官能的なエロ小説

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SM遊戯

「和泉君、お疲れさま! 今回の案件をよく物にすることができたな!」
部長の飯山が契約書を見ながら、それでなくても細い目を更に細めて和泉雅にね
ぎらいの言葉をかけた。
「はい、ありがとうございます」
「本郷がボーッとしているうちに他社に持っていかれるところだったのを、よく
うちに引き戻したな!」
「最近本郷さんが他のお客様のところに行ってばかりいたので、私が勝手に担当
方に電話をしたんですが、その時に他社製品に決まりそうだという情報をいただ
いたので急遽お伺いしてなんとか契約を待っていただいたんです」
「本郷は営業になって何年経ってるんだ、全く....後輩の和泉君におんぶに
抱っこだな...」
「でも私は営業支援の技術ですから、当たり前のことです。 本郷さんはお客様
をたくさん持っていますし...」
「まあ、部下を持っている営業リーダーだからな、本郷は....もう少し自覚
を持ってもらわないといけないな」
飯山が本郷に対してのグチを言い始めたので、雅は逃げようと思って腕時計を見
た。
「それでは、私はこれからアポがありますので....」
「おう、そうか! 今度、本郷に奢ってもらうといいぞ!」
「はい、そうします」
ニッコリ笑うと、雅は飯山に背を向けた。
「あっ、忘れるところだった...和泉君!」
自分の席に戻ろうとした雅に飯山が声をかけた。 振り返った時にショートボブ
の髪が雅の美しい顔の周りを円を描くように揺れ動き、甘い香水の香りを周囲に
まき散らした。
雅の髪はオレンジ色のマニキュアをしていて、光沢のある髪に光が反射すると黒
い髪がほんの少しオレンジがかる。
「なんですか?」
「和泉君は、ここのところ全然休みを取っていないだろ? 土日も出勤している
し、有給も全然取ってないんじゃないか?」
「はい....でも忙しいですし、休んでると逆に気が休まらなくて....」
「そんな事じゃ身体を壊すぞ。 和泉君に倒れられたら大変だからな」
「ありがとうございます....」
「本郷の件も片づいたことだし、時期的にも忙しい時期じゃないから代休と有給
を一緒に取ったらどうだ?」
「え、ええ....でも....」
「君の部下だってもう一人前なんだから、任せておけばいいだろう。 何かあっ
たら携帯に連絡するようにしておけばいいんだから」
「それは、そうですけど...」
「代休は何日あるんだね?」
「確か10日ぐらいあったと思いますが....」
「ちょうど弟さんも学校が終わりだろう? たまには姉弟仲良く過ごしなさい。
 これは部長命令だ、いいね?」
「はい...気を使っていただいてありがとうございます」
「それじゃあなるべく早いうちに休みを取りなさい。 プライベートも大事にし
ないと仕事も一生懸命できないぞ!」
「はい、わかりました。 それでは、月曜日に休暇届を出させていただきます」
自分の席に戻った雅は黒いなめし革の鞄に資料一式を入れると、席を立った。
トイレに行くとポーチから口紅を出して唇に塗っていく。
雅は化粧はほとんどしない方で、口紅がせいぜいであった。
トイレから戻って椅子にかけた上着を真っ白いブラウスの上に着ると、ボタンを
はめながら競合製品の調査をしている2年目の村山に声をかけた。
「村山君、私は外出してくるから、何かあったら携帯に連絡しておいてね」
「はい、わかりました。 和泉主任は今日は戻りますか?」
「そうね....どうしようかしら....」
「なにかあったらメールしておきますよ。 それに金曜日ぐらい早く帰って下さ
いよ」
「ありがとう、それじゃあ終わったら電話するから」
「はい、わかりました」
「じゃあ、行ってくるわね」
「行ってらっしゃい!」
雅は部屋を出ると、エレベーターホールに歩いていった。
166cmの身長にパンプスを履くと雅は170cm近くなる。 雅はグレーの
スーツを見事に着こなし、実際にも、そして見た目にもキャリアウーマンそのも
のであった。
18歳からこの会社に就職して23歳の5年間、ただひたすらに仕事をした。
それには理由があった。
雅の肉親は深雪という19歳の妹と雅隆という16歳の弟だけである。
3姉弟の両親は既にこの世になかった。
身体の弱かった母親は雅隆が3歳の時に小さい子供達を残して他界してしまった。
雅が10歳の時だった。
タクシー運転手だった父親は妻が死んだ直後は腑抜けのようになっていたが、突
然馬車馬のように仕事をし始めた。
雅の目には、睡眠を削りながら仕事に没頭する父親の姿が母親の事を必死で忘れ
ようとしているかのように映っていた。
父親は寝ることも忘れたかのようにただひたすらに働き続け、家には寝に帰るだ
けの生活が続いた。
当時10歳の雅が母親代わりとなって妹と弟の面倒を見ながら、家事と学校の掛
け持ちをしていた。
弟の雅隆は母親譲りで身体が弱く、雅と深雪は子供ながらに一生懸命弟の面倒を
見たのだった。
それから7年後、寝る間も惜しんで働いた無理がたたって父親が自動車事故で他
界してしまい、ついに子供達だけになってしまった。
原因は居眠り運転だったのだが、客も乗せておらず誰も巻き込まなかったのが唯
一の救いであった。
雅が17歳、深雪が13歳、雅隆が10歳の時であった。
このときに初めて雅は母親が死んだときの保険が手つかずになっていたこと、そ
して父親が多額の保険をかけていて、受取人が雅になっていることを知った。
そのことを聞きつけて3姉弟を引き取ると言って親戚連中が押し寄せてきたが、
雅はその時すでに3人で生きていく決意を固めていたのだった。
父親の保険金で家のローンを全額支払う事ができ、生活費と妹弟の学費も母親の
残してくれたお金で何とかなることがわかっていたが、雅は進学を諦めて就職す
る事にした。
雅隆の身体が弱く、医者にかかることが多かったので、遺産を食いつぶしてしま
うことができなかったのである。
雅はアルバイトをしながら高校を卒業すると、すぐに今つとめているコンピュー
ターのパッケージソフト販売の会社に就職した。
それから5年、雅は父親同様がむしゃらに働き、4人の部下を持つ主任になるこ
とができた。
母親が死んでから妹と弟のために生きてきた12年は雅にとってあっという間で
あった。
父親が亡くなった後に深雪と雅隆の進学があり、若い雅は同じ世代の若者達と違
った悩みを多く抱えたが、可愛い妹弟の成長する姿を見ることが雅のなによりの
喜びであった。
会社では仕事に厳しく、部下にも、そして何より自分に厳しいビジネスウーマン
である雅も、家に帰ると優しい姉に戻るのであった。

ピンクのスエットの上下という楽な格好で雅はダイニングのソファーの上に寝こ
ろがっていた。
深雪が友達の家からもらってきたミニダックスフントのクッキーをお腹の上に乗
せて遊んでいる時に電話の電子音が鳴り響いた。
「もしもし、お姉ちゃん?」
「深雪ちゃん? もうサークルは終わったの?」
「うん、 これから帰るけど何か買っていくものある?」
「深雪ちゃんは、今日は何食べたい?」
「う~ん、何でもいいけど....」
「何でもいいっていうのが一番たちが悪いのよ」
「でもそんなに食べたいものないんだもん....」
「それじゃあ雅隆くんに聞いてみるわね」
クッキーをソファーの上におくと、雅は電話の子機を持って1階に降りていった。
 雅達の家は2階にリビングダイニングがあり、一階に雅隆と雅の部屋があった。
 深雪は屋根裏部屋を自分の城にしていた。
雅はU字形の階段を下りて玄関に近い部屋のドアをノックした。
コン、コン
「雅隆くん、今日の夕飯何がいい?」
部屋の中からは物音一つ聞こえてこない。
「あら? いないのかしら?」
玄関を見てみると、雅隆の靴が綺麗に並べておいてある。
「おかしいわね...ヘッドホンでも使ってるのかしら?」
雅が雅隆の部屋のドアを開けると、雅の目にテレビの画像が飛び込んできた。
雅隆は部屋でヘッドホンを使ってビデオを見ていたのだった。 しかし雅隆はテ
レビの放送を見ているのではなかった。
テレビには麻縄で自由を奪われた女性が全裸で悶えている姿が映し出されていた。
そのビデオは無修正だった。 縛られた女性の股間には大人の証である翳りがな
く、完全に丸出しの状態であった。
突然女性の剥き出しの肉裂がアップになった。 画面に映ったアップの肉裂は大
量の蜜で潤っていた。
雅はあまりのことに呆然と立ちつくしてしまった。
会社では女性の水着のカレンダーやPCのデスクトップのヌードなどはセクハラ
だと言って、そのようなものに対して目の敵にしていた雅だったが、可愛がって
いた弟がこのようなエロビデオを見ていたことはあまりにもショックだった。
しかし、それ以上にエッチなビデオの内容が雅に激しい動揺を与えていた。
<もしもし! お姉ちゃん、どうしたの? もしもし!>
遠くで深雪の声が聞こえた。
雅の手から電話が滑り落ちて、フローリングの床に大きな音をたてた。
画面に夢中になっていた雅隆が振り返った時に、ヘッドホンのコードが引っ張ら
れてピンジャックが外れた。
スピーカーからエロビデオの音声が突然流れ出した。
[あぁんっ! はあぁぁぁん....だめぇ....]
巨大なディルドゥが無毛の肉裂に突き立てられた。
[はうぅぅぅっ! んあぁぁぁ....]
ビデオの女性が縄で縛られた身体をくねくねとよじらせて、身もだえている。
「お、お姉ちゃん!」
<もしもし! もしもし!>
雅にとんでもないところを見られた事で、雅隆は動転していた。
[いい音がするじゃねえか...お嬢ちゃんも好きものだな....ほら、聞こ
えるだろ?]
スピーカーから厭らしい濡音が聞こえてくる。
「こ、これ.....」
雅は弟の名前すら言うことが出来なかった。
「お姉ちゃん....仕事は...どうしたの?」
間抜けな事を聞く雅隆だった。 おそらく姉が10日も休みを取るとは思っても
みなかったのだろう。
昨日の夜も雅は帰ってくるのが遅く、雅隆とは顔を合わせていなかった。
[んあぁぁぁっ! イ、イイ~ッ!]
時間が止まった部屋の中でHビデオだけが動いていた。 そして痴態は二人に関係
なく演じ続けられた。
画面に釘付けだった雅の目が雅隆に向けられた時に雅の身体がビクッとした。
雅隆の下半身は裸で、股間にそそり立つ勃起を雅隆は右手で握りしめていた。
雅隆も雅同様あまりにもビックリしたので、自分が勃起をしごいているのを忘れ
ていたのだった。
「キャアーッ!」
<お姉ちゃん、どうしたの? お姉ちゃん!>
雅は雅隆の部屋を飛び出すと隣の自分の部屋に入り、ドアを思い切り閉めると鍵
をかけた。
雅隆は呆然と立ちつくしていたが、足下の電話に気がついた。
<もしもし! どうしたの!>
「もしもし?」
<あ、雅隆? 何があったの?>
「何でもないよ。 お姉ちゃんの嫌いなゴキブリが出たんだよ」
<なんだ、そうだったの....雅隆、ゴキブリやっつけておいてよ!>
「う、うん....」
<ねえ、雅隆は夕飯は何がいい?>
「え? う、うん...なんでもいいや....」
雅の事を考えると夕飯などどうでもよかった。 姉に何と言ったらいいのだろう
かと、雅隆の頭の中はそのことで一杯だった。
電話の向こうでは、もう一人の姉が夕飯は何がいいのかはっきりしろと、騒いで
いた。

