最後の一枚に取りかかった二人ははさみをもって私に最後通告をした。
「じゃぁ、湧ちゃんの大事なところの一般公開でーす」
由香がふふっと笑う。
だんだんと近づいてくる恐怖に私は全力で抵抗したが、しっかりと押さえられて
いる上に、後ろ手に縛られ足も…
足もあさましく二人の前で大きく開かれている。
もし、こんな格好でパンティーをとられたらそれこそいやらしい所をおおきく開
いて見せつけるような格好になる。
そんなの…
「だめよ…、だめだったら、ねぇ、由香、お願い、あやまるから私が悪かったか
ら… いくらでも誤るしなんでも言うこと…」
私は言ってはいけないことを口にしてしまった。
すぐ雰囲気から分かった…
「バナナもってきましたよ」
加代子が随分とおくれてバナナを持ってきた。
私はその形を見るだけでぞっとさせられるものがあった…
あの果物に処女を捧げることなんかになったらそれこそ一生の恥…、いやもう、
雅之君に…、
見せる顔もなくなっちゃう。
「加代子、湧ちゃんがね。なんでも言うこと聞いてくれるんだって」
由香がにやりと笑う。
加代子が、その言葉をあっけにとられたように聞いて、またにやっと笑った。
一瞬不安を感じた私は最悪の事態をさけようと…
「処女を奪ったりしないなら…」
「私達の言うことをなんでも一生好きなだけ聞いてくれるのね?」
小百合がそう追い打ちをかける。
私はなんでもあやまるというつもりだったが…、もう遅かった…
そんな訂正をしたら絶対処女なんか初めから奪うつもりだったに違いないのだと
したら、きっと…
い、いやいやらしいことをされないなら、なにをされても大丈夫かもしれない。
裸なんか、お風呂で見せたじゃない…
う、うん…、大丈夫、そんなに苦しいことさせる前に由香達の事だから私のこと
なんか飽きちゃうに違いない。
「うん…」
私はそううなずいた。
「ふふっ、じゃぁ湧ちゃんは今日から奴隷ね…、私達のかわいいおもちゃ。一生
私達の命令に絶対服従するのよ?」
あと二年もすれば高校も卒業する…
そうすれば由香達に会うこともなくなるんだから、大丈夫よ。
「……うん」
私はもう一度うなずいた。
「返事は”はい”でしょ!」
由香が突然大声で怒鳴ったのでびくっと私は震えてしまった。
ここではいなんて言えない…
そうおもった…
「ふぅん、いわないの。ねぇ、加代子、バナナ貸して…」
その声に私はどきっとしたが、いくらなんでも由香達のいうことをきくとはいっ
たけど、絶対服従の奴隷の誓いなんてできない。
由香は加代子からバナナを受け取った。
「下着が邪魔よね」
私の股の間にさっとはいってきた小百合が、はさみを私のパンティーと肌の間に
食い込ませて…
「ごめんなさい…」
私はその恐怖に耐えきれずそう言った。
「ごめんなさい…、由香…」
なんとかこの場だけでもしのぎたかった…、いくらなんでもこんなところで処女
喪失なんて…
「やっと素直になれたようね。奴隷の湧ちゃん…」
後ろから声がした。
「普通、人間だから肉奴隷とか?」
その声に私は泣きそうになる。
完全に私は、人間ではなくってこの人達にはただの肉の塊…、反抗なんてしたら
どうなるかわかったものではない…
「じゃぁ、湧ちゃん、”私は一生、肉奴隷として命令に絶対服従をさせていただ
きます、どうか処女を奪わないでください”っていいなさい」
由香が得意げにそう言った。
私は…
「私は…、一生、に・・・く奴隷として命令に絶対服従を・・・」
いうしかなかった。
いや、私は一時の遊びという意味で、それでもこんな事を言わされるのは屈辱以
外のなにものでもない…
出も今言わなければ、
「させていただきます。どうか処女を奪わないでください…」
私はこの瞬間から完全に奴隷になってしまった気がした。
一度失われた反抗心は、とりもどすことができないほど恐怖という名の檻に閉じ
込められてしまい、奴隷として生きる道を選んだ。
のだって…
大切な物を失って生きるのではなく…
めちゃめちゃにされてもそれだけは守るしかなかった。
私には、それほど雅之一人に対してそうなるかともわからないのに、処女を守っ
ておくことだけが先行した…
少なくとも今、反抗したらこの雰囲気の中でなにが始まってしまうか分かったも
のではない。
「じゃぁ、さっそく命令ね。下着を脱いで裸になりなさい」
ついに…
言われるだろうと思っていたが、いざ口に出されると恐怖は何倍にもなった。
いまさら反抗するきにもならない。
だけど、従順に実行するほど勇気もない…
「自分で脱ぐのよ」
そういって小百合が足を拘束していたコードを切った。
まだ足首に巻き付いたままのそれが、なんともいままで自由を奪われていたこと
を思い出させるようで嫌だった。
ふと後ろの健一の力もぬけて、腕の自由を奪っていたガムテープも外され…
私は仮の自由を取り戻した。
まるで、鉄格子のはめられた檻の中で…
「いやぁ…」
私は誰にも聞こえない声でそう言って、心の中で泣いた。
足をすっと抱きかかえて、いままでめいっぱい広げられてみられていたエッチな下着姿を
思い出すだけで恥ずかしさと恐怖が戻ってくる。
「早く脱ぎなさい!」
その由香の声にびくっと私の体が震えた。
「ふふっ、そんなに恐いのかな、私も恐かったんだよ」
加代子がそう言った。
違う、加代子に私はこんな酷いことは…
そんなことを考える余裕は一瞬しかなかった。
四人に見つめられて、私は、勇気を振り絞って、パンティー一枚の姿で立ち上が
って胸を手で隠しつつ…
「”性奴隷の私の生まれたままの姿を見てください”って言ってみて」
由香がそう言った。
気が遠くなりそうだったが、私の意識は泣き出したいほどはっきりしている。
「奴隷の私の…、生まれたままの姿を・・・み、み、・…」
だめだ…
私言っちゃう。
「みてくだ・・・さい」
いつのまにか私は自分のパンティーに手をかけて、すっと下ろしていた。
そのちいさな布きれが落ちるとき、もうどうしていいのか、どうしてこんなこと
になってしまったのかわからなくなった。
ただ、一つ
確かなことはもう私は性奴隷として… 生きるしかない…
少なくとも今は…