官能的なエロ小説

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センシュアル学園

私があこがれて入った高校。
三年前くらいに出来た学校らしく、私の家に宣伝の広告が回ってきたんです。
それで…
中を見たら制服もかわいいし。
それになにより、全寮制の学校で、山の中の静かな学校という雰囲気が好きで親
に相談して何度も頼んで入れて貰ったんです。
そして…
今日が入学式。
私は、家から荷物を持って電車に乗って…
その学校に着いたんです。
「はい、新入生の方ですね」
綺麗な女の人にいわれた方向に歩いていくと学校が見えてきた。
かなり小柄で、まるで私より背が低いかも知れないくらいの女の人。しっかりし
ていそうなところが好感が持てる。
イメージ通りの学校だった。
綺麗で…
あたらしいし、学校に登校している上級生の人たちの女の子の制服もすごくかわ
いくて、ちょっとスカートが短くてえっちだけど、それ以上に、みんな、すごく
綺麗な女の子ばっかりだった。
私も…
小学校ではそこそこかなと思っていたから。
ちょっと自信はある。
真っ赤な制服、深紅の赤い制服の上下に負けないくらい綺麗なみんな。
後ろを見て寮がある方向を覚えて、学校のある方向へと歩いていった。
もう敷地内なんだろうな…
広そうな学校だった。
校庭なんて、多分、都会の学校の何倍もある。
そして…
私は、学校の門をくぐった。
中にはざわめく新入生達がいた。生徒はどこも同じなのかな、ふふっ。
わいわいと楽しそうなみんなの仲間入り、ちょっと嬉しいな。
「ちょっと…、あなた制服貰った?」
え…?
もう配り始めてるんだ…
私はあわてて、その女の子にちょっと挨拶して、先生らしき人影の方にととっと
走っていった。
「えと、新入生の、川奈まゆって言います」
そう挨拶をしておじぎをした。
「はい、制服」
男の感じの良さそうな先生だった。
体つきなんかがっしりしていて、頼もしそうな先生だな…
そのちゃんと畳まれた制服を手に取ったときは、もう飛び上がるほど嬉しかった。
これで私も…
周りを見るとみんな着替えている。
あれ…
玄関口で着替えて恥ずかしくないのかな…
ちょっと不思議だった。
私は、なんとなくみんなに会わせて着替えようか…、更衣室と化している玄関口
に圧倒されて私もそのまま着替え始める。
見たところ…
女の子ばっかりなのなのかな、男の子は集合時間が違うとか。
制服のパッケージを破り…
私は満足げに、自分のものとなった深紅のセーラー服を、見て…
その辺りからだった、私の高校生活が崩れていったのは…
「あれ…?」
次にその制服のスカートを手にとった私は不思議なものを見た。
スカートとパンツと一体化してしまっている。
というか、スカートの腰の辺りに縫いつけられているようだった。引っかかって
いるのでないことはすぐに分かる。
明らかに、しっかりと縫いつけられて一つにされている。
「…?」
すぐには意味を理解できない私。
学校指定のパンツなんて聞いたことない…
一体どうなっているんだろう。
それに…
「えっ?」
ふぁっと男子生徒が目に入ってどきっとした。着替えようとしていたから…
しかも…
驚いたことにみんな男子生徒の前で恥ずかしがることもなく、いや、相当恥ずか
しそうにしながらパンツを脱いで下半身さらけ出しているのがいた。
うそっ…
一瞬に自分の制服が間違いでないと分かる。
よくわからないが、
「ほらっ、あなたも着替えなさいよ」
う、うん、と話しかけてきた女の子にうなずく。
で、でも…
ちょっと、いやかなりそんな着替えをするのははばかられた。
もちろんそれが序の口であることを知らなかったからでもある…
「うっ」
しかたない…
そう度胸を決めて、周りがみんな着替え終わった頃に、私は勇気を振り絞って、
荷物を下ろすと着てきたスカートを脱いだ。
ううっ…
予想道理パンツ姿になっただけでものすごく恥ずかしい…
女の子だけならともかく、男の子の姿もちらほらあるのを知って余計にそうだ。
すぐやっちゃえば大丈夫よね。
その辺の楽観さが私を助けて、私はさっさと着替えることにした。
ささっとパンツを脱ぐ…
どきっ!
私は自分の下半身を露にして予想以上にドキドキした。
早く着よう…
そう思って、制服のスカートをさっさと身につける。
パンツが…
あれ?
私はそのスカートを身につけてその異常な履き心地に心臓を貫かれる思いだった。
「えええっ…」
おどろいた私はスカートの中に手を入れてみると、やっぱり…
驚いたことにパンツには真ん中にピアノ線のようなものが通してあって、私の、
その…
えっちな所をまっぷたつに割ってパンツがめり込むようにしてあった。
みんなこんな変な制服を普通に着ているのだろうか?
「???…」
意味が分からない私に、入学式のアナウンスがかかる。
あ、後で切っちゃえばいいよね…
そう割り切ってとりあえずは我慢することにした。
「新入生は体育館に…」
ぞろぞろと歩き出す新入生の面々。
女の子はみんなそうなのか異常な履き心地の制服にみなちょっとこまったような
表情を浮かべているのがそれとなく分かる。
男子はそうでもないようだった…
あ…
ちょっと男の子の同じ位置の部分を想像して顔が赤くなる。
こんな線が入れてあったら痛そうだな…
そんなことを考えて顔を赤くしながら、体育館へと入った。
綺麗な体育館。
イメージは中から見てもそうだった。
大きな、ちょっと都会では考えられない大きさに度肝を抜かれる。
「すごい…」
みな同じ感想を持ったようだった。
そして…
入学式が始まる。
なんとなく男女別に並んだようで、前が女の子だった。
横一列。
人数が少ないせいでそうなってしまう。
股の間を不自然に通るピアノ線に気を取られているせいか、いっそう後ろから男
の子の視線を恥ずかしく思いながら立っていた。
あんまり面白くない入学式…
それはどこでもそうらしく校長先生らしき人の話がながながと続いた。
ちらっと後ろを見る。
男の子もみんな、ちょっといないようなハンサムな子が多い。
どちらかというと頭の良さそうな人たちだった。
女子は定員割れなのに、男子の競争率はすごく高いというのはあまり私の住んで
いたところではめずらしいことではなかったが…
ちょっと驚いてしまう。
ちゃんと試験を通ってきたんだろうな…
ちょっとなにもなしに来れてしまった自分がちょっと悪いような気がした。
そうして…
私の恐怖の高校生活一日目が始まる。

「えー、最後に、男子生徒は前の女子生徒に渡しておいた器具を装着させること
それが出来たものから解散」
不思議だ、教頭先生も若い。いや、特別若いわけじゃないんだけど、少なくとも
30代くらいだろう。そんなことを考えながら、始業式を終える。
教頭先生らしき人が最後にそう付け加えた。
え…?
一瞬私の心が危険を知らせ…
!?
「い…いやっ」
背後に気配を感じて咄嗟に私は軽い悲鳴を上げる。
「ほらっ、おとなしくしな」
恐怖さえ覚える低い声。
そんな声が聞こえてくるかと思えば、私の両腕をがっちりと見知らぬ男につかま
えられてしまう。
やぁっ…
大声を上げようかとも、一瞬考えたのだが周りの女の子がみな静かにそれを受け
ているのをみて、私も声を出さず抵抗するだけにとどまる。
私が抵抗してもさすがに男の力に叶わない…
あっというまに服の上から”器具”を装着させられてしまった。
「あれっ? なに…?」
装着すると両腕が後ろで止められたまま動かせなくなった。
て…じょう?
一瞬、その想像に頭が真っ白になる。
周りを見ると周りの女の子も、まるで私の状況を連想させるように手錠がしっか
りと背中にまわした手に繋げられていた。
「う…そ」
何をされるかと思えば、その男はさっさといなくなった。
私にはそいつの顔を確認する暇もない。いや、普通の男の子だった、別に気が狂
っているわけでもなんでもないのがすぐ分かる。
まるで、急いでいるように…いってしまったのが見えただけ…
残ったのは腕の自由を奪われた女の子だけ…
いったいどうなってるんだろう?