ビデオの電源を切って床に散らばっているエロ本を片づけると、雅隆はパンツと
ジャージを穿いて雅の部屋の前まで来た。
雅の部屋の中からは物音一つ聞こえてこない。
雅隆の右手がドアをノックしようとしてドアの直前でピッタリと止まった。
(お姉ちゃんに何て言えばいいんだろう....)
雅隆の喉がゴクッとなった。 心臓がドキドキと激しく脈打つ。
(僕のことを汚らしいと思ったかな....なんで、土日じゃないのに家にいる
んだよ....)
雅が家にいるのがいけないんだと憤りを感じながらも、姉の様子が気になって仕
方がなかった。
コン、コン 
「お姉ちゃん....」
部屋からは何も聞こえてこない。
コン、コン
ドアのノブを捻ると鍵がかけてあるらしく、引いてもドアは開かなかった。
「あっちに行ってて! 一人にして!」
「...お姉ちゃん....」
雅隆は肩を落として階段を上がっていった。
階段を上がったところで、クッキーが嬉しそうにシッポを降って雅隆の脚にじゃ
れついた。
雅隆はクッキーを抱き上げると、ソファーに座り込んだ。
「クッキー...どうしようか...お姉ちゃんのこと怒らせちゃったよ...」
クッキーは雅隆の顔を舐めようと自分の口の周りをペロペロとなめ回している。
雅隆の心配事など自分には関係なく、飼い主の雅隆に遊んで欲しくて仕方がない
といった感じだった。
雅は自分のベッドに寝転がっていた。
いくら頭から追い出そうとしても、ビデオの映像が頭から離れない。
モデルのような美しい女性が全裸で縛られている姿はあまりにも淫らだった。
アイドルの水着姿や、週刊誌のヘアヌードをたまに目にするときがあるが、女性
を馬鹿にしていると目にするたびにいつも頭にきていた。
モデルになっている女性にも頭に来たが、それを見て喜んでいる男達には心底腹
が立った。 会社でも自分の部下や男性の同僚のPCのデスクトップやカレンダ
ーに水着の女性を見つけると、セクハラだと言ってやめさせている雅だった。
しかし、可愛い弟が見ていたビデオはそれどころではなかった。
全裸になった女性が全てをさらけ出していた。 それも裸だけではなく性までも
さらけ出しているのだった。
「あんなものが.....あんな....」
なんといってもショックだったのが女性の自由を奪うために身体中を縄で縛って
いることだった。
SMという言葉ぐらいは聞いたことがあったが、どんなことをするのかは知らな
かったし、実際に見るのは初めてだった。
23歳の雅はまだバージンであった。 男性すら知らない雅には、やはりショッ
クが大きかった。 
母親が死んでから妹弟のためだけに生きてきた雅には色恋など関係なかったし、
雅自身恋人が欲しいとも思わなかった。
そんな性には無知な雅にもビデオの女性の発していた声が苦しみから出ているの
では無いことはすぐにわかった。
演技かもしれない...しかし、それにしてはあまりにも真に迫っていた。
ベッドで寝返りをうつと、ブラジャーの中で乳首がすれて電気ショックに似たも
のが身体を駆け抜けた。
(な、なに....今の....)
雅は家にいてくつろいでいるときもブラジャーを必ずするようにしていた。 外
すときは風呂にはいるときと、自分の部屋で寝るときだけだった。
妹の深雪はどちらかというとそういうことにはルーズで、夏など上はTシャツだ
けとか、キャミソールだけなどという姿をしては雅に注意されていた。 雅は自
分たちの生活態度が雅隆に悪い影響を与えると思っていた。
トレーナー越しに胸を触ると、またも身体を衝撃が駆け抜けた。
(乳首が立ってる....どうして...)
雅は上半身だけ起こすと、トレーナーを脱いだ。
雅は着やせするタイプで、スーツ姿もほっそりとした感じに見えるのだが、実際
に服を脱いでみると、胸も腰もみっしりと脂を乗せて見事に張り出していた。
胸は88cmで、ブラジャーは65のFカップであった。 腰もトップバストと
同じ88cmあり、キュッと細くなった58cmのウェストが折れそうなほど細
く見える。
フルカップのブラジャーに包まれた乳房はトレーナーの上から見ただけではわか
らないぐらい大きく、悩ましかった。
雅はゴクッと唾を飲み込むと、指でブラジャーの先端を触ってみた。
左の乳首がブラジャー越しに激しく尖っているのがわかる。 指先で軽く転がす
だけで甘く痺れるような感触が乳首から背骨をかけ昇った。
「あんっ!」
(こ、これって....)
今までオナニーすらしたことのない雅は、23歳になって初めて味わう感触に戸
惑った。
知ることが遅すぎた甘い感触が雅を虜にしつつあった。
雅は背中に手を回すとブラジャーのホックを外して上半身裸になった。
ブラジャーを外しても88cmの乳房はまったく垂れることなく、先端に位置す
る桜色の乳首は前方をまっすぐに睨んでいる。 細い鎖骨からゆっくりと、なだ
らかに盛り上がっていく胸板が途中から急激に盛り上がり、小型のどんぶりをひ
っくり返したような見事なお椀形をしていた。 真正面から見ると、身体から丸
い乳房がはみ出している。
両手で乳房を鷲掴みにしてみた。 細く長い指が量感のある乳房にからみつく。
人差し指と中指の間から桜色の乳首がピョコンと顔を出している。 雅の手では
乳房を半分も隠すことができない。
「んっ...!」
乳首だけでなく、乳房も雅の手の動きに反応して甘い疼きを発している。 雅の
脚は緊張と興奮からガクガクと震えていた。
(なんだかオッパイが硬い気がする...)
お風呂で身体を洗うときなどに触る乳房と、今触った乳房はまるで違う感じがし
た。
乳房を下からすくうようにして持ち上げると、乳首の下の部分を指が滑る感触に
肌が粟だった。
手を乳房から離すと上を向いていた乳房が元の位置に戻るために妖しく揺れた。
さっきのブラジャー越しに触った乳首の感触が一番衝撃が大きかったのを思い出
し、今度はブラジャー越しでなく直接乳首を触ってみようと思った。
自分の身体をこのように触ったのは初めてな雅は、不思議な、そして未知の感覚
に戸惑いながらも興奮していた。

