お腹の中の感覚に私は驚いた。
気持ちいいとか、そう言う感覚ではなく、お腹の中の粘膜だろうか、それをいじ
くり回される感覚は何とも言い難いものだった…
「あああ…」
浣腸で緩くなっていた私のお尻はそんなものを受け入れる。
それは、小さな棒のような…?
視界が防がれているせいでよくわからない”何か”が私のお尻の中にどんどんと
入ってきた。
初めは痛い…
それは入り口の部分だけで中は思ったより緩い。
それでも私はお尻の穴で挿入された”何か”を思い切り締め付けている…
「やめてぇっ、やめてよぉっ…、お腹痛くなっちゃう」
私は泣きそうだった。
お腹の中に埋め込まれたその棒を由香がぐりっと動かす度に、痛さ、とも違う耐
えられない感覚だ。
いつの間にか私は腰を振ってしまう。
中でぐりっとその棒が動いて私はそれが何かを本能的に悟った…
由香の指だ。
そう思ってすぐその指が追加され、私のきついお尻の穴を無理矢理にこじ開ける
ようにぐりぐりと中に押し込んでくる…
「痛い…、痛いんだってばぁっ」
私の叫びは体に巻き付けられた布団にふさがれる。
周りが見えない。
その恐怖に私は心臓を震え上がらせて怯えた。見えない何かに後ろからお尻の穴
をいたぶられている…
「ああ…」
また私の甘い吐息が漏れた。
初めきつい穴を通り過ぎると中では不思議な感覚が待っているのだ。
気持ちいい・・・?
私をさんざんいたぶった指…?がぎゅるっと抜かれた瞬間私はそう思った。
「はぁはぁ…」
気持ちよかったかも知れない。
初め痛かった、でも出ていくとき…?
その一瞬の気持ちよさが忘れられないように私を襲う…
少ししてまた指が入ってきた。
「んっ…」
今度はだいぶすっと中に指が入ってくる。
由香はあろうことかその指をつかって私のお腹の中をこねくり回し始めた。
うわずった表情になりながらその粘膜をぐりぐりといたずらするような感覚に体
がだんだんと慣れて行くに連れて…
「お尻の穴で感じて来ちゃったかな?」
ふといきなり耳元で由香の声がして、私は飛び上がるほど驚いた。
外から布団を通して聞こえてきたその声に、我を失った私はそうかな? 私は感
じて来ちゃったのかなと思ってしまう。
「あっ…」
ダメ…!
こんなことされて気持ちいいなんて…
私はそんな体を許すことは絶対に出来なかった。
こいつらにこんなことをさせておくのでさえ私には許し難い行為だ。できれば今
すぐでもふんじばってやりたい。
「あああああっ、あっ…」
お尻の穴の感覚がだんだん激しくなっていく。
不思議…
変な感じ、例えばなにか癖になるお菓子のような…
そんな味だった。
「いやっ、やめろぉっ、やめなさいっ、もう私のことをおもちゃになんて…」
させない…
声は布団の中にこもる。
いや、その時は自分がいまなっているような気がした。
お腹の中の感覚は、思春期の私にとって自慰と同じ様な…
その感覚は、他の感覚をすべてうばわれそのお尻の中の粘膜をいたぶられる快感
だけを味わうことになった今、それ以上のものだった。
「んっ、いやぁっ」
お尻の穴からその二本の指?が抜けるとまたあの快感が呼び戻る。
甘くてほのかにくる、すこしお腹の中をかきまわされてちょっぴり苦しいくらい
の感覚だ。
「はぁはぁはぁはぁ…」
私の呼吸が荒くなる。
腕の自由を奪われていた私は汗をふき取ることも出来ず、布団にくるまって中の
熱さとともに体も熱くなっていく。
「そんなはずないのに…」
私はつぶやく。
こんなことで気持ちよくなったらまるで、由香の奴隷…
由香の思い通りだ…
それでも体は嘘をついてはくれない。素直になれば気持ちいいことは確か。
例えるなら…
下着をつけずに町を歩くような感じだ。
なにかいつもと違う、すーすーした感じは、どきどきして見付からないかとすご
く不安で緊張して興奮する。
私は自分の意志で、そんなことをしたことがあった…
そんなたった一度のいつかの思い出を思い出させるように、クセになるような感
覚だった、そしてその時もそうだったのを覚えている。
やめようと思って、私はやめた。
「どうして、どうし…、あっ」
優美の指はだんだんと私のお尻の穴を玩び始める。
「いやぁっ」
そう言っているのにも関わらず、由香も。
そして私の体さえもその快感から逃れようとはしてくれない。
「ああ…」
私がぎゅっとお尻の穴をしめると、堅く閉ざされている…はずの門の辺りがきつ
い感じで痛いように感じる…
だが、それさえもお腹の中の感覚に浸食され、私はだんだんと慣れるに連れて、
体が求めるようになった。
「うぐっ」
うめいても誰も答えてくれない。
答えてくれるのは由香と体の誘惑の声…
「もういい…、今日だけ…」
私は、その感覚に素直になる。
気持ちいいならそれでいい、今日だけ、こんなやつらには何日もひざまずくつも
りなんかないんだから、もういい。
私はあえぎ声を思い切り発する。
自慰の時とは違う、ほのかに快感がのぼっては降りていく。
もしかしたらこのまま頂上を越えることはないのではないかという感覚が、私の
お腹の中を駆け抜ける。
ひりひりとお尻の穴が痛い。
いいよね、今夜だけ…
こんなこと、絶対に今日だけなんだから…
そう思った。
明日になれば、学校に行かなきゃならない。体も自由にされるに違いない。
体が自由ならどうにでもなる。
写真なんか取り返す。
「あ、あ、・・・・・・」
私にだんだんと睡魔が襲っていく。
お尻を責められ続け、寝ることなど許されないかと思うほど…
眠ったのか、どうだったのか。
私はその由香に教えて貰った新しい不思議な感覚の渦の中でいつの間にか意識
がだんだんと薄れていくのを感じた。
「ふふっ」
由香の不適な笑みに私はすがる。
苦しみの中で生きるなら、快感の中でいきるほうが…
良いのかもしれない?