全然、意味が分からない私、いきなり入学式に股をひきさくようなパンツのくっ
ついたスカートの制服かと思えば、手錠をかけられ…
分からないに決まっている。
しかたなく、私はみなと一緒に体育館を出ることにした。
手錠をかけられているので、なんどもバランスを崩しそうになって、あの股をひ
きさいているパンツのせいでだんだんと体が熱くなってきたからだった。
ううっ…
ひどい。こんなことされるところだったなんて…
思わなかった。
いや、こんな所がこの世にあるなどとは、もはや思わなかっただろう。
でも今私は現実に手を拘束されている。
「ね、ねぇ、これからどうするの?」
隣の女の子に聞いてみる。
「パートナーの男の子見つけて、寮にはいるんだって…、なるべくいい人見つけ
たいよね。お互いに…」
にこっと笑ってみせるその女の子。
私同様? ううん、わからないけど、かわいい女の子だった。
女の子にとってかわいい女の子は男の子にとってもそうとは限らないんだろうけ
ど、スタイルもいいし…
私の顔はそんな言葉に顔が引きつってしまう。
寮…
男の子と?
男女で組になって寮にはいると言うことなのだろうか…
私の頭の中に不気味な音楽が流れる。
「はやくみつけないといい男の子取られちゃうよ…」
そう私に言うと、焦っているのかささっと人混みの中に紛れ込んでいってしまう。
さて…
どうしたものだろう…
とりあえず寮に行ってみよう。
もしかしたら、あの女の子の聞き間違いかも知れないし。
儚い希望をもちつつ、こんなことをされている自分の境遇を思って泣きそうにな
った。
逃げ出したい。出来ることなら…
そうだ、こんな所にいられないよ、逃げちゃえばいつもの生活に戻れる。
高校なんて他にもあるよ…
あ、あることを思い出して私は玄関口に急いだ。
この学校は山の中に立てられていて、外との連絡は電車を使うしかない。
いうならば陸の孤島だ。
その私には、電車賃がいくらかなければ、逃げ出すことだって出来ない。
「あれ…」
荷物を置いて置いたはずの所には荷物はなかった。
不自由な腕をひねっては、体からなんとか外すことが出来ないかと試してみるが、
早々簡単にとれそうな代物ではない。
「ど、どこいっちゃたんだろ…」
持ってきた荷物を探して置いたはずの辺りを見回す。
私の腕が自由にならないこと。
それは近くの女の子を見ればすぐに分かることだった。
探しながら思う。
何度も、がっかりさせられた。
がっちりと、両腕に当てられた皮を金属の器具に締め付けられ、手首から肘まで
をしっかりと押さえている。
その器具のベルトが二本私の腕をまとめる形でぎゅっと綴じられていた。
人の手を借りればすぐとれそう…
そんな拘束具。
なのだが、私一人ではその二つのベルトに止められた手錠…というか腕錠はとれ
そうにはない。
「あ…」
私は受付の看板を見つけて、ささっと走り寄った。
もしかしたら誰かが見つけて片づけてしまったのかも知れない…
よね。
「あの、私の荷物置いてなかったでしょうか?」
後ろで手を組んだままカウンターに乗り出して近くの事務のお姉さんに声をかけ
てみた。
「えっと…、新入生ちゃん?」
その問いかけに即座にうなずいた。
また、若い。なんで…?
校長先生も若かったし、ここには若い人以外にはいないんだろうか。
「そうねぇ、荷物はとりあえず卒業まで預かることになってるから…」
??
荷物を返してもらえないってことだろうか?
驚いたのは言うまでもない…
「返してもらえないんですかぁ?」
うぐっ…
いいかげんめちゃくちゃなこの学校に私は、もう泣くしかないかとさえ思う。
「何か必要なものがあったら…、購買でサインすればただで手にはいるから…、
あ、そっかまだ、パートナー決まってないんだ…、いい人選ぶのよ」
お姉さんが私の腕の様子をのぞき見て納得する。
ただ…
何でも無料で売ってると言うことなんだろうか。
パートナー。
まさか二人も同じ事を間違えるはずない。
うぐっ、ここって一体? どうして男の子と、同じ部屋…
あ…
一瞬嫌な想像が頭の中を駆けめぐる。
私は大変なところに来てしまったのかも知れないなと…
「いいパートナーを見つけて、夜にでもしっかり教えて貰いなさいよ。ここの男
の子は知能指数高いから、きっと何でも知ってるわよ?」
冗談めかして…
そんな、こっちは冗談にもなりはしない。
夜…
なんとなく嫌な想像のパズルが一つ埋まった。
それが言っている、正しい。と。
「この…、手錠はなんなんですか?」
私がちょっとお姉さんを睨みながら言うと不思議そうに見つめ返してくる。
「ああ、拘束具のことね。パートナーが決まったら外して貰いなさい…」
「そうじゃなくって…」
的外れな回答にいらだつ私。
「なんでこんなものを…」
「あら、パートナーへの従属の証よ。女の子は男の子の腕の中でというのがここ
のお約束みたいなものだから…」
従属の証…?
パートナーへの…、パートナーの男の子への従属の証という意味なのだろうか。
私が、誰かに従属する…?
いいなりに…、なるってそんなこと嫌に決まって…
嫌な想像。
ここでは私が、男を楽しませる道具でしかないかもしれない…
「いい人選ぶのよ」
またお姉さんが同じことをいった、
話しても私を解放してくれるどころか話している私がどうにかなりそうだった。
「は、はぁ…」
しかたなく私は受付から離れる。
ど、どうしよう…
逃げることなど出来ない?
私は周りを見渡して、ちらほらと見え隠れする後ろ手に手を拘束された女の子を
みくらべた…
誰も取り乱していない。
どうしてこんなことされてるのにみんな黙ってるんだろう?
私がおかしいのかな?
うぐっ、そんなはずない。
「う…、パートナーか…」
見回すと何人か男の子につれられた女の子の姿も一緒にちらほら見える。
あの二人も、あの二人もパートナーなのだろうか…
でもパートナーって、ただの寮の同居人なんだよね。それなのにいったいどうし
て従属の証なのだろう…
ただの寮の同居人、ではない?
何も知らずに私は、寮の方へととことこと歩いていった。
そう、私が考えていた、限界まで悪い想像より遙かに越えた現実が存在している
ことなど知っているはずがない。

「えっと、まゆちゃん…、だよね?」
後ろから声がした。
男の…、声。
「えっ…」
私は、腕を拘束されている恐怖からか、その男の子の何でもない一声にどきっと
して振り返ると思わず後ずさってしまう。
分からないけどとりあえず逃げてしまおうかとさえ思う。
「何で私の名前を?」
「ふふっ、そりゃ僕が君の推薦人だからね。で、やっとこさ見つけて声をかける
ことができたってわけさ…」
にやっと笑う。
私に恐怖さえ与える、なにかのひそんだ笑いだった。
話の意味もいまいち分からない。
…?
私と同じ、新入生ということなんだろうか…
気のよさそうな男の子。
まるでクラスの人気者にでもなって、暴れそうなタイプの奴。
それは体つきと、口から出てくる言葉のあざやかさでよく分かった。
がっしりした身体。
一時期あこがれたこともあったけど、今は恐い。
敵だから?
「どうかな、僕なんかで良ければパートナーになってくれると嬉しいんだけど」
その言葉に私は心臓を貫かれる思いだった。
答えは決まってる。
「いやです…」
私は後ずさって、その男を背景に近づける。
いや…
この男が嫌なわけではない。
この場所でさえなければ嫌ではないだろうし、いや、私の好みの男の子に近いか
もしれないぐらいだけど…
美しい景色。
山に囲まれた清々しさ、さえ、なにか不思議に私を閉じ込めている恐いものにさ
え変わっていくのを感じた。
「じゃぁ、僕に捕まる前に他の男の子を…、見つけれるかな?」
一歩、男が近づいてくる。
運の悪いことに、周りには助けを求めれそうな人は誰もいないようだった…
遙か後方に見える寮。
「なんでそんなこと」
私が言うが早いか、その男は私の肩をぐっとつかんだ。
「いやって…」
その腕を肩をふって振り払った。
え…?