88cmの胸を見下ろしながら、こんもりと丸く盛り上がった右乳房の上で尖っ
ている桜色の乳首を右手の親指と人差し指でつまんでみた。
「んっ!」
思わず口から声が出てしまう。
つまんだ肉の蕾から発せられる電撃のような快感が雅の脳を痺れさせた。
(ひ、左は....どうなのかしら....)
左手も右手同様に左の桜色のエッチな蕾をつまんで転がしてみた。
「くぅっ!」
身体が勝手にピクッと反応してしまう。
両乳首は自分自身の指で丸い乳房の上で円を描くように転がされ、引っ張られて
いく。
まるで初めて手に入れたオモチャを楽しむように、雅は身体を快感に震わせなが
ら乳首を弄んだ。
その動きに完全にシンクロして、ビリビリと乳房の先端から身体に甘い痺れが広
がっていく。
雅は右手で乳房をガシッと鷲掴みにすると、指の間から飛び出た乳首を指の間で
挟み込んで乳房全体をゆっくりと揉みながら乳首を刺激した。
「はあぁぁぁ....」
さっきのビデオの女性のような声が小さな唇からこぼれ出た。
(これじゃあ、さっきの人と同じじゃない....ダメよ....早くやめない
と....)
しかし、すでに今の雅には止めることは叶わなかった。
左手も乳房をつかんで真ん中に寄せるように、上下に、そして回すようにして自
らの乳房を愛撫していった。
指の間から乳房があふれ、白い素肌が赤く染まっていく。
それでなくても白い肌を透かして見えていた静脈ががさらに目立って見えた。
「あぁぁぁん....くうぅっ!」
雅は目を閉じて、頭をうち振るった。 
(こんな...これが、気持ちいいっていう感覚なの?)
乳房から広がる甘い調べに酔っていて気づかなかったが、雅はオシッコが漏れる
ような、内腿をすりあわせてしまうような、やるせない未知の感覚に気づいた。
(なに...?)
股間がキューッというような、引きつるというか妙な感覚がする。
スウェットのパンツの上から股間を触った時に乳房と同等の、いや、それ以上の
官能が雅を襲った。
「はうぅっ!」
雅の白い喉がのけ反った。
(な....なに?)
汚い所、洗うとき以外は触ってはいけない所というように雅が思ってきた場所が、
震えるほどの快感を脳に送り込んできた。
雅の頭からは先ほどのビデオの映像は一時的に完全に消え失せていた。 雅の慎
み深い奥手な心が、自分の身体の反応に驚き、好奇心と快感の誘惑に負けようと
していた。
恐る恐る、もう一度股間を触ってみる。
身体がピクンッと引きつる。 もう止まらなかった。 ブラジャーを外して直接
乳首を触ったように、直接触ってみようと思い、ベッドの上でスウェットのパン
ツを脱いで床に放り投げた。
大人し目の白いショーツが腰にピッタリと貼り付いている。
雅は腰のゴムに手をかけてショーツを脱ごうとしたが、手が震えてしまう。
(ダメよ....そんな事したら...)
ショーツを脱いで直接股間を触るまでは怖くて出来ない雅は、ショーツの上から
股間を触ってみた。
中指が媚肉の中心にあてがわれた。
「あぁぁんっ!」
乳房や乳首の比ではなかった。 背骨を高圧電流が流れたように身体が引きつり、
震えた。
(す、すごい....こんな...こんな事してちゃ...ダメ....)
しかし中指は心を裏切るかのように、肉溝を前後にさすっていく。
すでにショーツのクロッチは雅の吐き出した甘い蜜でしとどに潤い、雅の中指の
腹を濡らしていった。
雅の中指にじわじわと力が加えられ、ゆっくりとそして確実にクロッチに深い溝
が刻まれていく。
「はあぁぁぁっ.....くぅん....」
切ない甘ったるい喘ぎが雅の可愛らしい唇から漏れ出る。
(ダメ....は、早く...やめないと......でも...あとちょっと
だけなら....)
雅は今度はためらうことなくショーツのゴムを下げると、ついにベッドの上で全
裸になってしまった。
壁際においてあるベッドの上で全裸になった雅は上半身を壁にあずけ、脚を開い
て右手を股間に這わせた。
濃い繊毛をかき分けると、潤った肉唇が指にからみついてきた。
「ほぉうっ!」
雅は皮を被ったままのクリトリスを中指で思いもかけず触ってしまい、あまりの
衝撃に腰が飛び上がってしまった。
雅が全裸になって股間に手を這わせていた頃、雅隆は2階のソファーの上で雅に
どう謝ったらいいのかと頭を悩ませていた。
「どうしようかな....いっそのこと、深雪姉ちゃんに相談してみようか
な....」
そんなことを考えている雅隆の事など、今の雅の頭の中からは完全に忘れ去られ
ていた。
雅隆の寝転がっているソファーのちょうど真下は雅の部屋になっていて、そこで
は、当の雅が未知の快感に打ち震えている最中であった。
「はあぁぁん....だ、だめぇ....も、もう....やめないと...ん
あぁぁっ!」
初めて味わう快感の渦に巻き込まれ、心ではやめようと思っても指は妖しく蠢き、
自ら濡れ開いた肉裂は激しく蜜を吐き出した。
クチョッ クチュッ クチョッ
雅の激しい指の動きに合わせて濡れた肉唇が指にからみつき、淫らな濡れ音を奏
でるのだった。


雅はあっけなく達してしまった。
知らないうちに皮を脱いでいたエッチなクリトリスを濡れた指でさすっただけで腰がビク
ビクと震え、背中を仰け反らせて2階の雅隆に聞こえてしまうのではないかとい
うぐらい大きな声を発して絶頂を味わった。
身体中を吹き荒れた嵐が去っても、雅はベッドの上で身体を振るわせて荒い息を
していた。
(今のがイクっていうことなの....? 止められなかった....で
も....気持ちよかった.....)
性に奥手な雅の初めてのオナニーであった。
しかし、快感が去っていき身体の芯が冷めていくと自分のした行為があまりにも
恥ずかしい行為であり、弟の雅隆と変わらないと自分を責めた。
(これじゃあ私、雅隆を叱る資格なんてないわ...だって、雅隆と同じことを
したんだもの....)
気持ちいいことが終わった後の反動か、次第に虚しさと後悔が雅を襲いはじめた。
 
オナニーに夢中になって頭の中から消えていた、先ほどのエロビデオの映像がまたも
蘇ってきた。
そして自らの恥ずべき行為がさっきのエロビデオの女性と重なった。
(私もあんな顔をしていたのかしら....あんな恥ずかしい声を出し
て....)
雅はシャワーを浴びようと思い、局部が濡れたままの状態でエロショーツを穿くとブ
ラジャーをせずにスエットを着て1階の一番奥にある風呂場に入っていった。
深雪からの電話を雅が受けてから2時間ほどで深雪が帰ってきた。
しかし雅は深雪が帰ってきたことすら気づかなかった。 シャワーを浴びていて
もあの映像が頭から離れなかった。 そして雅隆が握りしめていた屹立も網膜に
焼き付いていた。
深雪が2階に上がっていくと、ソファーの上で雅隆が軽い寝息を立てて眠ってい
た。 お腹の上ではクッキーも丸くなって寝ている。
雅隆とクッキーの可愛い寝顔を見て深雪の顔がほころんだ。 しかし、あまりに
も無防備な姿で寝ている雅隆を見ていると何かいたずらしてやろうかと思ってし
まう深雪だった。
深雪の切れ長の目がクッキーの乗っている下の方でピタッととまった。
「雅隆も男だねぇ....」
眠りが浅い状態なのか、雅隆のジャージは大きく膨らんで屹立の形をあからさま
に浮き彫りにしていた。
「お姉ちゃんはどうしたのかな?」
深雪はスーパーの袋をキッチンのテーブルに載せて、一通り片づけると階段を下
りていった。
雅と雅隆の部屋のドアが閉まっていて、その奥の洗面所で物音がした。
「シャワーでも浴びてるのかな?」
奥まで歩いて行くと洗面所のドアをノックもせずに開けた。そこにはバスタオル
1枚の姿で髪を拭いている雅がいた。
突然ドアが開いたのにビックリして雅の身体が瞬間強張った。
「きゃっ! .....深雪ちゃん、ノックぐらいしなさい!」
妹が自分の身体を舐めるように見ているのに気づくと、バスタオルで乳房と下腹
部を覆い隠した。
「あっ、ゴメン、ゴメン!....今日は面倒くさいからすき焼きにしちゃった
んだけど、よかった?」
「いいじゃない。 3人そろってご飯食べるの久しぶりだものね」
そう言った後に同じ食卓で雅隆と食事をすることを想像して、どうしようかと考
えた。
(どんな顔をして食事をしたらいいの....? 雅隆もきっと.....)
「どうしたの? 考え事なんかして」
「ううん....なんでもないの。 明日から食事は私が作るから今日だけはお
願いしていい?」
「別にいいけど....すき焼きなんか大したことないし....ねえ、何かあ
ったの? なんだかお姉ちゃん変だよ」
「えっ....? なんにもないわよ、何にも...」
深雪の切れ長の目に少し茶色がかった瞳が雅の嘘を探すかのように、雅の頭から
つま先までを観察していく。
「それだったらいいんだけど....それじゃあ出来たら呼びに来るね」
「悪いけど、よろしくね」
深雪が出ていった後の洗面所にはバスタオルだけの雅が一人残された。
「どうしたらいいの....?」
子供だった弟が大人になったのは嬉しいのだが、それと同時にこれから大人の男
としての弟とどのように接したらいいのか戸惑う雅だった。
階段を上がると、深雪は寝ている雅隆を揺すり起こした。
「雅隆、ちょっと...起きなさいよ...ほら!」
「あ...? 深雪姉ちゃん.....いつ帰ったの?」
雅隆が寝ぼけ眼で深雪のことをボーッと見ていると、深雪は雅隆の乗っているソ
ファーに浅く腰掛けて雅隆ににしか聞こえないぐらい小さい声で話しかけてきた。
「ねえ、お姉ちゃんどうしたの? なんかいつものお姉ちゃんじゃなかったけ
ど....?」
雅隆はガバッと跳ね起きた。
「え? お姉ちゃん、なんか変だった?」
「あんた、何か心当たりがありそうね。 何したの?」
「.....何をしたかって.....何もしてないけど.....」
雅隆は自分の行為を姉であり年上の女性である深雪に言うことが恥ずかしかった。
 うつむいてボソボソとつぶやいた。
「ハッキリ言いなさいよ! ねえ、どうしたの?」
「じ、実は....」
雅隆はモジモジしながら自分の部屋で起きた事件を深雪に語った。
「バカねえ、まったく....カギぐらいかけなさいよ!」
「だってお姉ちゃんが家にいるなんて知らなかったんだからしょうがないだろ!」
「それはそうだけど、それにしたってオナニーする時ぐらいカギかけるのが普通
でしょ!」
「.....まぁ....そうかもしれないけど....」
「お姉ちゃん、そういうのに疎いから結構ショックだったんじゃない?」
「どうしよう、深雪姉ちゃん。 謝っちゃえばいいかな?」
「謝るとかそういう問題じゃないでしょ。 雅隆だって男の子なんだから、オナ
ニーぐらい普通よ」
「う、うん.....」
「......それじゃあ私がお姉ちゃんと話してみるよ。 雅隆も高校生なん
だし、そういうのは普通なんだからって言えばいいんでしょ?」
「え、いいの? お願い、この通り!」
雅隆は深雪に手を合わせて頭を下げた。
「まったくもう....今度何かおごってよ!」
「うん、おごる、おごる!」
「それじゃあ夕飯の準備が終わったら、お姉ちゃんと話してみるわ」

