けてから2時間ほどで深雪が帰ってきた。
しかし雅は深雪が帰ってきたことすら気づかなかった。 シャワーを浴びていて
もあの映像が頭から離れなかった。 そして雅隆が握りしめていた屹立も網膜に
焼き付いていた。
深雪が2階に上がっていくと、ソファーの上で雅隆が軽い寝息を立てて眠ってい
た。 お腹の上ではクッキーも丸くなって寝ている。
雅隆とクッキーの可愛い寝顔を見て深雪の顔がほころんだ。 しかし、あまりに
も無防備な姿で寝ている雅隆を見ていると何かいたずらしてやろうかと思ってし
まう深雪だった。
深雪の切れ長の目がクッキーの乗っている下の方でピタッととまった。
「雅隆も男だねぇ....」
眠りが浅い状態なのか、雅隆のジャージは大きく膨らんで屹立の形をあからさま
に浮き彫りにしていた。
「お姉ちゃんはどうしたのかな?」
深雪はスーパーの袋をキッチンのテーブルに載せて、一通り片づけると階段を下
りていった。
雅と雅隆の部屋のドアが閉まっていて、その奥の洗面所で物音がした。
「シャワーでも浴びてるのかな?」
奥まで歩いて行くと洗面所のドアをノックもせずに開けた。そこにはバスタオル
1枚の姿で髪を拭いている雅がいた。
突然ドアが開いたのにビックリして雅の身体が瞬間強張った。
「きゃっ! .....深雪ちゃん、ノックぐらいしなさい!」
妹が自分の身体を舐めるように見ているのに気づくと、バスタオルで乳房と下腹
部を覆い隠した。
「あっ、ゴメン、ゴメン!....今日は面倒くさいからすき焼きにしちゃった
んだけど、よかった?」
「いいじゃない。 3人そろってご飯食べるの久しぶりだものね」
そう言った後に同じ食卓で雅隆と食事をすることを想像して、どうしようかと考
えた。
(どんな顔をして食事をしたらいいの....? 雅隆もきっと.....)
「どうしたの? 考え事なんかして」
「ううん....なんでもないの。 明日から食事は私が作るから今日だけはお
願いしていい?」
「別にいいけど....すき焼きなんか大したことないし....ねえ、何かあ
ったの? なんだかお姉ちゃん変だよ」
「えっ....? なんにもないわよ、何にも...」
深雪の切れ長の目に少し茶色がかった瞳が雅の嘘を探すかのように、雅の頭から
つま先までを観察していく。
「それだったらいいんだけど....それじゃあ出来たら呼びに来るね」
「悪いけど、よろしくね」
深雪が出ていった後の洗面所にはバスタオルだけの雅が一人残された。
「どうしたらいいの....?」
子供だった弟が大人になったのは嬉しいのだが、それと同時にこれから大人の男
としての弟とどのように接したらいいのか戸惑う雅だった。
階段を上がると、深雪は寝ている雅隆を揺すり起こした。
「雅隆、ちょっと...起きなさいよ...ほら!」
「あ...? 深雪姉ちゃん.....いつ帰ったの?」
雅隆が寝ぼけ眼で深雪のことをボーッと見ていると、深雪は雅隆の乗っているソ
ファーに浅く腰掛けて雅隆ににしか聞こえないぐらい小さい声で話しかけてきた。
「ねえ、お姉ちゃんどうしたの? なんかいつものお姉ちゃんじゃなかったけ
ど....?」
雅隆はガバッと跳ね起きた。
「え? お姉ちゃん、なんか変だった?」
「あんた、何か心当たりがありそうね。 何したの?」
「.....何をしたかって.....何もしてないけど.....」
雅隆は自分の行為を姉であり年上の女性である深雪に言うことが恥ずかしかった。
 うつむいてボソボソとつぶやいた。
「ハッキリ言いなさいよ! ねえ、どうしたの?」
「じ、実は....」
雅隆はモジモジしながら自分の部屋で起きた事件を深雪に語った。
「バカねえ、まったく....カギぐらいかけなさいよ!」
「だってお姉ちゃんが家にいるなんて知らなかったんだからしょうがないだろ!」
「それはそうだけど、それにしたってオナニーする時ぐらいカギかけるのが普通
でしょ!」
「.....まぁ....そうかもしれないけど....」
「お姉ちゃん、そういうのに疎いから結構ショックだったんじゃない?」
「どうしよう、深雪姉ちゃん。 謝っちゃえばいいかな?」
「謝るとかそういう問題じゃないでしょ。 雅隆だって男の子なんだから、オナ
ニーぐらい普通よ」
「う、うん.....」
「......それじゃあ私がお姉ちゃんと話してみるよ。 雅隆も高校生なん
だし、そういうのは普通なんだからって言えばいいんでしょ?」
「え、いいの? お願い、この通り!」
雅隆は深雪に手を合わせて頭を下げた。
「まったくもう....今度何かおごってよ!」
「うん、おごる、おごる!」
「それじゃあ夕飯の準備が終わったら、お姉ちゃんと話してみるわ」