その男は事もあろうか、私にぐっと迫ってまるで無理矢理にでも私をどうにかし
ようとしている…
「きゃぁっ…、やめてぇっ」
私はととっと後ろに下がると、後ろに向かって走り出した。
後ろから男も追ってくる…
死ぬほど恐い。
捕まったらどうなってしまうか…、この学校に簡単に腕を拘束されてしまった。
そんな学校で、長いこと、三年も暮らせないっ。
「ふぇえっ」
後ろから不意に腰をがばっと捕まえられた。
「ほらっ、暴れるなって、俺はそんなにやな奴じゃないよ。ここでは僕が絶対
的な権利を持ってるけど、君に好きになってもらえるようにがんばるから」
後ろから聞こえてくる声に怯える私。
「あこがれのまゆちゃんは、僕のもの、か…」
ちょっと…
私の目に一瞬入ったそいつの顔が、私を刹那だけ落ち着かせた。
肩を振っていやいやをする私の抵抗などほとんど役に立たないまま、ぐっと体を
抱きかかえられてしまう。
その男に足と背中を持ち上げられる形でふわっと私の体が浮いた…
…いっ
「いやぁぁっ、なにするのぉっ、下ろしてよぉっ」
泣けない自分が悔しい。
もっと、私が涙もろければ泣いてるのに…
「だめだよ」
その男の子が否定する。私はその…
あまりにあたりまえのような、そんな言葉に驚かされる。
いくらなんでも男が女の子に触るだけならまだしもこんなことが許されるはず…
なかったのに。
「あなた誰よぉっ」
「中村、和志、まぁ名前なんて忘れてもいいよ。ここではご主人様だからな」
訳の分からないことをいうその男の子。
全身の力を込めて縛られた両腕をなんとかふりほどこうとするが、しっかりとく
くりつけている器具はびくともしない。
かえって私の腕が痛いだけだった。
「ううっ…、分かんないよぉ、全然分かんない」
「ははっ、教えて上げるさ」
頭が痛い。
自分が狂ってしまえばいいなんて思うくらい、頭の中がぐちゃぐちゃだった。
そのまま、私は寮まで連れていかれたらしい。
いくつも舎が並んでいる。
いわゆるごく普通の、寮といった感じのところで、外から見ると、学校と同じく
何も変わったところはないけど。
コンクリートで…
多分中は、それなりの広さなんだろう。
思っていたのとは違い、この学校ではどうやら男女部屋なくらいは理解した。
でも…
その見知らぬ男の子に抱きかかえられたまま、寮の敷地の近くにあった小さな事
務所のような所に歩いていくと、また恐怖がよみがえった。
何人か並んでいるようだった…
「ちぇっ、みんな早いなぁ、ほらっ、今度からちゃんと俺達も早くしないと部屋
なりなんなりいいとこ取られちゃうからなぁ…」
いつのまにかなれなれしく呼ばれる私。
ざわざわとした並んだ人たちは皆、男女のペアで並んでいた。
ちょっと嬉しそうな顔。今にも逃げ出しそうなのをむりやりに男に引き留められ
ているのまでいるようだった。
「ひ…」
 ドカッ
大きな音が聞こえた。
私は、思い切り殴られた女の子を目にして、ぐっと目をつむる。
可哀想に…
女の子が、身体を拘束されたまま、殴られる。
腕が自由にならないまま、虐められているようだった。
かわいそう…
思いだけが先行する。
なんでもなければ助けたかも知れない私も、恐怖が先行して、助けようと思えな
い。次は、自分かも知れないから…
男が私を下ろす。
逃げようかと一瞬思ったが…、足が動かなかった。
「はい次…」
「ひぁあっ、許してください、お願いです。お願いですから他にもっとかわいい
女の子みつけてください…、だからお願い…」
さっき殴られていた女の子の番になったようだった…
女の子の側の悲痛な叫び声が聞こえてくる。
「なんで…」
「安心しろ、俺はあんなに酷くしないよ」
いつの間にか、私は私をここまで連れてきた見知らぬ男の子に体を寄せる。
少なくとも…
今、この瞬間、この男の子は私の敵ではないように見えた。
一瞬前とは違う。
”あこがれのまゆちゃんは僕のもの…”
そんな言葉が私の頭の中でこだましてちょっとどきっとした。
私のこと好きなんだ…
改めてそんなことを思うと、こんな状況なのにも関わらず心臓の鼓動が早まる。
とくっ、とくっ…
ぐっ…、変な想像に自分の思考を振り払う。
恐い…
まるでジャングルの中に裸で放り出された…
いや、それ以上に恐かった。猛獣なら殺されるだけですむ。
けだもの、なら…
「次…、はい、どうぞ」
そうしている内にいつの間にか私達の番だった。
一体ここで何をするんだろう…
それは今までのいきさつでなんとなくわかった、きっとパートナーの登録と寮の
部屋割りが決まるのだろう。
男の子が、真ん中辺りの部屋をマークしている。
「口印をどうぞ…」
事務の女の人が、そう言うと、目の前に朱肉のようなものを取り出した。
「え…」
「ほら、印を押すから…」
そんなこと言われても、私の腕は拘束されていて親指を差し出すことがで…
えっ…
突然、私の口にその朱肉を押しつける…
「んぐっ…」
赤いインクの染みついたスポンジのようなものを私の唇にぐっと押しつける。
「な…何を…」
「ほら、口ちゃんと閉じないと綺麗にとれないぞ…」
今度は紙…
を私の唇近づけてきた。
「あっ」
わかった。
私の唇のキスマークを印鑑代わりに使おうって…、そんな…
その紙を私の唇にぐっと押しつけると、ぱっとはがして、その私の唇の印を取る
とそれを提出する。
「ほらっ、ティッシュでふいとけよ?」
私にちり紙をくわえさせると、私の拘束された腕をつかんで歩き出す。
あまりのインクのまずさにそれを吐き出してしまう…
「そっか…」
私の腕を見て、こいつが私の唇にティッシュを押し当てて、ぐりぐりとインクを
ふき取っていった。
「んっ…いいよ、やめてっ、こんなの冗談じゃ…」
「ないよ?」
私はその男の子の目つきに、信じられない未来を予感してしまった…
どうして…
明るい目をして私を見ることができるの?
一瞬、こいつが私の運命の人…いや、気の迷いに違いない。

「ぺっ…、ぺっ…」
何度も変な味の残る口の中の唾液を地面に吐き出しながら歩く。
敷地が広いせいで歩く距離も長い…
「そんなにまずいか?」
そいつの言葉。
私は、そうして寮生活の第一日目を始めることになった。
「まずいに決まってるでしょう!? インクよ? インク…、信じらんない」
玄関口を入る。
そして、少し部屋番号が書かれている札を見ながら、どこに入ればいいのかも
分からずそいつの後に付いていった。
109その番号が私とそいつの部屋らしい…
そいつが事務所で渡された鍵を使って中に入った。
「ほら、入れ」
躊躇いの後、私も中に入った。
嫌な予感は止まらない…
中にはいると、そいつは内側からまた鍵を差し込んでかちっと鍵をかける。
いったいなんで内側から…
いや、私はそれを見て恐怖感に煽られる。
鍵を中からも…、外に出ることすら、できなくすることが出来る。
私を、閉じ込める?
うぐっ…
私は恐怖のあまり、ぼそっと愚痴をこぼした。
「なんで、口にインクなんかつけてあんな印を…つけなきゃなんな…」
私がそう言いかけたとき…
ぐっと上から頭を押さえつけられた。
「それがご主人様に対するくちの聞き方か?」
え…?
そいつの態度が変わったのに私は驚いた。
「え…、ご主人様って…」
「そうだ。あれに口印を付けたときから、お前は俺の奴隷だ、分かったら、ちゃ
んと奴隷らしい口の聞き方を覚えて欲しいね」
そんな…
私は、奴隷という言葉に自分の立場を知って泣きそうになった。
その言葉が私には、あの事務所で殴られていた女の子と、まるで動物でも躾ける
ように女の子をいたぶる男の子の姿と重なる。
まさか…、うそだよね。
「ほら、ご主人様っていってみろ」
うぐっ…
閉め切られた部屋の中。フローリングの床に、奥に見えるベッドが…一つ。
そして私は外に出るための鍵もそいつに握られている。
もうどうでもいい…
かも。
「ご・・・、ごしゅじんさま…」
私が壊れていく…
その言葉を口にしたとき、奴隷になったのを実感した。
私はもう何も逆らえないかも知れない。
「よし、いい娘だ。そうやっておとなしくいい娘でいれば、かわいがってやるか
ら安心しろ」
そんな、安心なんて出来ない。
「安心なんて、できないっ…」
私の少し高圧的な言葉に、そいつがぎらっと目を光らせる。
「大丈夫だ、自分のものは大切にするさ」
自分のもの…
この私が目の前のこいつ…、うぐっ、ご主人…のもの?
でも…
案外守ってくれるかも知れない。
でも、もし、こいつ…、ご主人さ…、ぐっ…
頭の中で、こいつと呼ぼうとするとさっきの私を見る恐いぎろっとした目が思い
出されてしまうのだった。
ご…主人様の目か…
「さて…」
ご主…人様、が、私の制服姿をなめ回すように見る。
不思議と、いやらしい男とか、そうではなくって、なんか普通に…
それが何でもないことのように私を見るのだ。
普通に…
「まだ、男と付き合ったこと無いんだろ?」
私は答えれなかった。
付き合ったことはないと思う…、一度、私は告白されたことがあって、ちょっと
嬉しかったからちょっと仲良かった男の子がいたことがある。
なんとなく…
忘れ去ってしまった。
なにか、私を抱擁してくれるような大きな存在を欲しかったからかもしれない。
「答えなさい」
うぐっ…
「…ない…です」
答えられなかったのは、奴隷みたいな言葉を出すがいやだったからだった。
口に出してしまった私の心が言っている。
「そっか、それならちょうどいいや。俺も初めてだから」
初めて…? 何が?