「お姉ちゃん、ちょっといい?」
深雪は雅の部屋のドアをノックした。
「どうぞ....」
深雪がドアを開けると雅はスウェットを着てベッドに座って深雪を見上げていた。
「どうしたの?」
「雅隆の事なんだけど....」
雅の隣に座ると本題を切り出した。
雅は雅隆という名前を出されてドキッとした。 心臓が素手でつかまれたように
キューッと縮こまったかと思うと、今度は激しく脈打ち始めた。胸が激しくドキ
ドキする。
「ま、雅隆くんの事? なんの話?」
動揺しているのを深雪に知られないようにと思っても、化粧っ気のない美しい顔
は引きつってしまう。
深雪は姉の表情を見てため息をついた。
(雅隆も可哀相だけど、お姉ちゃんも可哀相ね....)
「雅隆に聞いたの.....ビデオ見ながらオナニーしてるのをお姉ちゃんに見
られたって.....雅隆もすごいショックだったみたいよ」
「わ、私はどうってことないのよ!」
普通にしゃべろうと思っても声が裏返ってしまう。 雅は我ながら情けなかった。
「雅隆が3歳の時から自分の子供のように面倒見てきたんだから、お姉ちゃんの
気持ちもわかるけど雅隆も高校1年生の男の子なんだからオナニーぐらいするわ
よ。 最近は中学生ぐらいでセックスまで済ませてるなんてザラなんだから」
「中学生で....セックス.....」
雅は呆然としている。 
(私は23歳でまだなのに...恋人もいないのに.....)
深雪は言い過ぎたかと思い、視点を変えようとした。
「とにかく普通の男の子はオナニーぐらい当たり前なんだし、逆にしない方が不
健康よ! 男は出さないと溜まっちゃって大変らしいし....」
「......」
「ああいうビデオ見るの初めてだったの?」
雅は返事をせずに頷くことで深雪に答えた。
「そう....それじゃあ、じっくり見て見ようよ!」
雅は顔を上げて、深雪の顔を見つめた。
「雅隆がどういうものを見てオナニーしてたのか見てみよう...ね! 男の子
がどういうものを見ると興奮するのか知っておくのも必要じゃない?」
(あのビデオを見るの....私が....? )
「社会勉強よ、お姉ちゃん! 私と一緒に全部見てみようよ。 女同士だから大
丈夫だよね?」
見てみたいという気持ちと不潔なものを見たくないという気持ちがない交ぜにな
って雅を悩ませた。
「雅隆は外に行かせるから.....ね! それだったらいいでしょ?」
縄で縛られた女性が身もだえる映像がフラッシュバックしてくる。 縛られた女
性が自分に重なる。
(深雪ちゃんの言うとおりよね....それに、ちょっとだけだったらいいわよ
ね....)
「ま、雅隆くんのためよ! それだったら....」
「じゃあ、雅隆に外に行くように言ってくるから、ちょっと待っててね」
雅の気が変わらないように深雪は走って部屋を出ると二階に駆け上がった。
雅隆は下の様子を伺おうと、階段の所にたたずんでいた。
「お姉ちゃんどうだった?」
「お姉ちゃんをちょっと性教育するから、雅隆は外に行っててくれる?」
「性教育? なんで外に行かなきゃいけないの?」
「いいから、私の言うとおりにしなさいよ! それに後でいい思いさせてあげる
から」
「いい思い? どういうこと?」
「そんなこと言ってないで、早く着替えて外に行ってらっしゃい。 そうだ、ク
ッキーの散歩させてきてよ。 1時間ぐらい帰ってこなくていいからね」
「1時間も! クッキーの散歩なんか、そんなに長く出来ないよ」
「何でもいいから! 私にまかせておきなさいよ!」
「....うん、わかった....」
雅隆が着替えるために階段を下りようとすると、深雪が近寄ってきて雅隆の耳元
で囁いた。
「雅隆、あんたの部屋に......」
階段を下りてくる音が聞こえてきたと思ったら、雅隆の部屋でゴソゴソと物音が
し始めた。 しばらく立つと玄関のドアを開ける音がした。
「クッキーの散歩に行ってくるね」
深雪が階段を下りてきて、行ってらっしゃいと声をかけた。 ドアが閉まる音が
して、深雪が部屋に入ってきた。 深雪は鍵とチェーンを閉めて雅隆が家に入っ
てこれないようにした。
雅を部屋に入れる前に全ての準備を整える必要があったので、雅隆に何がどこに
あるのかを前もって聞いておいた深雪は雅隆の部屋の中から必要なものを出して
セッティングを始めた。
開いたドアをノックして深雪が部屋に入ってきた。
「お姉ちゃん、始めるよ」
緊張でこわばった顔をした雅が座っていたベッドから立ち上がった。 ゴクッと
雅の喉がなった。
「うん....」