それを自分に聞いたとき、私は即座に苦しい回答を導き出してしまう。
もしかしたら、ご主人様は男だから…
女の子にしたいこと。
「う…、へんなことしませんよね?」
言葉が、媚びている。
くやしいけど、明らかにここではこいつの方が有利なのだ。
「ああ、初めっからはな。とりあえず、過去を忘れ去って貰うためにも、さっそ
く、まゆちゃんの体をもらおうかな」
え…?
私は、へんなこと、とはもちろんそう言う意味で言っていた。
もっと…、変なことがあるのだろうか…?
さすがの私もそこまでは想像が及びもしない。
「そ、そんな…、許して…、他のことだったら何してもいいから…」
私の言葉を聞いている風ではなかった。
だめ…
「ほら…、そんなのにしがみつく過去は忘れた方が良いよ」
ご主人様、の言葉は真実味があった。
現に、今にもうばわれそうな私の大切な部分は、このいやらしい制服に二つにひ
きさかれて中に下着をめり込ませている。
「いや…」
私は自由を奪われている両腕をかみしめながら言った。
そっと私の両肩をご主人様、の両手にしっかりとつかまれてぐっと体をご主人様
の方に引き寄せられていく。
抵抗するのが恐かった…
「ねぇ、こんな事が普通の所なの?」
「ああ…」
そっか、私が今してることは普通のことなのかな。
好きじゃなくてもいいのかな…
ううん、彼は私のことが、あるいは好きなのかも知れない。だから、そう言う意
味では二人の間に気持ちはある。
私の同意なんて関係ない…
女の子は自分を好きな男に体をゆだねて、抱かれるだけ。
「ねぇ…」
私がもう一つ聞こうとしたとき…
ご主人様が、私の唇を奪っていった。確か、初めてだったと思う。
ちょっとだけ男の人を感じて、私にはまだ恐かった。
「んんっ…」
く、苦しいよ…、息が出来ないよ…
ぷはぁ…
長いキス。これからしようとしていることから考えれば、それでも簡素だったの
かもしれない。
厳しい目に私の口から出る言葉も牽制される。
「あな…、ご…、ご主人様は、まゆのことが好きなの?」
同意が欲しい…
私の気持ちは何とかなる、私のことを好きなら納得できる。
無理矢理にでも納得しなかったら、私はもう体を奪われたら生きていけない…
うぐっ…
なかなかご主人様は答えなかった。
「そうだな」
少し考えてみせる。
「お前が今みたいに従順におとなしくしている間はな」

一体この学校はどうなっているのだろう…
私は目の前の男の子の、あまりの大胆さにちょっと、普通と違う何かを感じて熱
いものが胸の中を駆け回った。
「おとなしくするなら、拘束具を取ってやる。だめなら、そのまま強引にベッド
まで連れていって無理矢理奪う」
そう言って私の腕をつかんで私をベッドの方まで連れていく。
その言葉に…
私は恐怖と不安で抵抗することなどできなかった。
「いや…、やっぱりいやよぉ…」
私の大切な体が、この男に汚されてしまう。
このままいたら…
後、何分か後には私は、この男のものになってしまうかも知れない…
「よし、外してやるぞ」
おとなしくしていたから…
分かんないけど。
ご主人様は、私の腕の自由を奪っていた拘束具を外した。
久しぶりに体の自由が戻ってくる。
「ううっ…」
あまりの不安に私は胸の前に手を当てて目をつむった。
どうしようもないんだから…
そう言い聞かせる。
そうだ、とりあえずご主人様、のいうとおりにしていればいい?
よくないよ…、でもそうしなかったら?
殴られる?
いや、思いつくのはそれだけだけど、きっと…
私の知らない仕打ちを受ける。それだけは確信できそうだった。
「ああっ…、だめ…ですよぉっ」
私の制服に手をかけると、それを上を脱がせにかかる。
震える手をなされるがままにばんざいまであげると、私の唯一の過去の所持品で
あるブラジャーが姿を現す。
ああっ…
ご主人様の手が腰に触れた。
「ほら、リラックスしろよ。俺だって不安さ」
そんなこと言われても明らかに立場が違う。
私は…、今、奴隷として生きることを強要されているのだ…
「やめて…、お願い…」
必死の、私の声にもちょっと目を私に見やるだけで、スカートに手をかけると、
そのホックを外しにかかった。
だ、ダメ…
それはパンツとくっついちゃってるんだから…
予想以上にドキドキした。
するするっと、私の恥ずかしい部分がご主人様の前に露呈していく。
「いやぁぁぁ…」
小さな声で泣きそうな声を出す私。
「ふふっ…」
そんなもう身につけているのものはブラジャーだけになってベッドのすぐ前に立
ちつくしている私を見てご主人様がくすっと笑う。
「なんだ。えっちだな、濡らしちゃってるじゃないか…」
え…?
そんなはず…
思った瞬間、一番、恥ずかしい部分に、ご主人様の手が触れる。
どくっ…
その手が触れると、ぬるっとその入り口をなでまわした。
「ほらな…」
うそ…
私、なんで興奮しちゃったのかな…
こんな時に、なぜか愛液を蓄えてしまっていた自分の体に、いっそう興奮させら
れてしまう。
胸がきゅんとした気持ちになる。
「は、恥ずかしいよぉ…」
ううっ…
いい加減見せ物にされて恥ずかしさも限界を超している私を知ってか、ご主人様
がぐっと私を抱きしめた。
「はぁう…、さわらないでよぉ…」
裸の体を制服を着たご主人様に抱きしめられる。
その制服の布が肌に触れて、ざらっとした表面を私にこすりつける。
「よぉし、いいこだ」
ぐっと力を入れられて私はバランスを崩してへたへたとべっどの上に倒れ込む。
ふかっとした気持ちのいいベッドだった。
一つしかないのか…
夜はご主人様と一緒に寝るんだろうな…
「酷い、私がどうなっても…いいんでしょう!?」
ご主人様の手が私のブラジャーに触れる。
初めて、男の人に胸を下着ごしにとはいえ、正面から包み込むように触られてし
まうのだった。
びくびくと震える私の身体。
もう、なく以外に私に出来ることなんて一つもなさそうだった。
あまりの恐怖に抵抗なんてできるはずなんてなかったのだ…
私はそれだけ弱い人間なのだ。
こんな環境を用意されるだけで、私は無力になってしまう。
もちろんそれだけではすまなかった。
「言わなかったかな。お前はどうかしらないが、俺は、遊びじゃない。本気で、
お前を選んだんだ」
一瞬ゆるんだ私の身体にぐっと近づいてさえ来る。
ふにっと私の胸を握りしめてはゆるめて私の胸をもみほぐす。
「は、はうぅ…」
あまりの恥ずかしさにその上から自分の手を重ねるようにして胸を隠した。
ぐっと近づいてきたご主人様が私の背中に手を回す。
そしてすっと私の前がはだけた。
その私の流線型のかたちの胸をご主人様になめまわすように見られる。
「うぐっ」
そのブラジャーを腕を通してはぎ取られる。
私は全裸。
男の人の前で、好きでもない男の人の前で一糸まとわぬ姿を見せるなんて…
ああ、どうしてぇ…
「綺麗だよ」
うぐっ、それでもその言葉は私を安心させてしまう。
あまりにえっちな光景に私は少し…
想像して、もしかして毎日のように遊ばれる自分の姿を思い浮かべた。
本当にそうなったら…?
じかにご主人様の手が私の胸に触れてくる。
はぁ…
触られちゃったよぉ…
それだけでは物足りないのか両手で私の二つの胸を握りしめてくる。
はぁうぅ…
変な感じ…、どうしてこんな気分になるのかわからない。
「うぅ…、私どうなるのぉ?」
不安でたまらない。
そうして、私の胸でたっぷりと遊ぶと…
私をベッドに仰向けに寝かせるようにして、ご主人様は自分の制服を脱ぎ初める
のだった。
えっと…、えっと…
「体で覚えた方が、気持ちいいぞ」
そして、ご主人様が服を脱ぎ終える。
あっ…
私は男の人の大きなものをみてどきっとした。
子供の時は分からないけど、こうはっきりと見たことは無いような気がする。
「まゆちゃんが抵抗しないんだから、強姦じゃないよね…」
え…?
一瞬自分の気持ちに不安が走る。
無理矢理犯されている、と、いつの間にか安心していた…
私に気持ちはないって…
何で…抵抗しないんだろう。
いやなら、いやだっていわなきゃだめなのに…
あまりの恥ずかしさに涙目になっている私は、今にも涙が出そうで、そしてもう
分からなかった、何も。
私が俯くと、くいっと顎を引き上げられた。
「しっかり見ておけよ」
ちょっと、私には驚かされるような不気味な形だった。
そうして、ご主人様が私に重なってくる…
「はうぅ…」
つぷっ…
何かが入ってくる感じがした。
「いやぁっ、抜いてぇっ」
私はその異物が入り込んでくる感じに驚いて後ずさる。
いつのまにかぱっくりと開いているえっちな割れ目を強調するように私は、股を
大きく開いて恥ずかしい格好をしている。
やだぁ…
「大丈夫、これだけ濡れてればそんなに痛くないよ」
そう言うと再び私にその先っぽを挿入し始めるのだった…

逃げようとする私だが、これ以上は壁が後ろにあって引き下がれない…
「やぁああ…、痛いよぉっ」
次第に力が抜けていく。体に力が入らない…
開かれたカーテンを見ながら死角になって見えないだろうと思いながら、ぐっと
手を握って痛みに耐えた。
いつの間にか、愛液でねっとりと濡れていたその部分は、いとも簡単に男の部分
を中へと導いていくようにしてしまっている。
「まゆちゃん…」
低い声のご主人様。
それが体の中にはいって来るに連れて、淫裂から頭を貫くような痛みがしびれる
ように貫いていく。
私に比べて体もがっちりしていて、ほっそりした私の体が目立つ。
こんなのが体に入ったら…
目に涙を浮かべながら、その痛みに耐え続けた…
どんどんと、考えている間にも中へと入ってくるにつれて痛みがやわらぐよう。
途中、くっと止まった。
「まゆの処女をこれからいただくからね」
「や…、やめてぇっ」
私の最後の悲鳴が、部屋の中に鳴り響く。
何かが裂けたような感覚と共に、私のからだを奪われたのを知った。
ううっ…、痛いよぉ…、苦しいよぉ
こんなのないよぉっ…
心の中で叫んだとしても、私にはどうすることもできない…
なおも挿入を続けるご主人様のものが中へと入ってくる。
「君はね。僕のことが好きなんだ。自分で分かっていないだけだよ、分かるよね
僕は君のことを想ってる。よく自分の気持ちを思い出すんだ」
そんなの…嘘だぁっ
くっと、ご主人様が腰を上げると、私の中にご主人様のものが最後まで入ってい
るのが感じられた。
んぁんぁ…、はぐっ…
お腹の中がいっぱいで苦しいくらいだった。
不思議な満足感が頭の中をふわっと渦巻いていく。
「ああ、いやぁ…」
きゅっ、きゅっと中の異物を締め付ける度に不思議な気持ちになる。
まるで自分が自分で無いみたい…
自分が他の人に変わっちゃったみたい。
ご主人様がそんな私をぐっと引き起こすと、腕の中に入れてぐっと抱きしめた。
座るような格好で交わる二人。
今日知り合ったばかり…
なんて、到底思えないような淫猥な光景だった。
「ふえっ」
中でご主人様のものが動いている。
ぎゅるっぎゅるっとお腹の中をかき回すようにでたりはいったりを繰り返す。
はぁはぁ…
いつの間にか私はその中に吸い込まれていった。
初めて体で感じる、男根に私はちょっと痛いながらも体の中に埋め込まれる感覚
に半分酔ってしまった。
「ふぇっ…」
恐くて恐くて涙が出てしまう。
「んぐっ…」
これからご主人様とここで暮らさなければならないなんてあんまりだ。
いくらなんでも…
私は、体を捧げてしまった…
中でひたすら動き続けるご主人様の分身。
あつくて、大きくて、なにか私の心を破壊するのに十分な淫猥さを秘めたものだ
ったと今ならはっきりいえる。
だんだんと私も変な気持ちになってくるのはなぜ…?
どくっ
ひときわ大きく私の中でごしゅじんさまがうごいた。
どくっ…、どくっ、どくっ
「ああああ…」
続いて、私の中に何かをどくどくと大量に注ぎ込んでくるのが分かる。
それはご主人様の瞬間だった…
汚されたって分かった。
私はもう、お腹の中にご主人様のものを受け入れてしまった。
こんな…
こんな事って…
「ふぇぇぇええんっ、汚されちゃったよぉ…」
私は涙が流れるのを感じた。
ぼわっと広がる世界の中で、一人私だけがしゃべっているのが分かって、そして
涙をながしているのが分かった。
ううん、ほんとはよく分かってないかも知れない。
「まゆのなかは気持ちいいぞっ」
どくっ…
そしてご主人様の精液を体の中に蓄えさせられたままにゅるりとご主人様のもの
が私の体から抜けていった。
「はぁ…」
一人泣きじゃくる前で、ご主人様は一人ベッドのしっかりと畳まれた布団をばさ
っと広げて、中にごろっと裸のまま寝転がっていた。
うぐっ…
私は裸のまま、めちゃくちゃにされた自分を見る。
愛液にまみれている中から、白濁のとろっとした液体がはみ出しているのが見え
て泣きそうになる。
汚されちゃったよぉ…
苦しかった。
死んでしまいそうなほど辛い、胸が張り裂けそうなほど苦しい。
こんな目に遭うなんて思いもしなかった。
一瞬…
このままご主人様が寝ている間に逃げてしまおうかと思う。
「そうだ…」
何かを思いだしたように立ち上がるご主人様。
全裸のまま…
あまりの恥ずかしさに、私は顔を赤くして目をそらす。
いつの間にかうっすらと目には涙を浮かべて…
うぐっ…
何度見ても、私の大切な部分はぽっかりとご主人様のものを受け入れていたこと
をうかがわせるように丸く穴を作り、そこからはみ出した愛液と精液の混じった
べとべとの液体にまみれていた。
「ひど…」
言おうとしたとき、ご主人様ががらっと言う音共に…
窓に何かを下ろした。
それは…
鉄格子だった。なんでもない窓に、上から金属の棒が何本もするっと下がってき
てあっという間に鉄格子がかけられてしまう。
「この方が、逃げ出せないって感じでいいだろ?」
かちっと下で止まる。
やっぱり鍵で止められているようだった。
「……!」
あまりの仕打ちに私は泣きそうだった。
別に窓から逃げようなんて思ってなかったけど、なにかそんな設備があることが
私には恐い。
もう逃げ出せない、もう、この人の奴隷として生きるしかないのかもしれない。
そんな事を思わせる。思わせるように作られている。
鉄格子だった。
高校の寮に引かれている鉄格子はなんともいえない息苦しさだ。
ばさっとベッドに倒れたご主人様を見て、私はご主人様が脱ぎ捨てた制服のズボ
ンのポケットを調べた。
鍵がない…
さっきは確かポケットから鍵を出していたのに…
「鍵ならここだ」
後ろでそんな声がした。
見ればご主人様が腕を振り上げて私に見せつけている。
そこには…
腕時計のように腕にくくりつけられている鍵があった。
「ううっ、分かりました」
最後の希望をたたれた私は、泣きじゃくりながら、自分の制服を集め、かといえ
着るわけにもいかずに、だた部屋の真ん中に座り込む。
はぐっ…、これじゃ寝れないよ…
「しかたないやつだな」
そう言って、ご主人様が起きあがると、私の腕を引っ張る。
「いやぁっ」
嫌がる私を無理矢理にベッドに連れ込んだ。
ばたっと私をベッドに押し倒すとそのまま私を腕ごときつくぐっと抱きしめた。
苦しいくらいに…
「いやぁっ、はなしてぇっ、もういやなのぉっ」
泣き叫ぶ私をご主人様は離さなかった。

「ううんっ」
いつも通りの目覚め…
のはずだった。だが、起きたときに目に入ったのはご主人様の顔だった。
うぐっ…
いつのまにか腕の中で眠っていたらしい。
「やっと起きたのか」
寝たときと同じ格好のままの二人。
違うのは朝日がとぎれることなく差し込んでいたことだった。
「あ…」