掃除をするときと雅隆に用事がある時には何度も入ったことがあるのに、今はま
るで違う部屋に入ってきたような印象だった。
雅隆の部屋は几帳面な性格からか、高校生としてはきれいに片づいている方であ
った。
ドアを入った右側の壁にベッドが押しつけてあり、壁の中程に出窓がある。 そ
の対面側の壁の奥の角にテレビが置いてあった。
勉強机はシンプルな木の机で、テレビがある側の壁を向くようにして置かれてい
る。 ドアの真正面に大きな2枚ガラスのサッシがすでに暗くなりはじめた庭の
景色を雅達に見せていた。 雅達の家の敷地はかなり大きく、敷地面積だけで2
50平米あり、南側に庭を大きくとって日当たりがいいようにしてあった。
女の子が二人いるので、父親が背の高いコンクリートの塀で敷地の周りを完全に
囲んでしまったのだが、雅達の家は低層住宅地域に立っているので周りに大きな
建物もなく、高い塀があっても十分に日光が1階の部屋に降り注いだ。
「ベッドに座って.....テレビに近いところに座ってくれる?」
雅がベッドに座ると、テレビとビデオのリモコンを手に深雪が隣に腰を下ろした。
「カーテン閉めないの?」
「表からテレビ見えないんだから大丈夫よ。 それに誰かに覗かれるわけじゃな
いんだし、暗くするとそれだけでエッチな感じがするよ」
「そ、それもそうよね....」
「じゃあ、お姉ちゃん、始めるね」
「う、うん....ちょっと深雪ちゃん...あれは何?」
雅が指さした所、テレビの隣に三脚に取り付けられたビデオカメラが置いてある。
ビデオカメラのレンズは雅達の方を向いており、背面からはケーブルが垂れ下が
っている。
そのケーブルは電源コードと一緒にテレビの背後に伸びていた。
「あ、あれ? あれは、最初から置いてあったのよ。 雅隆が何かに使おうと思
ってたんじゃないの?」
「そうなの....ごめんなさいね....どうも落ち着かなくて」
「気にしない、気にしない。 初めてそういうビデオを見るんだから、しょうが
ないよ。 それじゃあ始めるね」
深雪はリモコンの電源ボタンを押して、ビデオとテレビの両方の電源を入れた。
普段の雅は絶対に見ることの出来ない民放放送の夕方のニュースがテレビに映っ
た。
深雪はビデオのボタンを押してビデオデッキの映像に切り替える。
ビデオからまだ信号が来ていないので、画面は真っ青な状態である。 再生ボタ
ンを押すと青い画面が黒っぽくなり、白いノイズが横に走ったかと思うと、突然
映像が表示された。
20歳ぐらいのホッソリとした女性が田舎の梁のある昔ながらの部屋で40歳ぐ
らいの男性と一緒にいるところからビデオは始まっていた。
二人の会話の間に、映像は女性の身体を舐めるようにしながら、胸やスカートの
裾等をアップにしていく。
女性は白いブラウスに赤いミニスカートを着ているだけなのだが、男性は外から
来たという設定なのかサングラスをして革ジャンを着ている。
どうやら以前恋人同士だったらしく、男の元から女が逃げたらしいということだ
けは雅にもわかったが、ストーリーはそれ以外は無いに等しかった。 
男が女性ににじり寄り、突然女性を突き飛ばした。畳の上を転がる女性をカメラ
は追いかける。
女性の脚が乱れ、ミニスカートの奥から白いショーツが顔を出した。 乱れた脚
の間がアップになる。
倒れたまま畳の上を後ずさる。 
男はいつの間に取りだしたのか、左手に麻縄を握りしめている。 女性は麻縄を
見ると引きつった顔をして四つん這いになって逃げまどった。
深雪は画像などまったく見ていなかった。 深雪が見ているのは隣に座っている
姉の表情であり、姉がビデオを見てどのような反応をするのかををジッと見てい
るのだった。
雅は最初は嫌悪感からか眉根に皺を寄せていたが、今では何かに取り付かれたか
のように映像に見入っている。
深雪は三脚に取り付けているビデオカメラを枕の下に隠してあったリモコンで電
源を入れ、雅がビデオを見ている様子を撮影し始めた。 映像に夢中になってい
る雅は自分がビデオカメラで撮影されていることなど全く気づいていない。 雅
はコンピューターの仕事をしているとはいっても、それ以外の機械は大の苦手で、
ビデオやステレオの接続などは全くわからない。ビデオカメラの録画中を示す赤
いランプの点滅の意味すらわからなかった。
深雪の悪戯そうな目に小悪魔的な光が宿っていた。 薄い唇が少し上に持ち上が
り、冷たい笑みが深雪の口元に広がっていた。
画面では女性がブラウスを脱がされて上半身ブラジャーだけにされた状態で後ろ
手に縛られていた。
息つく暇もなく、あっという間に手首に巻き付けられた麻縄が二の腕に巻き付け
られ、さらにブラジャーをしたままの胸の上に巻き付けられていく。使い込んだ
と思われる少し色が濃くなった麻縄が3重に乳房の上下に喰い込んで、ブラジャ
ーをした乳房の大きさを強調させた。
深雪はベッドの枕元に置いてあったステレオのリモコンを取ると、電源を入れて
ビデオの音声をステレオのスピーカーから流れるように操作した。
平面的な音に臨場感が加わる。 まるでこの部屋に画面に映っている二人がいる
のではないかと思わせるほどだった。
<いやぁっ! やめて!>
<何いってるんだ、この前まで俺に縄で縛られてヒーヒー言ってヨガってたくせ
に!>
男は上半身を縛られた女性を引き倒すとミニスカートを引き裂くようにして腰か
らはぎ取った。
<ヒイーッ!>
雅は画面に釘付けだった。
見始めた時はストーリーなど何もない、女性を性の道具として扱い、馬鹿にした
ものだとはらわたが煮えくり返るほど腹立たしかったのが、いつの間にか夢中に
なっていた。
女性が荒々しく服をはぎ取られ麻縄を巻き付けられていく度に身体の芯が熱くな
り、心臓がドキドキと激しく脈打った。
(なんでこんなにドキドキするの? それに身体が熱い....)
男は引き倒された女性の右足首に別の縄を巻き付けるとふすまを開け放ち、柱に
結びつけた。
<それじゃあ、おまえの好きなオマ○コパックリをやってやるよ>
<いやぁ~っ! やめて~っ!>
後ろ手に縛られ、右脚を柱に縛り付けられてしまっては、もう逃げようがなかっ
た。
左脚の太股とふくらはぎが完全につくように膝を曲げると太股と脛に麻縄を巻き
付けてひとくくりにした。
縄尻を一つになった太股とふくらはぎの間に割り込ませると反対側から出して、
巻き付いている麻縄にからみつけるようにして更に強固に縛っていく。
左脚を縛り終わると右脚を動かないようにしていた縄を柱から解いて、その縄を
左脚同様巻き付けていく。
雅はベッドに脚を揃えて座っていたが、いつの間にか両手を股間に差し込んでい
た。
身体が熱くなると同時にさっき部屋でオナニーをしたときのようにアソコがキュ
ーッと引きつるような感触が雅を不安にさせた。 そしてオシッコがしたいよう
な、やるせない感覚に内腿で挟み込んだ手をすりあわせるようにしてしまう。
心が騒いだ。 どうしてこんな卑猥な、女性を侮辱した映像を見て心が騒ぐのか
雅にはわからなかった。
男は左脚の膝に一番近い麻縄に別の縄をくぐらせて固定すると、その縄を女性の
首に後ろにまわして反対側の膝に一番近い麻縄にくぐらせて強く引き絞った。
<イヤーッ!>
<ほ~ら、オマン○パックリだ!>
首の後ろに回した麻縄を引き絞ると両膝が首方向に引き上げられ、ショーツだけ
の股間が完全に剥き出しにされてしまった。
股間が画面一杯に映し出される。
<なんだ、もう濡らしてるんじゃねぇか! イヤだイヤだ言ってても所詮おまえ
はマゾなんだよ!>
画面一杯に映し出されたショーツの貼り付いた股間には、男の言うとおり丸い濡
れ沁みが出来ていた。
雅はショーツのクロッチが丸く濡れているのを見て、ドキッとした。
(私もさっきみたいに濡れてるかも....)
深雪の方をチラッと横目に見ると深雪は雅のことなど忘れているかのように映像
に見入っていた。
(濡れてたらどうしよう....せっかくシャワーを浴びて取り替えたの
に....)
濡れてるかどうか心配になった雅は深雪が自分の方を見ていないことを再度確認
すると、スウェットパンツ越しに股間を軽く触ってみた。
雅の身体がベッドの上で小さく跳ね上がった。 
映像を見ている深雪の顔が妖しく微笑んだ。