鉄格子がかけられていない。
ちょっと、なんとなく二人が恋人のようにさえ見えるのが不思議だった。
そんなちょっとデートに来るようなくらい綺麗な景色の所だった。
山が見えて…
遠くには桜が咲いているのも分かる。
「おはよう、まゆちゃん」
「う…、ん、おはよう・・、ございますぅ…」
いつもの習慣の言葉だった…
でもご主人様はそれがひどく気に入ったみたいで、私の頭をなでなでしてみせて
にこっと笑った。
ぽかんと見つめる私。
「んっ」
そんな私に、ご主人様がいきなり口づけをした。
あ…
んはぁ…
甘い、私の唇をなめまわすような口づけ。
ちょっとその、雰囲気に酔ってしまっていた私はその二人の情景にとくとくと、
ドキドキしているのが感じられた。
「んぐっ、恐かったよぉ…」
そう言って私は、ご主人様の胸に頭を寄せる。
何が恐いのか…
なんとなくぼんやりしていてよく分からない。今日が恐いのかも知れないし…
学校があるのが恐いのかも知れない。
もしかしたら、ご主人様がいるのが恐いのかも知れないけど。
それでもそうしている間は安心できた。
「……」
酷い行為をされたのが思い出されるのに…
今はもっと恐いことしか思いつかない。
なんでかわからない。朝で眠くて頭がはっきりしてなかったからまるでいつもの
ように両親がいるかと思ってやったところにいたのがご主人様だっただけなのか
もしれないが…
私の中では、この人、ご主人様、と私が言っているこの人に身体を奪われるくら
いのことが何でもないくらいの恐怖が動物的勘で察知されていたのだ。
つまり…
味方になってくれる人がこの人だけかも知れないと…
言ってみれば…、うーん、いじめられっこが恐い先生に頼るような感覚だった。
「よしよし、いいこだな」
私の体を奪ったご主人様。
むりやりに…、だったけど、そのかわり私のことは好きみたいだった。
はぁうぅ…
そうして、少しそんな時間を楽しんで
から、ベッドを出た。
「そろそろ出ないと遅刻だぞ?」
八時半登校だったよね…
時計を見ると十分だった。もうそろそろ用意をしないと遅刻だろう。
んぐっ…
昨日の恐怖を思い出しながら覚悟を決めて制服を手に取った。
「でも…」
スカートには昨日履いたパンツがそのまま。
でも着替えがあるわけでもない。
しかたなしに私はちょっといやいやながらも、そのパンツの縫いつけられた、
スカートを身につける。
「あっ…」
私は忘れていたあることを思い出す。
そう…
股を刺激するように作られている制服にびくっと体を震わせる。
慣れれば大丈夫だよっ…、これくらい…
体を奪われた私はある意味割り切って、その制服を着れた。
ぎゅっ…
パンツが私の淫裂の中に食い込んでくる。
はぁ…
毎日着なければならない物だと思うとちょっと気が重い。
「そろそろ行くぞ?」
いやかなり…
そう言って、ご主人様が二人分の鞄を持ってくる。
一つは私のだろう。
私は、さっさと昨日のブラジャーを身につけると、さっさと制服の上を着て
ご主人様からその鞄を受け取った。
「う、うん…」
「どうした、あんまり乗り気じゃなさそうだな。昨日みたいな事が好きでた
まらないならいい学校だぞ?」
あまり嬉しくない言葉だった。
やっぱり…
私は身をもって感じていたことを言葉にされて深く気付く。
やっぱりこの学校は、あそこの学校なのだと…、女の子を犯したりとかこん
なえっちなスカートを制服にしたりと…
そう言うことをする学校なんだって。
完全に、犯罪だ。こんなのレイプだし強姦罪にだってなるはず。
もし、ここが本当に日本の一部であったなら確かにそうかも知れなかった。
「行くぞ?」
昨日のことを思い出す。
気持ちよかった… かどうかわからない…
ぼわっと体が熱かった。
そして、私はご主人様の陰に隠れるようにしながらそっと後から学校までの
道のりをくっついていった。
「絶対に俺から離れるなよ?」
…うん。
しかたなしに納得する。
そういうことを平気でする学校に通うと覚悟を決めた以上、私は、ご主人様
であるこの男の子の言うことには従うことにした。
少なくとも…
悪い人ではなさそうだもの。
…いや違う。
素直に従う気になったのは、私の勘をくすぐる言葉だったからだ。
ここでは私の味方になってくれれるのはこいつ、ご主人様だけかも知れない
ってことだ。
「……」
周りを見るとみな男女一組になって登校している。
同じ思いをしたのかあまり女の子の方はちょっと気が進まないような奥ゆか
しい感じの子が多く見える。
たまに元気なのは…
そういうことの方で頭がおかしくなっちゃった子なのかな…
ちょっと恐い。
「なにをされても拒むことは許されない」
えっ?
ご主人様がふとつぶやくように言った。
「学校ではそういう校則だから、俺に逆らったりしたらお仕置きが待ってる
んだから絶対逆らうなよ?」
う…
「……学校では、な」
「う、うん…」
なにをされても拒むことは許されない…か。
私って本当に奴隷にされちゃったのかな…、でも強制労働させられているっ
て訳じゃないし…
体の奉仕だから、肉…
変な言葉を思い出して、私は死にそうな気分になる。
肉奴隷か…、愛奴かぁ…、うぐっ…
なんとなく知っていたそんな言葉が頭の中を駆け抜けていった。
「今日から授業か…、まったくねぇ…」
そっか…
そう言えば授業なんてものがあった。
学校って勉強しに行くところだもんね…、そっか、勉強も身体も勉強しない
といけないのかぁ…
とにかく体の方の勉強をさせられるだけで気が重い。
 ずきっ…
「あうっ…」
不意に股の間にめり込んでいたピアノ線のようなものが変に周りを巻き込ん
だような痛みが走った。
はぁうぅ…
恥ずかしさをこらえてしゃがみこむと、股の間に手をやる。
別に変わったことはないようだった。
立ち上がると、ぎりぎりと引き絞られるように、また再び股の間を刺激して
くるのだった。
ふと、一瞬だけ、ほんの一瞬、頭の中で…
『わたしはこういう事をのぞんでいたから…、理解できる…?』
「……」
なんとなく近づいてきた校舎を見上げた。
どこからみても普通の学校にしかみえないのに…
両方とも違うはず。

二日目からいきなりの授業を受ける。
案外普通で嬉しかった…
先生も普通だし、教室だって特別変わったことはない。
いつのまにか自分の鞄が用意されているのはちょっと不思議だったけど他はみん
な満足な環境だった。
本当にこれだけなら…、いい学校なのにな。
そんなことを思いながら授業を受けた。
「身体測定は、しっかりやったほうがいいぞ。修正はなかなか効かないからな」
先生がそんなことを言っていた。
今日は…
午後は身体測定があるとか。
身体測定まで、男女ペアで受けることになるらしい…
また裸見られるのかぁ…
そう思うと、身体測定までちょっと息苦しく感じる。
ご主人様である、あの男の子は、ちらっと見やると授業に集中しているようだっ
た…、あの男の子には体を奪われているのだから、もうどうでもいいかといえば
もちろんそうではない。
恥ずかしいし、見られるのはいや…
大体、身体測定なんて男女バラバラにするのが当たり前だと思う…
「今日はここまで」
四時間目が終了し…
鞄の中に入っていた弁当を、おいしく食べることになった。
味は中の上。
私が作ってもなかなかこう上手くばっかりいくとは思えない。
もちろん、大量生産らしく、おいしいのはいいのだが、どれも飛び抜けていない
からちょっと無味乾燥的な味ではある。
「なぁ」
昼休みが終わる頃…
ふと気付くと、その男の子…、いやご主人様が目の前にいた。
後ろ向きに座って私の方を見つめる。
ふはぁ…
昨日されたことが思い出されて私は息がつまる思いだ。
「食べさせてくれるか?」
え?