「お姉ちゃん、どうしたの?」
深雪がアダルトビデオを一時停止して、雅の方を見た。
雅の二重の大きな目は潤んでいて、顔どころか首筋まで赤く染まっていた。
「な、なんでもないの....ちょっと座り直そうと思っただけよ....」
「そうなんだ....私てっきりお姉ちゃんがビデオ見て感じちゃったのかと思
っちゃった」
「.....!  そ、そんなことあるわけないじゃない!」
「そぉ? ところで、どう? ここまで見た感想は?」
「.....なんか....女性をバカにしてるって感じ....」
「雅隆がこれを見てオナニーしちゃったのは理解できた?」
雅は困った顔をした。 女の自分がこのアダルトビデオを見て興奮してしまっているのだ
から、男の雅隆が感じないわけがないと正直に思った。 しかも、自分もビデオ
を見た後にオナニーしてしまっているのだ。
しかし、そのことを深雪に言うことは姉として恥ずかしくて出来なかった。 
「まだ...わからないわ....」
「お姉ちゃん最初はすごく怖い顔して見てたけど、もう大丈夫みたいよ。 もう
平気なんじゃない?」
「え、ええ....そうね、だいぶ慣れてきたわ....」
なんとか妹に余裕を見せようとした雅だったが、深雪には雅が虚勢をはっている
ことなど見え見えだった。
深雪はその余裕の態度を利用してやろうと思った。 別に雅のことが憎いわけで
はないし、逆に好きなのだが悪戯好きな深雪は雅でちょっと楽しもうと思ったの
だった。
「アダルトビデオには慣れたけど、まだ雅隆の気持ちがわからないのか....そうだ!
 それじゃあ完全に理解してみようよ! ね、お姉ちゃん!」
「え? どういうこと?」
「だから、お姉ちゃんがビデオの女の人と同じ体験をして、それを自分で見てみ
るのよ! 私が縛ってあげるからさ!」
「じょ、冗談じゃないわ! そんなのイヤよ!」
「でも雅隆はこれを見てオナニーしちゃってるのよ。 でもお姉ちゃんは全然感
じないって言ってるし....だから手っ取り早くお姉ちゃんがアダルトビデオの女の人
と同じようになれば、もっとわかりやすいでしょ?」
「そんなことダメよ! 雅隆くんがいつ帰ってくるかわからないんだし」
「ドアに鍵かけちゃったから入ってこれないわよ。 この家にいるのは私とお姉
ちゃんだけ.....私が内緒にしてればいいんでしょ?」
「内緒にって言ったって....」
「お姉ちゃんもちょっとは興味あるんでしょ? 雅隆は家に入れないんだからさ!
 ほら、少しだけだからさ!」
「で、でも....」
不安、好奇心、恐れなどの複雑な感情が雅の心の中を駆けめぐった。
(手を縛るぐらいだったらいいかも.....)
雅の頭の中でアダルトビデオの女性と自分の姿が重なっていた。 何度も頭の中に浮かん
では消え、浮かんでは消えた映像である。
裸の自分が縛られている姿。 それは美しくもあり、あまりにも淫らだった。
雅の悩んでいる顔を見て、深雪は後一押しだと思った。 
「それじゃあ手を縛るだけでいいから、やってみようよ! ね?」
「.....本当に....手だけよ....」
「よし、決定!」
雅の喉がゴクッと鳴った。 自分が興奮しているのがはっきりとわかる。
しかし、手だけと言ってもやはりかなりの抵抗がある。
「ねぇ....それにしてもあんな縄なんか家にないでしょ? だから.....
やっぱり、やめましょうよ」
「あるわよ。 雅隆の健康のためにってボーイスカウトに入れたでしょ? ボー
イスカウトはロープ使うのよ、知らなかった?」
「....そういえば....」
雅隆を家から追い出す前に、ロープがどこにあるか聞いておいた深雪だった。 
 そしてビデオカメラの場所も忘れずに聞いておいたのだった。
深雪は準備すると雅に言った後、雅隆の部屋で全ての準備を終えていたのだった。
 押入の奥にしまってあったロープを机の引き出しに入れておいた深雪は白い綿
ロープの束を取り出すと、雅の隣に座り込んだ。
「それじゃあさっきの人みたいにブラだけなってくれる?」
「後ろ手に縛るだけなんだから、脱がなくてもいいでしょ?」
「だめよ、手を縛るだけにしても、ある程度は同じようにしなくちゃ!」
「そうかもしれないけど....」
「私にまかせてくれればいいんだから! ほら、お姉ちゃん、脱いで、脱いで!」
そう言いながら深雪は雅が気を変えないうちにと、雅のスウェットの裾をまくり
上げて脱がそうとした。
「ちょ、ちょっと待ってよ! 脱ぐわよ、脱ぐから、ちょっと待って!」
雅は自らスウェットシャツを脱ぐと上半身はピンクのフルカップのブラジャーだ
けの姿になった。
88cmの乳房をしっかりと包んだブラジャーは上半分がレースになっていて、
カップのワイヤーが大きな乳房の形をさらに美しく表現している。
「それじゃあ後ろに手を回してくれる?」
雅は興奮で震える手を深雪に気づかれないように注意しながら、両手を後ろに回
した。 
腕を後ろに回したことで胸が前に突き出されるようになり、量感のある乳房が更
にボリュームを増したように見える。
「ほどいてって言ったら、すぐにほどいてよ....」
「うん、わかった、わかった....それじゃあ手首を重ねてくれる?」
「...こう?」
雅は後ろ手に手首同士を重ねて深雪の前に差し出した。
深雪はロープの束から長めの束を取ると、交差した手首にロープを巻き付けよう
として考え込んでしまった。
「よくわからないなぁ.....ちょっと待ってね!」
そう言うとアダルトビデオの一時停止を解除してテープを巻き戻し始めた。再生された状
態で巻き戻しされていく。縄を打たれた女性の身体から縄が離れていくのが可笑
しくもあり、不思議な光景であった。
手首を縛り始めたところまで巻き戻すと、アダルトビデオの男性を真似して手首を縛って
いった。
エロビデオの男性は手錠をしたように、手の平側をあわせるようにして手首をひとま
とめにしてグルグル巻きにしてから腕の間の縄に縄尻を巻き付けていた。
深雪は雅の手首を同じようにして縛っていく。
「深雪ちゃん、あんまりきつく縛らないでよ....」
手首を4巻きぐらいされただけで、もう手首は動かなくなっていた。 手を動か
そうとしてもほとんど動かせない。
深雪が手首に巻き付けた縄に縄尻を巻き付け終わると、手首は完全に動きを封じ
られてしまっていた。
アダルトビデオの女性の方が抵抗しているぶん、雅よりも縛られるスピードが遅かった。
「どう、お姉ちゃん? 縛られた感想は?」
「本当に手が全然動かないのね....」
「どう、縛られて感じちゃった?」
「......こんなので感じるわけないでしょ」
アダルトビデオの女性の二の腕に縄が巻きつけられ始めた。
「もう、いいでしょ? 雅隆くんが帰ってくるといけないから、早くほどいてち
ょうだい」
「うん、わかった.....」
雅の二の腕にロープが巻き付いていった。
「深雪ちゃん、なにしてるの!」
「だって、こんなのじゃ感じないんでしょ? お姉ちゃんが雅隆の気持ちがわか
るようにしてあげるの」
「や、やめなさい! だめよ、そんなことしちゃ!」
肘の真上の辺りをロープが何回も巻き付けられた。 日本の腕の真ん中の当たり
でクロスするようにロープが何度も両手の間を行ったり来たりする。
「だめ! はやくほどきなさい! お姉ちゃん、怒るわよ!」
ロープにはまだ十分すぎるほどの余裕があった。 深雪はロープをエッチな映像と同じよ
うにブラジャーをしたままの乳房の上に巻き付けていった。

膝が後ろ側に引き上げられたことで、太股がブラジャーのカップを隠すことがな
くなった。
股間をピッタリと覆っているショーツがモッコリとまるく盛り上がっている。
「い、いやぁ.....恥ずかしい.....」
「うん、これで同じね♪」
深雪は満足したようにニッコリすると、映像をエロビデオに切り替えて一時停止を解
除した。
まだこの時点で雅は自分の姿とビデオの映像が切り替えられていることに気がつ
いていなかった。
「ま、まだなの? もう許して!」
「ダメよ! だってお姉ちゃん感じてないんでしょ?」
「わかったわ...言うから....感じたわ! ビデオを見て感じたのよ!」
恥ずかしい姿を妹にさらすよりも正直に感じてしまったと言った方が恥ずかしく
ないに決まっている。
「やっぱりね! 正直に言えばいいのに....素直じゃないんだから」
「言ったわ。 早くロープをほどいて」
「でもロープをほどいて欲しくて無理矢理感じちゃったって言ってる感じがする
のよね」
「な...なに言ってるの! 本当よ、本当に感じたのよ!」
「ふーん....縛られて感じちゃったんだ....お姉ちゃんってもしかした
らマゾだったりして」
「マ、マゾ?」
「そうよ、縛られたり、恥ずかしい事をされると興奮して、感じちゃう人の事よ」
(縛られて興奮する.....感じてしまう.....)
「わ、私はそんな...マゾなんかじゃないわ! だから、早く....」
「それじゃあお姉ちゃんが本当にマゾじゃないかどうか、私が確かめてあげる、
いいでしょ?」
「何て事を言うの! やめて! 恥ずかしいのよ、早くほどいて!」
「マゾは恥ずかしいのが興奮に変わっちゃうのよ。 だから今のままやめちゃう
とお姉ちゃんはマゾって事になっちゃうのよ、それでもいいの? 私が証明して
あげるよ、お姉ちゃんは普通なんだって....」
「そ、そんなの証明してくれなくていいわ! はやく止めないと雅隆くんが帰っ
てくるわ!」
「大丈夫よ。 雅隆は家に入ってこれないんだから」
しかし雅隆は既に家に帰って来ていた。 小型犬はすぐに疲れてしまうので、散
歩などすぐに終わってしまう。 一時間も時間を潰せず、雅隆は家に帰ってきた
のだった。
カギを持っていたので玄関のカギを外してドアを開けたのだが、チェーンがかか
っていて入ることが出来ない。
「しょうがないなぁ...チェーンなんかかけたら入れないじゃないか....」
その時に自分の部屋の中からビデオの音声ではない声が聞こえてきた。
<ほら、オ○ンコパックリ!>
<ダメーッ!>
自分の部屋のドア越しだったが二人の姉の声がハッキリと聞こえた。
(オマ○コパックリ? ダメ?.....お姉ちゃん達、何やってるんだ!)
雅隆はドアを静かに閉めると庭の方に回って窓から中を覗こうとした。
ベッドが押しつけてある壁の出窓の所まで来たがレースのカーテンでよく見えな
い。 しかしテレビに裸の女性らしきものが映っているのだけはわかった。
(僕のビデオ見てるのかな? それじゃあさっきのお姉ちゃん達の声はなんだ?)
庭の方に回るとカーテンはかかっておらず、部屋の中の光景を窓越しに見ること
が出来た。 壁に身体を張り付けて壁と窓の境に顔をくっつけて、コッソリと中
をのぞき込んだ。
「.....!」
(お姉ちゃん達、なにしてるんだよ!)
クッキーを小脇に抱えて、雅達に見つからないように部屋の中をのぞき込んだ雅
隆の目に下着姿で拘束された雅の姿が飛び込んできた。
エロビデオの男は卑猥な薄笑いをして畳の上に転がされた女性の傍らにひざまずいた。
<さて、それじゃあおまえの道具を見せてもらうぜ>
アダルトビデオの男がブラジャーをむしり取った。 
<いやーっ!>
小さい胸がアップになる。 トップバストでやっと80cmといった感じの小さ
めの乳房だった。
深雪はさっきと同じように雅の上半身を起こすと、ビデオを一旦停止して入力切
り替えボタンを押した。
雅はビデオの女性が突然違う女性に変わったように見えた。
そこに映っているのは紛れもない和泉雅その人であった。 雅は何が起きたのか
わからなかった。
「な、なに...? どうしたの?」
画面が突然変わったことに動揺を隠せない雅だったが、テレビに映っているのが
自分だとわかると、あまりの事に言葉が出てこなかった。
「大丈夫よ、ビデオカメラの映像をテレビに出しているだけだから。 ああいう
風に撮った映像をそのままテレビに流すと録画できないの。 だから安心し
て....」
まったくのデタラメであった。 機械に弱い雅には絶対わからないだろうと深雪
が嘘をついたのだった。
「やめて....こんな恥ずかしいことしないで....」
「ビデオではオッパイ丸出しだったわよね....」
ロープが邪魔だったが、深雪は雅の背中のホックを器用に外すと、ホック側につ
いているカギ状のプラスティックからストラップを外した。雅の着けていたブラ
ジャーはストラップの位置を変えられるタイプだったので、ストラップまであっ
さりと外されてしまった。
ブラジャーを留めているホック類を全部外してもロープでブラジャーが取れるこ
とはなかった。
深雪が雅のブラジャーを外して乳房を出してしまおうとしているのは明白であっ
た。
(ほんとうに私を裸にしようとしてる....そんなことって....)
深雪は雅の肩の上から手を前に伸ばして鳩尾の部分からブラジャーに手を差し入
れた。
「だめぇ....もう、やめて....」
「お姉ちゃんがマゾじゃないってわかるまで、やめてあげない!」
ブラジャーのカップに指を引っかけると力を込めて雅の胸の上からブラジャーを
引き抜いた。
「いやぁ~っ!」
ブラジャーで隠れていた88cmの形のいい乳房がロープの間からあふれるよう
にまろび出た。
お椀形に盛り上がった、まるまるとした乳房はロープに上下を押さえつけられ、
両手を後ろで固定されているために、横に広がるように外を向いて飛び出してい
る。 桜色の乳輪と乳首はいつもなら真正面を向いているのに、今は開いた状態
で斜め前方を睨んでいる。
「お姉ちゃんのオッパイ、ちゃんと見るの久しぶり! ロープで縛ってるからす
ごく大きくみえるよ!」
「だめ....恥ずかしいのよ.....もう、やめて.....」
しかしブラジャーを取り払われた乳房は熱く、先端の桜色の蕾はピョコンと立ち
上がり、硬くコリコリになっていた。
「もう...こんなに乳首が立ってるよ...やっぱりお姉ちゃん、縛られて感
じちゃってるんだ!」
そう言って背後から伸ばした手で抗うことの出来ない雅の乳首を指でつまんでク
リクリとひねり回す。
「ああぁぁんっ!」
「気持ちいい、お姉ちゃん? お姉ちゃんがマゾじゃないっていうことを調べや
すいようにするから、ちょっと待っててね」
深雪は雅隆の部屋のドアを開けっ放しで階段を上がっていった。
深雪がいなくなったことでベッドに転がった雅は、なんとかしてロープの拘束か
ら逃れようとしたが肝心の腕と脚はビクともしない。
「深雪ちゃん! ドアを、ドアを閉めて! 雅隆くんが帰って来ちゃう!」
深雪を呼ぶ哀れな声が雅隆の耳にハッキリと聞こえた。