そんな言葉に私は意味を失う。
食べさせるって…
「えと…」
「その箸でつまんで、俺に飯を食わせてくれないかってこと」
にこっと笑って見せる。
そのままの意味だと分かって、ちょっと安心したけど驚いた。
まさか…
いや、でも変な想像が一瞬でも走ったのだから、くやしいし辛かった。
これじゃまるで私が… ううん、違うよ…
「う、うん…」
しかたなく、私は自分の箸でご主人様のお弁当をつつくとそのままそうっと、口
まで運んであげる。どうしてか私にそんなに食べさせて貰いたかったのか一口も
手を付けていなかった…
ぱくり…
それを何度か繰り返した。
「よし、次はステップアップして、くちうつしで食べさせてくれ」
口移し… をする自分を想像してどきっとする。
…ふぅ
大きなため息が出てしまう。
大体、こういうのは普通なら冗談なのだ、もちろん私もそう受け取った。
だが事実そういうことをして欲しいらしい。
そんなぁ…と思って断ろうかと思ったものの、にこにこ笑うご主人様をみて、校
則を思い出したのだ。
それで…
ちょっととまどった。
嘘かどうか分からないけど…
お仕置きってなんなんだろうか…、う… どうしよう。
口移しということは、もちろん深くキスをしなきゃなんないんだよね…
いやだな…
うぐ…、でもお仕置きってなんだろ。
「うっ、断ったときのお仕置きって…?」
私はおそるおそる聞いてみた。
これなら、断っていることにはならないから…
「そうだなぁ…、俺もよく知らないけど…」
ちょっと考えてみせる。
そういえば、ご主人様、だってよく考えれば新入生なのだ。私と違ってもしかし
たらこの学校のことを知って入っているのかも知れないけど…
そこまで詳しいわけはない。
「やめて欲しいな。両方の意味でね…、少なくとも俺がどうこうじゃない…」
そ、そうなんだ…
ご主人様が何かする訳じゃないって事は、学校が?
私にお仕置きをする。
なにかわからないそれをなんとなく恐ろしい想像に繋げてしまう。
「冗談だよ、さっきの」

絶句する私。
「う、うん、わかったよ…」
しかたなく…
私が言うと、時計は時間が迫っていることを知らせていた。
そんなことをやっているうちに昼の時間が過ぎて、私達の身体測定の時間になっ
てしまっていた。
はぁ…
なんでこんなことしなきゃならないのかな…
口移しをさせられなくなった分、嬉しいような気がするが、同じくらい身体測定
だって恐かった。
「よし、ほら、行くぞ」
見るといつの間にか弁当の中身が無くなっている。
食べるの早いんだ…
どんどんとクラスの中から人がいなくなるので慌てながら、私とご主人様も身体
測定がある測定室なるところに移動する。
えっと…
まだ慣れない校舎にまよってしまいそうな広さの学校。
よくよくと地図を見てみると、なるほどこの学校は大体三階建てになっているよ
うだった。
地下一階と、地上二階の三階建て。
その方がなにかといどうしやすいということからだろうか…
「えと、測定室は地下だよ」
私が見つけると、ご主人様をつれて測定室まで急ぐ。
身体測定だけの部屋らしい…
この辺りが田舎の豪華さと言うところなのだろうか…
それだけで部屋は普通なかなか作れない。
私達のクラスは一番最初だったからなのだが、あと四つあるクラスは順々に時間
をずらして測定室に行くことになっている。
「なぁ…」
「う、うん?」
私がご主人様のほうをみると、
「お前、なかなかかわいいぞ」
そうかな…
変なことには違いないと思うけど、誉められて悪い気はしない。
もちろん好きでもない男の人に誉められたところで心が弾んだりしたりはしない
んだけど、悪く思われていたら震えてしまう。
「体もかわいいしな、俺は結構後ろ姿好きなんだよ」
やぁっ…
うん、やっぱり恥ずかしいけどちょっと嬉しい。
嫌われたらあんなふうに殴られたり… うぐっ…
あの寮の事務所に並んでいたときのあのペアの事を思い出して体が震える。
「うん…、ご主人様も結構、優しくしてくれてると思うよ…」
ごくっと唾を飲みながら言う。
もちろんちっとも優しいとなんて思わない、私はいわば強姦されたんだもの。
ただ…、こんな状況で私をいたぶったりしないところは嬉しかった…
はぁ…
早足で歩きながら測定室まで歩いてくるとすっかり息が切れた。
なかなか遠い。
しかも私の股の間はすっかり長い間に擦れていたせいで感じてしまったのか、ち
ょっと濡れてしまっていそう。
身体測定なのに…
本当なら綺麗な下着でいたいところだが、仕方ない。
購買でただで売っているというのを買ってくるしかないだろう…
そういえば、購買ってどこだろ…
そんなことを思いながら、天井と壁の間の明かり取りだけで地下の薄暗い廊下を
歩いていくと、測定室の札が見付かる。
開かれたドア…
かなり躊躇った後、私はご主人様に推されるような形で…
また部屋に入った。

測定室の中には何人か並んでいた。
「順々に、奥の部屋で測定をしてきなさい。大体二人で二十分くらい、八つある
部屋を順次使っていくように…」
先生がてきぱきと振り分ける。
個室で計るのか…
ちょっと濡れてしまった下着に不安になりながら後ろに並んで順番を待った。
だんだんと列が短くなって行くに連れてどんどんと不安が募る…
えっと…
多分、身長と体重…、うぐっ、やっぱり裸ではかるんだろうな…、あとは3サイ
ズとかかぁ…、やだな…、あ、中学で体操着作るとき股下計ったし…
次から次へと嫌な事が思い出される。
ご主人様に股下など直接計られて読み上げられたりしたら恥ずかしさで死んでし
まう。どうしよう…もないのかな。
いつの間にか私の前に人がいなくなった…
先に見える、いくつもの個室の測定室、その一つのドアが開いてペアが出てきた。
女の子の表情は麗しくない…
よっぽど恥ずかしかったのか顔を真っ赤にして目に涙を浮かべている。
男の方はなにやら大きな箱のようなものを持っている。
「おい、次だぞ?」
え、う、うん…、そっか…
そんなご主人様の声に慌てて、手を引かれてその測定室に入れられた。
完全な密室に、ベッドが一つあった。
見慣れた身長計や体重計なんてものは見あたらない…
一体…?
「ほらっ、ベッドに腰掛けて」
ドアを閉めると、息苦しいほどの密室…
だが、裏を返せば、他の人に見られる心配はない…、女の子同士で見られっこが
恥ずかしくないとは言わないから、一人なら男でも…
うぐっ…
やっぱりどう考えても納得できない。
恥ずかしいよ…
しかたなく、制服姿の私は言われるままにベッドの上にのっかった。
「どうするの?」
わからない顔をしている私に…
ご主人様が、私の腕をつかんで…
「服を全部脱いで上がるんだよ、じゃなきゃ計れないだろ?」
何もかもしったようなご主人様の声。
少なくとも、男の入学生には特別な予備知識がいっぱいあるに違いない…
私はこんな学校だとさえ知らされていなかったのに。
「どこ、計るんですか?」
大抵の場所は服を着たまま計れる。
服を脱がなければいけないようなもの…、体重計とかは見あたらない。
「全部だよ」
え…?
全部って…、私の体のどこをどう全部…なのかな。
「ほら、服脱げ」
そう言って、いい加減たまりかねたようにご主人様の手が私にかかる。
「い、いいです。自分で脱ぐから…」
脱がされるのはもう十分…
男の人に服を脱がされるなんてあんな恥ずかしい思いはもうしたくなかった。
はぁ…、しかたなく私は上を脱いで、わずかな躊躇いの後に後ろを向いて下着と
一体のスカートを脱ぐことにした。
うう…
スカートと下着が縫いつけられている理由を体を持って理解する。
こうしておけば、恥ずかしくてもスカートを脱ぐときに裸になるしかない…
「はぁ…、脱ぎました、どこでも計ってください…」
早く終わりたい。
それだけを願っていう私の言葉に、追い打ちをかけるように、後ろから私の身に
つけた布の最後の一枚のブラジャーを外される。
「いやぁ…」
私は、かすかに抵抗しながらそのブラジャーを奪われた。
「いけないやつだな。こういう下着は校則違反だぞ…」
はぁはぁ…
ご主人様の言葉も聞かずに恥ずかしさをぐっとこらえる。
ともすれば、後ろから今、犯されてしまってもおかしくないような自分の姿に、
不安が増す。
「よし、そこに仰向けに寝て」
私の腕を後ろからがしっとつかむご主人様。
それをひねりあげるようにして…
ぐっと私をその堅いプラスチックで出来たようなベッドの上にごろっと寝かせる
ように、ご主人様の手が私を引っ張る。
「…???」
堅いベッドには肩と股から十センチくらいのところに太股や腕をのっけるような
器具が付いている。
私の四肢をその器具の上にのっけると…
カチャッ
私はその不気味な音にびくっと体を震わせた。
「いやぁあっ、なんなの?」
その器具はかたっと私の四肢を押さえつけるようにして、あっという間に私の体
をX字に拘束する。
仰向けに動けなくなった私に再び羞恥心が火を燃やす。
ああ…、見られてるよぉ…
きっと、私の大切な部分の形や、体のすべてがさらけ出されていることだろう。
あまりの恥ずかしさにこらえきれなくなっても自由が効かない体には、どうする
こともできないのだった。
「えっと…」
!?