「み、深雪ちゃん! やめなさい!」
上半身を揺すって逃れようとしてもベッドに座った状態で両手を後ろ手で完全に
縛られている状態では、むなしい抵抗でしかなかった。
上腕の部分から胸板の部分にロープが回されて腕が上体に固定されてしまう。
乳房の上を3重に巻き付けると、乳房の下にも同じように3回ロープを巻き付け
ていく。
「く、苦しい....深雪ちゃん....やめて.....」
口ではやめてくれと言っている雅だったが、ロープによって自由が奪われていく
という事に雅は酔い始めていた。
(胸が苦しい...でも....この感覚はなに...?)
なによりも、映像の女性と自分が同じ事を同時にされているという、普通では考
えられない状況が雅を異常に興奮させていた。
「だめよ....そんなことしちゃ....」
縄を打たれる行為をやめさせようとして発した言葉は甘えたような声になり、拒
否の意志などないように聞こえた。
(だめ...胸が焼けるように熱い....それに...アソコが....
変...)
上半身を完全に縛り終わると、深雪は雅のスウェットパンツを脱がすために雅の
肩を軽く押した。
「きゃあっ!」
うっとりしていた雅が、突然の事に思わず叫んでしまった。
ベッドに浅く腰掛けていたので頭を壁に打つことはなかったが、雅は上半身をベ
ッドに投げ出すような無防備な状態で仰向けに倒された。
深雪はスウェットパンツの腰のゴムに手をかけると一気に手前に引いて雅の脚か
らスウェットパンツを引き抜いた。
雅は妹に下着だけの姿にされてしまい、あまりのことに呆然としてしまった。 
こんな事になるとは思ってもみなかった雅だったが、心の奥底ではこのようにな
る事を望んでいたのかもしれなかった。
手首だけと言っていたのが、結局はビデオと同じ事を最後までされてしまうとい
う事を.....
快感に酔いながらも雅の理性は異常な行為をやめさせようと最後のシグナルを懸
命に送っていた。
(だめよ....やめさせなきゃ....早く、早くしないと取り返しのつかな
いことになる....)
しかし雅の理性から発せられていたシグナルは深雪の次の行為によって、あっけ
なく途絶えてしまった。
新しいロープを手にした深雪は雅の右足首をつかむと、太股の裏側に足首がくっ
つくように雅の脚を前方に押しやった。
「あぁっ!」
膝がベッドに垂直に立ち上がり太股の裏側とふくらはぎがピッタリとくっついた。
その状態で雅の脛にのし掛かるようにして脚が伸びないようにすると足首と太股
をひとまとめにしてロープでくくっていく。 そのまま縄尻を膝の周りに巻き付
けると、最後に太股とふくらはぎの間に通して巻き付けたロープにくぐらせ、結
んで固定した。
自由になる左脚で深雪を蹴飛ばすこともできたが、実の妹を足蹴にするようなこ
とは、このような状況に置かれても雅には出来なかった。
「だめ! 深雪ちゃん!」
深雪はそんな雅の声が聞こえていないのか、雅の縄掛けに夢中だった。
深雪はボーイフレンドもたくさんいて、セックスも中学生のうちに経験していた。
 雅ほど苦労せず、大学にも通うことができた深雪は性に解放的で雅とはまった
く比べ物にならなかった。
現在もセックスフレンドが3人ほどいるのだが、その深雪をしてSMプレイは初
めてだった。
それも、その相手が自分の姉であるということに、深雪自身非常に興奮していた。
深雪は左脚も右脚同様に縄掛けしていく。 
今の雅にはビデオの映像は見えなかったが、アダルトビデオでは柱にくくりつけられてい
た右脚が外されている真っ最中であった。
この時点で、すでに雅の抵抗はないも同然であった。 左脚だけでも縛られない
ようにと暴れることもせず、妹のなすがままにされてしまった。
短めのロープを手にすると、雅の右膝の所のロープに巻き付け、首の後ろを通し
て左膝のロープに縄尻をくぐらせた。
その状態で深雪は雅にビデオが見えるようにと雅の上半身を起こすと、倒れない
ように自分が雅の背中の所に移動した。
自分の身体で雅の身体が倒れないようにすると、左膝のロープに通した縄尻をつ
かんで、その時を待った。
アダルトビデオの女性の膝にロープがかけられ、首の後ろを通されている。
「さあ、お姉ちゃんもあの女の人と同じ事をされるのよ! あの人が縄を引っ張
ったら私もこのロープを引っ張ってあげる。 そうしたらお姉ちゃんもあの人と
同じ、オマ○コパックリになっちゃうのよ」
「だめ....そんなことしないで.....」
会社にいるときの雅からは想像もつかないほどの弱々しい声だった。
部下を誉めるとき、叱るとき、プレゼンテーションをしているとき、顧客の接待
のとき。 仕事をしているときの雅は一種近寄りがたい雰囲気を持っているが非
常に頼りになるすばらしいビジネスウーマンである。
カッコイイというのが一番的確な表現なのかもしれない。
その雅が身体を真っ赤にして目を潤ませて甘えた声を出している。
それが恋人との甘い包容の中でなら、やっぱり和泉君も女なんだなと言ってもら
えるだろう。 しかし、下着だけの姿で縄掛けされている状態での弱々しい、悶
えていると言われても仕方のない雅の声はエッチなマゾの声そのものであった。
<ほ~ら、オマン○パックリだ!>
その声にあわせて深雪が力一杯ロープを引き寄せた。
「イヤ~ッ!」
雅のショーツだけの股間がエロビデオの女性と同じように剥き出しにされた。
これでビデオの女性と雅の姿は完全に一致したのだった。 
深雪は縄尻を硬く結ぶとビデオを一時停止した。
ベッドから降りて雅をベッドの上に横たえると、自分の仕事の成果である姉の縄
化粧をうっとりと眺めた。
その時に深雪はたった一カ所だけビデオの女性と雅の違う部分を発見した。
もっこりと盛り上がったビーナスの丘にピッタリと貼り付いた白いショーツのク
ロッチ部分だけがビデオの女性と違っている。
アダルトビデオの女性はクロッチ部分が小さな丸い濡れ染みだったのに、雅のそれはクロ
ッチ部分全体に広がっていた。白いショーツはがそこだけ色が変わっていた。
それもクロッチだけに留まらず、恥丘の方にまで沁みが広がっていて雅の濃い目
のアンダーヘアーをハッキリと透かしていた。
「やっぱりね...お姉ちゃんったら感じてたんじゃない!」
「そ、そんなこと....ないわ....」
「えぇっ? こんなに濡らしちゃってるのに、まだそんな事言うの? 信じられ
ない!」
そう言って姉の濡れたショーツのクロッチ部分に指を這わせた。
「くうぅっ!」
思わず声が出てしまう。
「ほら、こんなに濡れてる!」
「違うわ....さっきシャワー浴びたから....」
「もう、素直じゃないんだから....それじゃあもっと続けちゃうからね! 
お姉ちゃんが正直に言うまでビデオと同じ事しちゃわよ!」
そう言いながら深雪はどうも納得いかないような顔をした。
「そうか....どうもおかしいと思った...ビデオと脚の広がり方が違うん
だ...こうやって首を中心にロープを引っ張るとオッパイが太股で隠れちゃう
んだ....」
ビデオの男性は首の後ろを通したのではなく、肩胛骨の上を通るようにして麻縄
を引き絞っていたのだった。
深雪はエッチな映像を切り替えるとアダルトビデオを巻き戻して男がどのように縄を打ったのか確
認した。
「そうか、首の後ろじゃなくて背中の方を通すんだ!」
そう言うと首の後ろを回したロープを結びつけた所をほどくと、肩胛骨の上を通
して再度左膝のロープにくぐらせた。
そしてエロビデオを女性が股間を大きく広げられた所まで早送りすると、ビデオを一
時停止して映像を雅の恥ずかしい姿に切り替えた。
「お姉ちゃん、行くわよ」
「やめて...」
「ほら、オ○ンコパックリ!」
「ダメーッ!」
肩胛骨の上を通したロープが左膝のところで引き絞られると膝頭が後ろ斜め上に
引き上げられ、雅の股間はさっき以上に剥き出しになった。