ご主人様の手が私の大切な部分にぺとっと触れた。
恥ずかしさのあまり、泣きそうになる…
何かクリームのようなものを塗り込むように、ぬるぬると私のえっちな割れ目の
まわりをふにふにとなで回す。
「いやぁぁ…」
その手が、お尻の穴の方まで滑り込む。
はぁはぁ…
何かを塗りたくられて違和感が残るまま、ご主人様は続いて脇の下に、そのクリ
ーム、白いものだった、を塗り込んだ。
くすぐったいけど、どうしようもない…
「んぐっ…」
私が涙をぐっとこらえているのを見ると、そっと私から手を離した。
「よしいいこだ、動くと綺麗に型が取れないから動くんじゃないぞ」
型が取れない?
ふとご主人様がどこからか大きな底の浅い箱のようなものを私の体に被せるよう
にしてぱかっと蓋を閉じる。
やっと私の体を隠すことが出来る…?
いや、それよりも何をされるかの不安が先に出てしまう。
なにやらあちこちで掛け金をかけてしっかりと蓋を固定しているのが分かった。
「あれ…」
すると…
箱の中で裸の体に、私の太股の辺りになにか…
なにこれ…?
どろっとしたなま暖かい液体が、私の体を埋め立てるようにしてどんどんと足の
方から流れ込んでくる。
「ぜったい動くんじゃないぞ、先生も言ってただろ? 計り損ねて苦しむのは、
お前の方なんだからな」
意味も分からず、もとから動かすこともできない体がじっとその液体に浸かって
いくのを感じた。
はぁ…
何分かすると、すっかりと私の体はそのどろっとした液体に完全に浸った。
おそらく箱の中が液体で満たされているのだろう。
”動くな”
そう言われていたからなるべく静かに呼吸して体を動かさないようにつとめる。
はぁ…
「あ…」
ふと、ぱりっと肌に何かが張り付いたかと思うと…
ぱりぱりっと中でどろっとした液体が、かちんこちんに固まっていくのが分かる
のだった。
「あと三分くらいだな…」

隣にあった椅子に座って高みの見物のご主人様。
私の体が、周りを固められて、だんだんと息苦しくなっていく…
「はぁはぁ…」
胸の周りが固まったせいで息が出来ない。
あうぅ、もっといやだったのは、あろうことか、下半身のむき出しになっている
大切な部分に張り付くようにくっついてきていたそれは、どんどんと固まり初め
今では…
お尻の穴までも誇張するように固まっている。
固まるに連れてどんどん苦しくなる…
「く、苦しいですぅっ」
そして、すべてが固まったのが苦しさと共にわかった。
くはぁ…
息が出来ないくらいに苦しい。
「そろそろかな」
そういうとご主人様が私の周りをくるくると回って、コンコンと何か持っている
もので叩いて回る。
「い、息が出来ないよ…」
うう…
そして少しするとがばっといきなり呼吸が楽になる。
その、私を締め付けていた箱がぱかっと真ん中で二つに割れて…
私はそれを見て愕然とした。
「え…」
できていたのは、私の型、首から膝上二十センチまでが、完全に形を取られてし
まっていた。
恥ずかしかったせいか…
私の胸がいつも以上に立ってしまっていたのか、大きくへこんでいた。
そして何より、私の秘密の部分の形までがはっきりと型に残され、その割れ目の
大きさから形から何から何までをくっきりと取られてしまっている。
体を起こすと背中からお尻の形まで…
見れば、お尻の穴の所まで、つんと出っ張った型が出来ている。
「そ、そんな…、こんなの」
「なかなか上手くとれたじゃないか、これならばっちりだぞ」
ご主人様が満足げにその型を見る。
「こ、これどうする…」
「提出するんだよ?」
うぐっ…
私の体のすべてが、型に取られて学校に提出することになるなんて…
一瞬、この型から、自分の体の形の人形ができることを想像して青ざめてしまう。
股の間まで精巧に…
「お願い、そんなひどいことしないで…」
「仕方ない奴だな、それより、俺はいんもうが無くなった方が気に障るかと思っ
ていえなかったんだけどな」
はぁと、呆れた顔のご主人様。
私は、ふと、その型の元である私のからだ…
あれ…
そこにはあるべきもの、いやあったものがなくなっていた。
私の大切な部分の回りにちょこっとだけでもあった陰毛がいつの間にか無くなっ
てしまっている。
もしか…
慌てて脇の下を触ってみるとこちらも綺麗に無くなっていた。
「ど、どうして、こんなひどいことを勝手に…」
あまりの辛さに目に涙がたまる。
剃毛されるなんて考えたこともなかった私は、つるつるに子供のような姿の自分
の淫裂に恥ずかしさが募る。
ううっ…
どうしたらいいの。
「ほら、下りろよ」
腕を引っ張られて下りると、もう一度、自分の型を見てそのあまりにリアルにと
れてしまっているのが泣くほど辛かった。
ううっ…
身体測定がまさかこんな事だったなんて…
「こんなのいくらなんでもあんまりだよぉ…」
泣きじゃくりながら、自分の制服に駆け寄ると、それを抱きかかえてから、目を
つむってそのスカートを履く。
そうでもしないと、いつまでも体に残る型どりの感覚が嫌でたまらないのだ。
「あぐっ…」
それを履くと、ていもうされた私の淫裂をひきさくようにパンツが食い込む。
どこかにいってしまったブラジャーを探すのも嫌で…
私はそのまま制服の上を身につけた。
胸が動く度にぷるぷる揺れて、いっそう恥ずかしさが私を責め立てる。
「そんなに泣かなくても、俺以外にお前の体に興味持つやつの目にこいつが出回
ったりしないから安心しろ。悪用もされないよ」
うぐっ…
悪用されなくても、いくらなんでも…
女の子の大切な大切な自分の体を踏みにじるような型どり。
そんなの…
気休めにしかならないよ…
「安心しろよ」
後ろから腕を捕まれて、私はふりほどこうとするが、やっぱり力で無理矢理に、
引き戻されると、私はご主人様の腕の中に無理矢理抱きこまれた。
「やぁっ、もうやなのっ、こんなの…」
狂ってしまいそうな私。
それを、どうにか今にひきとめるようにご主人様が私を抱きしめる。
「大丈夫だよ。俺はあったかいまゆの体が大切だから…」
うぐっ…
そんなの当たり前だよっ。
「俺も下半身の型を第二測定室で取ってくるから…」
えっ…
その言葉に私は一瞬、できあがったものを想像してどきっとした。
もしかしたらご主人様も私のを見て同じ気持ちかも知れない…
ぐっと押しつけられる大きなご主人様の肉棒が、私の腰にぐりぐりと洋服ごしに
すりつけられるのを感じて顔が真っ赤になる。
「女の第二は辛いぞ…、下半身かな、確か最初のお仕置きはそれだ。そうとだけ
教えておくよ」
お仕置きか…
下半身の型っていったって…
私はもう取られちゃっているような気がしたが、たとえ同じ事をされるのでも、
すんごく嫌だよ。
うぐっ、そのことを思い出す度に悔しさが胸の奥に残る。
「ようし、出ようか…」
そうして二人は個室のドアを開いて…
ちょっと嬉しそうなご主人様と、辛そうな私の顔、そして私の半身サイズの箱が
抱えられている。
入れ替わりに先生らしき人が新しい箱を運び込んでいった。
全員こんな型を取られるなんて…
私だけじゃないと思うと少し気が楽だが、それでも気が重い。
いったい…
何かに使うんだろう。
まず、体操服や、おそらく制服とかもあれでサイズを測られて、作ることになる
に違いない。
「じゃぁな、俺が終わるまで教室で待っててくれ」
寮の鍵は…、ご主人様が持っている。
きっと渡してくれないんだろうな…
何となく分かった。
しかたなく、私はご主人様にそれなりの挨拶をしてから、教室の方へとたたっと
走っていった。
忘れてしまいたかった…
どさっ…
私は走り出してすぐにバランスを崩して転んでしまう。
股の間に通されている紐のせいで、走ったりするとすれて体が跳ねてしまう。
うぐっ…
そのことを思い出すと、ていもうされたことまでがはっきりと思い出された。
そして、全身の型を取られてしまったことも…
「ぐすっ…、もういいよ…」
いい加減、何がなんでも良く感じさえした。
辱められてばかりの高校生活なんて、想像もしなかったこと…
先を考えると体が震える。
「地下か…」
他にも、いくつか実験室があったりする地下。
そこから、私は階段を一段一段上がって光の射し込む地上へと戻っていった。

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