雅隆のズボンの中はかつてないほど強ばっていた。
実の姉がパンティだけの姿でロープで拘束されている姿を見てしまったのだ。 
ビデオやビニ本、インターネットで女性の裸や局部を見たことはあっても実物の
女性の裸を見るのは初めてだった。
小学生の低学年ぐらいまでは雅と一緒に風呂に入っていたのだが、そのころの記
憶はほとんどない。
女性を意識するようになってからは、せいぜい海やプールで見る水着姿の女性が
せいぜいだった。
深雪は家の中では結構きわどい服を着たままでそれを気にすることなく生活して
いるので、深雪の乳房のすそ野やピンク色の乳首やパンティなどは服の合わせ目
やめくれたスカートから何度となく見たことはあった。
しかし雅は深雪と違って会社や外出する時はおろか家にいるときでも雅隆に肌を
見せないようにしている。
その雅がパンティ一枚の姿で自分の部屋に転がっているのだ。 それも自由を奪
われた姿で。
雅隆の屹立はズボンの中で先走りの透明な液を滲ませていた。
(お姉ちゃん.....)
深雪が部屋に入ってきた。 家中からかき集めてきたクッションを両手に持って
いる。
雅隆の掛け布団を丸めて雅の背中と壁の間に置くと、足りない分をクッションで
補った。 これで深雪が手を貸さなくても雅は転がることはなくなった。 雅は
背中を布団とクッションで支えられ、起きあがった状態でカメラの方を向かされ
た。
(これから深雪姉ちゃんは何をするんだろう?)
雅隆は雅の裸と深雪が何をするのかが気になって仕方がなかった。
深雪はビデオカメラをつかむと雅の近くに持ってきて雅の姿がアップになるよう
にビデオカメラを操作した。
ビデオの映像が雅の乳房や股間をアップで捉え、テレビに映し出される。 目を
逸らそうと思っても雅は目をそらすことができなかった。
あまりにも淫らな姿の自分に酔っているのであった。 自分の頭の中でビデオの
女性と自分を重ね合わせていたが、今はそんなことをする必要はなかった。 テ
レビを見れば恥ずかしい自分の姿が見れるのだから。
(あぁぁっ....こんな....なんて恥ずかしい姿なの...)
「う~ん、なんか脚が邪魔ね...」
ビデオカメラから目を離すと、深雪は不満そうな声を上げた。
肩胛骨の上を通したロープで脚を広げるようにしながら引き上げたのだが、ビデ
オを通して見てみると足首から先がモッコリと盛り上がった恥丘をビデオカメラ
から隠している。
深雪は最後のロープを手にすると、右足首にロープを巻き付けてベッドのヘッド
ボードの柱に巻き付けて軽く固定した。肩胛骨の上を通したロープを解いて、そ
のロープを左足首に巻き付けてからフットボードの柱に一巻きすると、ゆっくり
と引き絞る。
「あっ...あっ....いやっ.....」
左足首はロープで引っ張られ、一纏めに縄掛けされた左脚が横に開いていく。 
雅の脚がこれ以上開かないというぐらいロープを引っ張ると縄尻を隣の柱に結び
つけた。
フットボードの柱に固定したロープを解くと、こちらも柱に一巻きして引き絞っ
ていく。
「だ、だめぇ....やめて...いやぁっ!」
雅の脚が左右に思い切り広げられると、鼠蹊部の筋がピンピンに張りつめてショ
ーツの股繰りの部分をほんの少し浮かび上がらせた。
深雪は縛り終えると雅の目の前に立って、自分の仕事を満足そうに見下ろしてい
た。
「うん、こうでなくちゃね♪」
深雪は三脚に乗せられたビデオの後ろに立って雅の股間をアップにした。
「こんなに濡らしちゃって....もうパンツビチョビチョよ♪」
深雪がビデオの後ろに回ったことで、雅隆と雅の間に障害物がなくなった。 雅
隆の目にも雅のパンティの股間が丸見えになった。 残された障害物は目の前の
サッシと雅のパンティだけであった。
三脚からビデオカメラを外して雅の乳房や股間、顔を撮影していく。 雅はこの
時点でも、深雪がビデオテープに自分の恥ずかしい姿を録画していないと信じて
疑わなかった。
「どう、お姉ちゃん? 自分のオッパイをテレビで見るのは? 恥ずかしい?」
「....は、恥ずかしいわ....だから...もうやめて....」
「でもね、さっきよりもパンツが濡れちゃってるのよ。 ほら、テレビを見れば
わかるでしょ? お姉ちゃんのパンツ、ビッチョビチョよ」
深雪の言うとおりだった。 雅が吐き出した淫らな汁は広範囲にショーツを濡ら
し、アンダーヘアーがスケスケになっている。
「こんなに濡らしちゃってるってことは、やっぱりお姉ちゃんは縛られたり恥ず
かしい姿をすると感じちゃうマゾなのね」
「ち、違うわ....私は....そんなのじゃない....」
そう言う深雪もショーツは淫液でグッショリだった。 最初はおもしろ半分に姉
に悪戯をするつもりだったのに、もう止められなくなってしまっていた。 雅が
本当にマゾなのかどうか決着をつけたくてしかたなかった。
もう、雅隆の事など深雪には関係なくなっていた。
深雪はため息をついた。
「しょうがないなぁ....お姉ちゃんも頑固なんだから....」
深雪はビデオカメラの映像を切り替えると、一時停止していたテープを再生させた。
<相変わらず可愛いパイオツじゃねえかよ>
男の無骨な手が乳首を転がしたり引っ張ったりしながら、小降りの乳房を弄ぶ。
 
<さてと....それじゃあ俺から逃げた後に他の男とオ○ンコしてなかったか
調べてやるよ>
男の声に雅はギクッとした。
(まさか....深雪ちゃん....)
雅は雅隆のオナニーを覗いてしまった時の映像を思い出した。 
(ショーツを穿いてなかったわ! たしか....アソコのヘアーがなくっ
て....!!)
ビデオの女性は全裸にされてバイブを埋め込まれていた。
雅は冷たい汗が背中をしたたり落ちたような気がした。 もし、それを深雪に実
行に移されてしまったら....
この段階で恥ずかしくて仕方がないのに、それ以上されてしまってはもうお終い
である。
誰にも見せたことがない秘めたる部分を、あろうことか妹に見られてしまうので
ある。 下手をするとバージンすら妹に奪われてしまうかもしれない。 雅は恐
怖した。
深雪は雅がマゾじゃないことを証明すると言っていた。 雅は自分がマゾだと認
めてやれば深雪が納得してくれると思った。
「もう....もうやめて! そうよ、私は恥ずかしい事をされて感じちゃうの
よ! だから、もう許して!」
雅はもう泣きそうだった。
しかし、最悪のシナリオを想像するとアソコが疼いてしまうのを止めることがで
きない。 ビデオと同じようにされることを雅の心の最奥の一部が望んでいるの
か、ジュクジュクと淫らな汁を吐き出してしまう。
深雪はビデオを一時停止して、ニタッとした。 ワガママそうな、小悪魔のよう
な目が雅の恥ずかしい姿を凝視している。
「やっぱりマゾなんだ。 私の思ったとおりね」
「そうよ! だから、もう気が済んだでしょ!」
「.....マゾなんだったら、私がもっと恥ずかしいことしてあげるよ! だ
から、お姉ちゃんはもっと楽しんでいいからね」
「み、深雪ちゃん!」

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